バンダイナムコエンターテインメントがGREEにてサービス中の「アイドルマスター ミリオンライブ!」。同作のCDシリーズ「THE IDOLM@STER THE@TER ACTIVITIES 03」の発売記念イベントが、12月17日に行われた。
「アイドルマスター ミリオンライブ!」の新CDシリーズとして展開した「THE IDOLM@STER THE@TER ACTIVITIES」。今回のコンセプトは映画ということで、それぞれのテーマに沿った配役をプロデューサーたちが投票で決め、その結果選ばれた5名によるCDがリリースされている。
“学園ホラー”をテーマとして、11月9日にリリースされた「THE IDOLM@STER THE@TER ACTIVITIES 03」には、木戸衣吹さん(矢吹可奈役)、大関英里さん(佐竹美奈子役)、阿部里果さん(真壁瑞希役)、近藤唯さん(篠宮可憐役)、平山笑美さん(北上麗花役)の5人が参加。ところどころでプロデューサーの笑いがこぼれた、発売記念イベント1回目の模様をお伝えしていこう。
歌やドラマの収録について語る“撮影裏話トーク”のコーナーでは、「赤い世界が消える頃」の間奏で聴くことのできるセリフに関する話題に。一番最初に収録したという霊役の平山さんによる笑い声をはじめ、木戸さんは普通の子らしい「やめてやめて」、阿部さんは即興でのセリフ、そして大関さんは霊に取り憑かれているシチュエーションならではの「もう逃げられないよ」と、多彩なセリフが散りばめられているようだ。
ちなみに、5人のうち木戸さんと大関さんを除く3人は、「ミリオンライブ!」のイベントではあまり絡みがないということで手探りな感じはありつつも、楽しげにトークを繰り広げていた。
続いては、TAイベント恒例の、ボックスから引いたアイドルを主役とした「魅裏怨(読み:みりおん)」のスピンオフドラマを、同じくボックスから選んだ3つのキーワードを全て使って5人全員で作り上げていくというコーナーに。ジャンケンで勝った人から順番にリレー形式で行っていくということで、お分かりの通り、5人目が話を締めるオチ担当となる。
過去2回のイベントと同様に話があっちこっちにいくかと思いきや、それぞれが簡潔に繋いであっという間にまとまっていく展開に。結果的に4回にわたって行われることとなったが、それぞれにオチ担当が変わったり、時折、木戸さんが爆弾(?)を投下する場面もあったりと笑いを誘いつつ、的確にキーワードを盛り込んでスピンオフドラマを披露していた。
その後は、実際に収録されているドラマ「魅裏怨」のエピローグアフターストーリーを、5人が朗読劇として披露。舞台挨拶のプログラムが急遽変更になり、壇上で怪談を披露するという流れで、それぞれのキャラクターならではのコミカルな怪談が語られるが、麗花から語られたのはまさかの…。最後の4人の悲鳴と麗花の笑い声も含め、全体を通して怪談らしい構成となっていた。
最後はもちろんライブコーナー。1曲目の「赤い世界が消える頃」は、テーマにピッタリのミステリアスな楽曲となっているが、振り付けもどこか怪しい雰囲気を感じさせる手を揺らす動きが印象的。また、歌のパート分けや振り付けのバランスなど、5人でのステージを見た時に非常に映えるパフォーマンスとなっていた。
プロデューサーへの挨拶では、演じるアイドルを選んでもらったことに対する感謝などを述べつつ、最後は観客と一緒の「最高!」で盛り上がった「DIAMOND DAYS」で締めくくった。