3DS「逆転裁判6」が本日発売！江城P・山﨑Dのサイン＆握手会イベントをレポート

カプコンは、ニンテンドー3DS用ソフト「逆転裁判6」の発売を記念し、ビックカメラ新宿西口店にて開発スタッフによるサイン＆握手会を実施した。

成歩堂龍一、王泥喜法介のW主人公が爽快な逆転劇を巻き起こす、法廷バトルシリーズの最新作「逆転裁判6」が、いよいよ本日6月9日に発売を迎えた。

これを記念して、本作のプロデューサー・江城元秀氏とディレクター・山﨑剛氏のサイン＆握手会が、ビックカメラ新宿西口店にて開催。平日の午前中に実施されたにもかかわらず、新作を待ち望んでいた多くの「逆転裁判」ファンが足を運んでいた。


	左から江城元秀氏、山﨑剛氏

パッケージのジャケットにサインをお願いする人が一番多かったが、中には「逆転裁判5」の限定版に付いていた「ナルホドスタイルポーチ」や「逆転裁判5 公式ビジュアルファンブック」、「逆転裁判6」のポスター、はたまたニンテンドー3DS本体をを差し出す人も。

江城氏と山﨑氏はサインをしている間も来場者とにこやかに言葉を交わし、お互いに交流を楽しんでいる様子だった。

江城氏と山﨑氏へミニインタビュー！

――ファンの方と直接触れ合える場をもって、改めて発売を迎えた今の気持ちを聞かせてください。

江城氏：ユーザーさんと直接話す機会は、なかなかありません。こうしてサイン会を開くのも初めてなんですよ。本当にたくさんの方に来ていただいて、驚くとともにうれしく思いましたし、皆さんがとても楽しみにしてくださっていたのが肌身で感じられました。楽しんでもらえる姿をずっと想像しながら作っていたので、ぜひじっくり遊んでもらいたいです。

山﨑氏：約2年半の開発期間の中、ユーザーさんのお顔を直接見ることはないので、どういう反応をしてくれるかなと想像しながら作ってきました。それを今から体験してくださると思うと、本当に感慨深いものがあります。

皆さんの目がすごくキラキラしていて、楽しみにしてくださっていることを感じました。楽しんでもらえるかな、という緊張感もありつつ、きっと楽しんでもらえるだろうという自信もあります。僕らが2年半かけて作ったものを、ぜひじっくりと遊んでいただけたらなと思っております。

――ソフトのほかにグッズにもサインをしていましたが、差し出されて驚いたグッズはありましたか？

江城氏：「逆転検事2」のランチョンマットですね、あれはなかなかレアなんですよ。しかも使ってくれていたみたいで、非常にうれしかったです。「逆転裁判5」限定版のポーチもありましたが、こちらもかなり丁寧に作ったグッズなので、持ってきてくださってうれしかったです。

山﨑氏：「逆転検事2」のランチョンマットを見て懐かしい気持ちになりました。とてもありがたいですね。

――本作から初めて「逆転裁判」に触れる人と、シリーズを通してプレイしてきた人に向けて、本作の注目ポイントを教えてください。

江城氏：初めてプレイしてくださる方には、公式サイトにアップされている前日譚のアニメーションで世界観に触れた上でプレイしていただきたいです。チュートリアルもしっかりしていますし、初めて「逆転裁判」をプレイする方にもおもしろいと思ってもらえると思います。興味があるキャラクターが出てきたら、過去作をプレイすると新たな発見があると思います。

シリーズファンにとっても懐かしいキャラクターがたくさん出てきますし、「調べる」のメッセージにも“仕込み”を入れていますので、ニヤリとできるポイントがたくさんあります。アニメーションもシリーズを意識して作っていますので、そちらにも注目してほしいです。

山﨑氏：ほぼ言われてしまいましたね（笑）。「逆転裁判6」は尋問のシステムにはじまり、サイコ・ロックやココロスコープなど、過去作品のゲームの要素が凝縮されているタイトルです。初めて「逆転裁判」に触れる方も、今までの歴史をそのまま楽しめるお得な作品になっています。今まで遊んできた人も、過去作のシステムを懐かしみながら楽しんでもらえると思います。

今までのシリーズに登場したキャラクターを深掘りするシナリオもあれば、新鮮さを感じる事件もたくさん用意していますので、シリーズファンの方にとってもインパクトのあるものに仕上がっています。

――最後に、発売日を迎えての心境と、ユーザーの方へのメッセージをお願いします。

江城氏：たくさんの方に集まっていただいて、こうして発売日を迎えられたのは非常に感慨深いものがあります。本作では「5」の経験を踏まえて、大事にする部分と挑戦する部分の2つを良いバランスで入れられました。自信をもってお送りできるタイトルです。後日配信される追加シナリオもかなり良い出来に仕上がっているので、ぜひ遊んでいただきたいなと思います。

山﨑氏：シナリオも、最初からしっかりと構成して各話を深く作りこみつつ、全体に伏線を散りばめています。一度プレイした後に前のエピソードをプレイすると伏線に気づいてもらえると思いますので、特典でコスチュームを変えたり、「調べる」メッセージを探したりしながら、何回も遊んでいただけたらうれしいです。