本日9月23日に東京ゲームショウ2017で行われた、iOS/Android向けアプリ「ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛」ステージの模様をレポートする。

9月15日に発表されたシリーズ最新作「ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛」は、大人に成長する王子・ピエトロと森の魔女・ナルシアが大きな使命に立ち向かう姿を描いた、愛と友情の感動物語だ。個性豊かな3Dキャラクターが、迫力のバトルやボリュームたっぷりのストーリーイベントで物語を紡ぐ。

本日行われたステージイベントでは、ゲーム「ポポロクロイス物語」の開発プロデューサー/原案/構成を務める山本哲治氏(epics)と、運営ディレクターの長島巨樹氏(セガゲームス)が登壇し、本作の概要を紹介した。

山元哲治氏 長島巨樹氏

「ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛」では、初代作品から数えて8年後が舞台になっている。これまでシリーズを通して7作品がリリースされているが、主人公のピエトロは「ポポロクロイス物語」で10歳、「ポポローグ」で12歳、「ポポロクロイス物語II」では15歳。以降は彼の子ども・ピノン王子が主人公となっており、ピエトロとナルシアが結ばれるところは描かれていなかった。本作では山元氏と原作者の田森庸介氏が相談し、この時代設定にしたという。

ステージでは、ゲームに登場する仲間たちがボイスとともに紹介された。
ナルシアの短いスカートを、田森氏はかなり心配していたそうだ。

本作には、「メインストーリー」と「サイドストーリー」の2つの物語が用意されている。メインストーリーはポポロテイスト満載の、ピエトロとナルシアの冒険物語。サイドストーリーは祈り人・ザバドの物語だ。

ピエトロとザバドはまったくちがう境遇を生きているが、同時期に彼らの運命が動き出し、この2つの物語が交差するという。ドラマチックでスリリングなストーリーラインが見どころだ。

「サイドストーリー」と表現されているが、これで1本ゲームが作れるようなボリュームとのこと。

この他にも、仲間一人ひとりの物語を描く「ブレイブストーリー」が存在する。イベント総数は1,000ほどにまでなるそうだが、量よりも作り込んだ芝居の中身を見てほしいと山元氏。

会場では主題歌も一部披露。作詞した山元氏は、ピエトロとナルシアが大人の入り口に立つなかで、ピエトロがナルシアを思いやる気持ちをイメージしたと語った。「ナルシアの涙」の理由は、歌の中にヒントがあるという。

本作の事前登録が本日10時からスタートした。登録者数が5万人を突破すると、SRナルシアがプレゼントされる。かねてからのポポロクロイス物語ファンはもちろん、初めて知ったという人も、登録して愛と友情の感動物語を楽しみに待とう。

山元氏は雨の中、並んでステージを見にやってきたファンに感謝を伝え、ポポロクロイスらしく丁寧に作り込んだ作品を必ず完成させると約束。感動を届けるので期待してほしいとメッセージを贈った。

※画面は開発中のものです。

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