編集部注目のスマートフォン向けゲームアプリを毎週レビュー!今週は、iOS/Android向け美少年栽培シミュレーションゲーム「栽培少年」を紹介!
今週のおすすめは「栽培少年」!
昭和の日を皮切りに祝日が重なる大型連休週【ゴールデンウィーク】が始まり、新しいゲームアプリを始めようかな、と考えている人も多いのではないだろうか。今回は筆者イチオシの祝日「こどもの日」にちなんで、美少年栽培シミュレーションゲーム「栽培少年」を紹介していく。
「栽培少年」は、魔法の花園で不思議な植物“マンドレイク”を育てる放置系育成ゲーム。筆者の知る“マンドレイク”は、引き抜いた際に悲鳴を上げる人型の薬草で、その声を聞いた者は発狂してしまうという、なんとも恐ろしい植物だ。だが、本作でプレイヤーが育てる“マンドレイク”は、すべて少年。可愛くも格好良くもあり、無限の可能性を秘めた少年たちを栽培できるのだ。
ゲームを始めると園芸部顧問の水無月先生によるチュートリアルが開始。プレイヤーは新入部員として、園芸部だけが知る魔法の花園でマンドレイクを育てていくようだ。
プランターに植えるマンドレイクの種には、それぞれの成長時間があり時間が経過すると芽が出て花が咲く。一見すると普通の花だが、咲いた花をタップすると根の部分の“少年”がお目見えする。登場したマンドレイクは「お散歩」画面の地図上からお散歩を開始すると、それぞれのエピソードやイラストが解放されていく。なお、マンドレイクのプロフィールやストーリーは、「タウン」画面でいつでも確認が可能だ。
マンドレイクの種は、「ビスク人形の種」や「王子様の種」、源義経や弁慶が登場する「牛若の種」など、職業や物語、歴史上の人物をモチーフにさまざまなグループ分けがされている。
中には“社長”や“寿司王”のグループもあり、少年ではなくインテリ青年や筋骨隆々の兄貴が登場することもあるが、それもまた乙だ。個人的には「園芸部の種」から最初にチュートリアルをしてくれた花園の第一人者である水無月先生が栽培できたことが衝撃だったが、スチル絵をみたらこの世界の真理はどうでもよくなってしまった。
また、イラストを4枚集めると開放される「合成」では、マンドレイクに栄養剤をミックスすることで、新たなマンドレイクや、普段とは異なる姿のマンドレイクが作成できる。なお、栄養剤を使うのに必要なスペシャルマンドレイクは、通常のマンドレイクをたくさん集めマスターした後に、確率でプランターから収穫が可能だ。
カリスマ高校生から、少年教皇に香港裏社会の大物、キツネの妖怪や魔界の住人など、とにかく個性的なキャラクターと美麗なイラストが魅力の本作。たくさんのマンドレイクの種を育てて美少年をコレクションし、自分だけの花園に癒されてみてはいかがだろうか。