スクウェア・エニックスがサービス中のアーケード向けタイトル「ガンスリンガーストラトスΣ」。本日8月19日に、「ガンスリンガーストラトス」シリーズ6周年を記念したイベント「ストラトスパーティVI」を開催した。
大型モニターと銃に見立てたガンデバイスで戦う、アーケードゲーム機ならではのダイナミックなプレイフィールが人気を博している「ガンスリンガーストラトス」。
本日行われた6周年イベントでは、全国予選を制した猛者たちが覇を競う公式大会「神位頂上決戦」のほか、“ガンスト”キャラクターのコスプレコンテスト「COSPLAYER'S BATTLE ARENA」などが行われた。
さらに会場では、本作の公式グッズの物販が行われていたほか、イラストコンテストや学生証風のNESiCAがもらえるクイズイベント「アルクトゥルス学園入試」の実施、さらにはゲームのフリープレイエリアも設けられていた。
激闘を制したのはチーム「俺、いらなくね?」!そして「ガンスリンガーストラトス」は新たなステージに
決勝戦で戦うのは、チーム「インフェルノ橋本」vs「俺、いらなくね?」。
「インフェルノ橋本」は夕陽選手を筆頭に、過去の公式大会で好成績を収めた人が多く、対する「俺、いらなくね?」はまだ誰も公式大会優勝者に与えられる称号を所持していなかった。試合前、「自分たちが称号をいただきます」と、「俺、いらなくね?」が「インフェルノ橋本」に宣言する熱い場面もあった。
注目の試合は、序盤からスーパープレーが連発。度々会場から歓声が湧いていたのが印象的だった。特に「俺、いらなくね?」のレミーの立ち回りは秀逸の一言に尽きた。攻めの起点から守りの要まで幅広く役割をこなし、「インフェルノ橋本」側の動きを抑え、上手く翻弄しているように見えた。
決勝戦は最大3試合まで行われる。1試合目は「俺、いらなくね?」が先取し、「インフェルノ橋本」側としてはなんとしても2試合目を取り、3試合目に繋げたいところ。しかし、先制した「俺、いらなくね?」の勢いは凄まじく、お互いのコストゲージを削り合いつつも2試合目はタイムアップで決着。結果、「俺、いらなくね?」に軍配が上がり、見事なストレート勝ちを決めた。
大会が終了した後は、本作のプロデューサーを務める門井信樹氏より、本作の今後のサービスに関する重要なアナウンスが行われた。
まず、8月20日にバージョンアップが行われる。このバージョンアップでは、新たなウェポンパックが追加。会場では新ウェポンパックの紹介動画も公開された。
そして9月末には、「ガンスリンガーストラトスΣ」最後のバージョンアップが実施される。このバージョンアップを以って本作はしばらくの間“充電期間”に入るという。充電期間に入る主な理由としては、「ガンスリンガーストラトス」というタイトルをさらに多くの人に知ってもらうため、世界展開に向けた準備に入るためだという。
しかし、本作がサービスを終了するというわけではない。オンライサービスについても今後しばらくの間継続して行われるので、現行プレイヤーは安心してほしい。
さて、気になる次回作についてだが、ここで門井氏より新たな「ガンスリンガーストラトス」のコンセプトアートが公開。また、次回作を楽しみにしているすべてのプレイヤーに向けて、「世界は広いです。この広い世界で勝負していくためには、生半可な覚悟では挑めません。一旦お休みをいただくことになりますが、新しい『ガンスリンガーストラトス』にぜひ期待していてください」とコメントを残した。
新たなステージに旅立つため、しばらくの間、羽を休めることになる「ガンスリンガーストラトス」。次回作に関してはささやかな発表とはなったが、すでに新しい「ガンスリンガーストラトス」は動き始めている。現行のプレイヤーは少しさみしい気持ちになるかもしれないが、続報に期待しつつ、今しばらく本作を楽しもう。