「Tokyo 7th シスターズ」2ndライブをレポート！大阪ライブや3rdライブが発表、アニメ映像化プロジェクトも始動

「Tokyo 7th シスターズ（以下、ナナシス）」としては2015年6月に行われた「Tokyo 7th シスターズ 1st Anniversary Live 15'→34' ～H-A-J-I-M-A-L-I-V-E-!!～」以来となる今回のライブイベント。会場をパシフィコ横浜国立大ホールへと移し、夜公演に関してはライブビューイングも実施されるなど、より多くの支配人（ナナシスにおけるプレイヤーの呼称）が見守る中、前回のライブを超える総勢25名のキャストがパフォーマンスを披露した。ここでは、昼の部の模様をお届けしていこう。

マナから「てめーら～！　ごきげんよう～！」の挨拶とともに諸注意が行われると、OPムービーが上映され会場の支配人たちを「ナナシス」の世界へと誘う。ニコルとミトの掛け合い、そしてミトの「ギアを上げろ」の言葉とともに、セブンスシスターズの6人がステージ上に姿を現し、アップテンポなナンバー「SEVENTH HAVEN」を、伝説のアイドルとしてのパフォーマンスで魅せる。続く「FALLING DOWN」は、伸びやかなボーカルとキレのある振り付けで披露すると、会場は冒頭からヒートアップ。

本イベントに出演するキャラクターとキャストを紹介するムービーが流れると、続いて「1・2・3～」のカウントとともに777☆SISTERSのメンバーがステージ上に飛び出し、「KILL☆ER☆TUNE☆R」を披露。ステージ上で12名が躍動する姿は圧巻で、続く「Cocoro Magical」では2人一組での可愛らしいパフォーマンスがあるなど、ポップな楽曲の多い777☆SISTERSならではの見どころのあるステージとなった。

歌い終わると、会場の支配人に向けて挨拶。今回のために新たに用意された夏らしい衣装に触れつつ、それぞれのキャラクターにちなんだ自己紹介を行う。ハルの“メラメラ”を一緒になって唱和するなど盛り上がる中、ここで秋奈さんがステージへと登場。今回が初披露となる「-Zero」を、バックダンサーを伴ってスタイリッシュなステージングで歌い上げる。合間のMCでは猫を彷彿とさせるしっぽを紹介しつつ、「B.A.A.B」では13歳というキャラクターの年齢からはイメージできない、クールさとキュートさを兼ね備えた妖艶なステージを披露し、会場を魅了した。

ここからは777☆SISTERSより派生した4組のユニットが、それぞれのユニットに合わせた衣装で登場し、2ndアルバムで新たに収録されている楽曲を立て続けに披露していった。

最初に登場したNI+CORA（高田さん、大西さん）がテンポの早い「You Can't Win」をキレのあるダンスで魅せると、モモカのタイトルコールから始まるWITCH NUMBER4（篠田さん、中島さん、加隈さん、井澤さん）の「ラバ×ラバ」では、可愛らしい楽曲を手のフリや細やかなステップで表現。

そしてサンボンリボン（中村さん、高井さん、桑原さん）の「セカイのヒミツ」は三姉妹ならではの息のあったパフォーマンスで、SiSH（道井さん、清水さん、今井さん）の「さよならレイニーレイディ」はしっとりと聴かせるナンバーをスタイリッシュな振り付けでそれぞれ披露してくれた。

SiSHとサンボンリボンによるMCコーナーを経て、6人からの呼びかけでステージ上に登場したのは、昨年末にCDリリースを果たし、今回が初のイベント出演となるLe☆S☆Caの3人。緊張感を感じさせつつも「YELLOW」を伸びやかに歌うと、会場も黄色一色のペンライトで応えた。三者三様の挨拶を経て続く「Behind Moon」では、少しの甘酸っぱさを感じさせつつ、間奏では息のあったダンスを見せるなど、初めてとは思えないパフォーマンスを披露した。

続いては、再び登場した4組のユニットによるメドレーコーナー。ショートバージョンではあるものの、「PRISM♪RIZM」（WITCH NUMBER4）、「オ・モ・イ アプローチ」（NI+CORA）、「AOZORA TRAIN」（SiSH）、「たいくつりぼん」（サンボンリボン）と、それぞれに特徴的な楽曲を立て続けに楽しめるのは、このライブだけの試みとしては面白いところ。

そこからは、畳み掛けるようにユニット曲が続く。爽やかな雰囲気を感じさせる「Clover×Clover」（サンボンリボン）から、キャッチーな歌声や振り付けが印象的な「お願い☆My Boy」（SiSH）、パーカー姿で登場し管理人との一体感のあるステージとなった「Girls Talk!!」（NI+CORA）と続き、そして最後は歌詞と曲調、そして振り付けの融合が気持ちいい「SAKURA」（WITCH NUMBER4）で締めくくった。

ここで小休止とばかりにWITCH NUMBER4、NI+CORAによるトークが盛り上がる中、突如4Uのメンバーであるウメが声で乱入してくる。1stライブでは不参加だったウメ役の山下さんに代わり、ハル役の篠田さんが参加したことに関する掛け合いなどが見られる中、“ワタシ”たちの曲、「ワタシ・愛・4U!!」を力強く歌い上げる。

畳み掛けるように披露された「TREAT OR TREAT?」では、3人のボーカルを十分に堪能できる編成になっており、同楽曲に合わせた衣装の魅力とともに会場へアピール。そして「Hello...my friend」は、強いメッセージの込められたその歌詞を、ツインボーカルならではの声の厚みで表現しており、楽器を用いたパフォーマンスとともに会場を盛り上げていた。

その盛り上がりの後に登場したのは、ハルとカジカによるユニット・はる☆ジカ（ちいさな）。女の子らしさをポップに表現した「ハネ☆る!!」を、歌詞通りのとびはねるようなステージングで可愛らしく披露すると、その後は777☆SISTERSがステージ上に集結。初披露となる冬の曲「Snow in “I love you”」、そして1stライブでは冒頭に披露された「H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!」を歌い上げる。

ここでオープニング以来となるセブンスシスターズが再登場し、多彩なパフォーマンスとともに「Sparkle☆Time!!」を楽しく歌い上げる。そして6人からの挨拶が終わったところで、映像とともにナナシスの今後に関する最新情報が公開された

最初に発表されたのは、2017年1月15日になんば Hatchにて開催される「Tokyo 7th シスターズ」初の大阪ライブ公演「t7s LIVE -INTO THE 2ND GEAR- 2.5」。さらに、2017年4月22日・23日には幕張メッセ イベントホールにて、「t7s 3rd Anniversary LIVE（仮）」が2DAYSで開催されることも明らかに。詳細はともに後日発表予定だ。

それに先立ち、2016年10月26日には新ユニット「The QUEEN of PURPLE」のデビューシングルがリリースされる。そして、アニメーション映像化プロジェクト第1弾として、ミュージックビデオ作品「t7s Longing for summer Again And Again」（仮）の制作が発表されると、会場は大きな歓声に包まれた。

会場の管理人たちの興奮冷めやらぬまま、ステージに戻ったセブンスシスターズにより、本作のテーマソングである「Star☆Glitter」が披露される。

さらに777☆SISTERSが「FUNBARE☆RUNNER」を元気いっぱいのパフォーマンスで見せると、会場のボルテージも最高潮に。そして最後はピアノアレンジのイントロを経て、オールキャストが勢揃いしての「僕らは青空になる」。夏を感じさせる曲、そして総勢25名ものキャストが集った迫力のパフォーマンスで魅せて、イベントを締めくくった。

イベント終演後に舞台裏の様子をスクリーン上で見せたりと、イベント全体の演出にもこだわりを見せた2ndライブは、1stライブからの確かな進化と、「ナナシス」の未来を感じさせるに足るものだった。今回発表された新たな展開も含めて、彼女たちの今後に注目しよう。

Tokyo 7th シスターズ

DONUTS

iOSアプリiOS

• 配信日：2014年2月19日
• 価格：基本無料

iOS版ダウンロード

Tokyo 7th シスターズ

DONUTS

AndroidアプリAndroid

• 配信日：2014年11月13日
• 価格：基本無料

Android版ダウンロード

(C) 2014 Donuts Co. Ltd. All Rights Reserved.
写真：スギウラヒロキ、フジオマリア、マツザキリュウジ

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。