アークシステムワークスより配信中のiOS/Android向けアプリ「シェフィ―Shephy―」のプレイレポートをお届けします。
2013年に発売され、大ヒットした1人用カードゲーム「シェフィ」。それをアークシステムワークスの手によりスマホゲーム化したものが、この記事でご紹介するiOS/Android向けアプリ「シェフィ―Shephy―」です。かわいくて、おしゃれなイラストのカードを使って、どんな風に遊ぶのか? ゲームの目的や進め方を、リプレイ記事でお届けします!
手札を使ってひつじを1000匹まで増やそう!
このゲームは、最初にもらえる1匹のひつじを、1000匹まで増やすのが目的です。山札から配られる5枚の手札を使って、ひつじを少しずつ増やしていきます。
手札には、それぞれイベントが書かれていて、タップで選択してから上方向にフリックすると実行します。イベントには、ひつじを増やすものもあれば、逆に減らすものもあります。
イベントを実行すると、その手札は消費され、その分が山札から補充されます。山札がなくなると補充されなくなり、その後に手札を使い切ると、ラウンドが進んで山札が復活します。
敵ひつじが1000匹になる、すなわち3ラウンドが終わるまでに、こちらのひつじを1000匹まで増やせないとゲームオーバーです。また、ひつじが0になると、ラウンドの途中でもゲームオーバーになって、ゲームが終了します。
どんなカードがあるの? イベントの効果を見てみよう
カードには、さまざまな効果があります。例えひつじを減らしてしまうマイナスの効果でも、手札に配られた以上は使わなくてはいけません。どんな効果があるのか、代表的なものを見ていきましょう。
「産めよ」
ひつじカードを1枚コピーするカードです。好きなカードをコピーできるので、1匹よりも3匹、3匹よりも10匹と、少しでも数が多いカードをコピーするのがセオリーです。
「増やせよ」
3匹のひつじカードを得られます。序盤はもちろん、終盤もマイナス効果のカードの生け贄にしたりと活躍できます。
「地に満ちよ」
空いている場に好きなだけ1匹のひつじカードを増やせます。後述するマイナスカードの生け贄に役立ちます。
「メテオ」
ひつじを3枚手放すカードです。なるべく数が少ないひつじカードを3枚選びたいところです。似た効果のカードに、ひつじを1枚手放す「落石」、2枚手放す「嵐」などがあります。
「暴落」
ひつじカードを、枚数が半分になるまで手放します。端数は切り上げなので、3枚なら1枚だけ手放せばOKです。似た効果に、ひつじカードが2枚以下になるまで手放す「過密」などがあります。
「シェフィオン」
最悪のマイナスカードです。ひつじカードを7枚手放すと書かれてますが、場には7枚しか置けないので、実行した瞬間、ゲームオーバーになります。後述する対策カードで回避しましょう。
「牧羊犬」
手札を1枚捨てるカードです。とくに問題のあるマイナス効果のカードを、これで処分しましょう。
「統率」
ひつじをまとめて1枚にするカードです。ひつじカードは1匹、3匹、10匹、30匹、100匹、300匹、1000匹の7種類しかないので、まとめる際にあまった分は切り捨てられます。例えばひつじ3匹のカード4枚を「統率」で1枚にまとめた場合、10匹のカード1枚となり2匹分は切り捨てられます。
1000匹まで増やせるのか?実際にゲームをプレイ!
カードの効果を覚えたところで、さっそく遊んでみることにします!
最初の手札の中に、マイナス効果のカードが3枚もあります。「牧羊犬」で排除してもいいのですが、マイナス効果のカードは種類も多いので温存したいところです。幸いスタート直後でひつじが1枚しかないことを利用し、「暴落」を消化しました。
ひつじカードを半分にする効果ですが、端数切り上げで1枚しかないので、マイナスの効果を発揮させることなく排除できました。このように、マイナス効果を空振らせたり、被害を最小限にとどめることが、ひつじを増やすコツです。
このあとも苦難は続きます。ひつじカードを3枚手放す「メテオ」が来たので「牧羊犬」で排除したら、今度は「シェフィオン」が来てしまいました。上のカード紹介でも書いたように、「シェフィオン」は実行すると即ゲームオーバーのため、絶対に排除しなくてはいけません。
手札にマイナス効果のカードが多いので、仕方なく被害が少ないものは実行して消化します。「地に満ちよ」で1匹のひつじカードを大量に増やしたので、それを活かして「落雷」や「嵐」の被害を最小限にとどめます。最大のひつじカードを1枚手放す「落雷」も、1匹のひつじカードしかないので、1匹のひつじの犠牲だけで済みました。
手札にある「シェフィオン」と、ひつじカード1種類をすべて手放す「疫病」の2枚が非常に邪魔です。ちょうど手札に山札から好きな1枚を選ぶ「霊感」が来たので、手札を排除できるカードを選びます。「対策ひつじ」で、ようやく「シェフィオン」の排除に成功しました。これで一安心です。
序盤にマイナス効果のカードが集中していたせいか、後半はひつじを増やすカードが多く来ました。ひつじのランクを上げる「黄金の蹄」で1匹のひつじカード6枚を3匹に昇格させたあと、「統率」を使って10匹のカードにまとめます。さらに、「産めよ」カードを連続で使って10匹のひつじカードをコピーしまくり、5枚まで増やしたところで1ラウンド終了です。
2ラウンド目の開始です。「統率」が来れば、すぐに10匹のカードをまとめて30匹にできるのですが、運悪くやっかいなマイナス効果のカードが2枚もあります。幸い3匹のひつじカードが2枚ありましたので、ひつじ2匹を手放す「嵐」をこれで消化しました。
その後「産めよ」カードで、30匹のカードを順調に増やします。それをふたたび「統率」でまとめて100匹のカードに消化させ、「産めよ」でさらにコピーしました。このあたりまで来ると、最大数のひつじカードのランクをダウンさせる「狼」の効果が非常にやっかいなので、「対策ひつじ」で排除しました。
ひつじを一気に増やすうえで、おすすめしたいのが「繁栄」と「黄金の蹄」のコンボです。「繁栄」は指定したカードの1ランク下のカードを3枚増やす効果があります。
そして「黄金の蹄」は、前述したように最大でないひつじカードのランクを好きな枚数だけアップする効果があります。ここでは、100匹のカードに「繁栄」を使って30匹を増やしたあと、「黄金の蹄」を使ってそれを100匹に変えました。
どうしても消せなかった「落石」の効果で1枚ひつじを失ってしまいましたが、100匹のひつじカードが4枚で2ラウンドを終えました。
運命の3ラウンド目です。いきなり「統率」が来ましたので、ひつじをまとめて300匹に変えます。300匹の上は1000匹なので、300匹のひつじカードを作ると初めてクリアが見えてきます。
300匹のひつじを作ったら、マイナス効果のカードからきっちり守ることが肝心です。「地に満ちよ」で1匹のひつじカードを増やし、これを生け贄に「疫病」と「暴落」を消化しました。
そして、この2枚を消化したところで、最大のチャンスがやってきました。2ラウンドの終了間際でもお世話になった「繁栄」と「黄金の蹄」を引いてきたのです。この2枚を使って、300匹のカードを一気に増やします。
あとは「統率」でまとめて1000匹のひつじを作ればクリアですが、なかなか引きません。ここまで来ると、ひつじカードを複数失う「メテオ」や「嵐」も致命的なので、「対策ひつじ」や「牧羊犬」で排除します。その後、「統率」ではありませんが「霊感」を引いてきました。ピンチのあとにチャンスありです!
これで山札に「統率」が残っていれば、筆者の勝利です! はたして結果は……?
残ってました! 「統率」で300匹のひつじカード4枚をまとめて、1000匹のひつじカードを作ります。タイムは9分55秒。新記録を打ち立てて、見事にクリアすることができました。
ゲームのリプレイは、いかがでしたでしょうか? 今回は序盤こそマイナス効果のカードに苦しめられたものの、その後はカードの引きもよく、順調にひつじを増やしてクリアできました。
とはいえ、どんなカードを引くかは運の要素もあるので、つぎもクリアできるかどうかはわかりません。少しでも興味を持ったら、ぜひアプリをインストールして、実際にプレイしてみてください! シンプルだけど奥深いゲーム性に、きっとすぐに夢中になりますよ。