2K JapanよりリリースされるPS VR/Oculus Rift/HTC Vive向けダウンロード専用ソフト「カーニバル ゲームズ VR」のプレイレポートをお届けする。
2K Japanは、VR専用パーティゲーム「カーニバル ゲームズ VR」を2017年1月にリリースする。PS VR版は1月12日、Oculus RiftとHTC Viveに対応したPC版は1月13日に順次発売される予定だ。価格は2,160円(税込)。
本作は、全世界で900万本の販売を記録した「カーニバル ゲームズ」シリーズ初となるVR向けタイトル。まるで本当のテーマパークに足を踏み入れた感覚で様々なミニゲームを楽しめるということもあり、その注目度は高い。本稿では「カーニバル ゲームズ VR」の基本的な概要を紹介しつつ、筆者が本作を体験したうえでの感想も交えていきたい(筆者がプレイの際に使用したのはPS VR版となる)。
ありきたりな表現になってしまい恐縮だが、本作をプレイしたときに感じたことは、とにかく凄まじいまでの没入感だ。自分が本当にテーマパークにいるような現実味溢れるプレイ体験は、VRならではの凄みと言えよう。周りを見渡しているだけで胸躍る、ファンタジックな世界がそこには広がっているのだ。また、キャラクターがアニメ風のコミカルなデザインのため、カートゥーンの世界に入り込んだような不思議な感覚が味わえるのも、本作ならでは。
この感覚、文字で伝えるのはなかなか難しいので、とにかく体験してみてほしいとしか言いようがないのが悔しいところだ。また、本作の概要を聞いた時、初見では「キッズ向けかな?」と思ったのだが、いざプレイしてみると年甲斐もなく胸ときめいてしまった。本作には、童心に帰れるノスタルジックな魅力もあるのだ。
続いては、本作のメインコンテンツとも言える12種類のミニゲームを紹介していこう。以下がその内容となる。
- アレーボール:9つのボールを転がし、レーンの奥に入れるゲーム。
- リング トス:いわゆる輪投げ。輪は5つあり、上手く棒に引っ掛ければポイントゲット。
- ゴールデンアーム:コントロールの良さに自信はあるか? ボールを投げて金色のミルク瓶を倒しせ。
- ダウンザストレッチ:一着でゴールインするべく、ボールを転がして穴に入れろ。
- ポップダーツ:6本のダーツを投げ、できるだけ多くの風船を割る。動いている的に当てると、8つの風船が全て破裂する。
- シューティングギャラリー:弾は無制限。制限時間内に出来るだけ多くの的に命中させよう。
- クライミングウォール:あたりを見渡し、できるだけ素早くよじ登れ。目指すのは、壁の上の宝物だ。
- シャークタンク:動く的にボールを投げ、できるだけ早く3人のイケニエ全員をびしょ濡れにしろ。
- ファンネルケーキスタッカー:できるだけ多くのケーキをキャッチしろ。
- ホーンテッドハウス:お化け屋敷の中を走るコースターに乗り込み、できるだけ多くの的に弾を命中させよう。
- ファストピッチ:メチャクチャな珠が次から次へと飛んでくる。さて、どれだけキャッチできるか。
- スウィッシュ:制限時間は60秒。バスケットに何回ボールを入れられるかの勝負だ。
筆者は12種類すべてのミニゲームを遊んでみたのだが、特に刺さったのは「ホーンテッドハウス」と「クライミングウォール」だ。
ホーンテッドハウスは、名前からも連想できるように、ホラー系アトラクション。コースターに乗り込み、お化け屋敷を進んでいくテーマパークではオーソドックスなもの。とはいえ、怖いというよりは、どことなくコミカルな印象を受けるのもお約束。ゲーム性は、次から次に襲い掛かってくるゴーストをガンで撃ちまくるガンシューティングタイプ。12種類のミニゲームの中でもゲーム性は高めだ。筆者の一押しである。
クライミングウォールは、次々に出現する障害物を乗り越え、頂上のゴールを目指すアクションゲーム。実際に腕を動かしてプレイするため、本当にクライミングをしているかのような感覚を味わえる。タイミングを掴むのが難しい箇所もあり、何回か失敗してしまうシーンもあったが、それだけに難所を乗り越えた時の喜びは格別だった。非常にプレイしがいのあるゲームなので、ガッツリと本腰を入れて遊びたい時にも適しているかもしれない。
さて、繰り返しになるが、「カーニバル ゲームズ VR」は、PS VR版は1月12日、Oculus Rift/HTC Vive版は1月13日の発売となる。本稿を読んで気になったという方は、ぜひ購入を検討してみてほしい。
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