目次
  1. リアルに「ドラクエ」の世界を体験することで日常も楽しめるようになる
  2. 「ドラクエ」の生みの親・堀井雄二氏が登場! 今回も会場に訪れる?
  3. 安田大サーカス&キンタローさんによるトークショー!

この「大魔王ゾーマからの脱出」は、リアル脱出ゲームと「ドラゴンクエスト」コラボ第2弾として8月11日~15日、17日~19日の期間、千葉県・幕張メッセ展示ホール9~11で開催されるリアルイベントだ。参加者は4人ひと組で協力しながら、会場内にある謎や暗号に挑んでいくのだ。ちなみに2016年5月に開催された第1弾では、3日間で4万人を動員している。

リアルに「ドラクエ」の世界を体験することで日常も楽しめるようになる

今回の発表会では、はじめにSCRAP代表の加藤隆生氏より、本イベントの概要説明が行われた。

SCRAP代表・加藤隆生氏。
SCRAP代表・加藤隆生氏。

この「大魔王ゾーマからの脱出」は、日本を代表するRPG「ドラゴンクエスト」(以下ドラクエ)の世界を実際の空間で再現。そこで、実際の人たちとパーティを組み、広大なフィールドを歩き回りながら謎や暗号を解き明かして「大魔王ゾーマ」を倒すというのが目的の体験型ゲームイベントだ。

今回で2回目となる「ドラクエ」とのコラボイベントだが、前回は幕張メッセという広さに翻弄されたという加藤代表。思いつく限りのことを思いつくままやったため、大混乱なまま開催され、それが熱を生みロックン・ロールなイベントになったという。

そうしたことを踏まえて、今回は「ドラクエ」の持つ豊かな物語を深く掘り下げていこうと考えたそうだ。「ドラクエ」の世界に登場するカジノや、踊り子のステージ、ファッションショーのステージなど様々な仕掛けがあり、エンターテイメント施設が多数用意されている。そこで、プレイヤーたちは実際に体験しながら、ゲームの世界観が楽しめるようになっているとのこと。

加藤代表が小学校5年生のときに、1作目の「ドラクエ」が発売されている。そのときに、物語の世界に入った気持ちになって遊んでいた。そうした「体験」を実際の空間に持ってくることで新しいものが生まれ、そこで生まれる「熱」は日常に持って行くことができると考えたそうだ。

デジタルの世界では勇者だが、次の日からはただの大学生になってしまうということではなく、「ドラクエ」の世界をアナログで体験することにより、次の日に学校や職場、友人関係などに持って行くことで世界を救った気持ちで日常を楽しめるというのが、今回の「大魔王ゾーマからの脱出」のメッセージとなっている。

「ドラクエ」の生みの親・堀井雄二氏が登場! 今回も会場に訪れる?

続いて「ドラクエ」の生みの親である堀井雄二氏が登壇。今回のイベントを監修した感想が語られた。

「ドラクエ」の生みの親でゲームデザイナーの堀井雄二氏。
「ドラクエ」の生みの親でゲームデザイナーの堀井雄二氏。

前回と比較して今回の「大魔王ゾーマからの脱出」は、洗練されていると語った堀井氏。様々なコーナーが用意されており、より冒険感が増しているのだという。世界観は2012年8月2日に発売された「ドラゴンクエストX」をモチーフにしているそうだが、そのリリース日と同じ日にこの発表会が行えたことを喜んでいた。

加藤代表は、堀井氏に会う度に震えていたという。言葉のひとつひとつが急所を指してくるそうで、この世界をいかにわかりやすくおもしろくユーザーに伝えるのか、言葉の整理や情報の出し方などを、堀井氏に丁寧に監修してもらったそうだ。

ちなみに前回も、2万人の観客に紛れて会場に訪れていた堀井氏。今回もこっそりと行く予定なのだとか。もしかしたら会場内で、レアキャラの堀井氏に出会うということもありえなくはなさそうだ。

ここで新情報として、出演声優が加藤代表から発表された。勇者姫アンルシアには、早見沙織さんが、大魔王ゾーマは大塚明夫さんがそれぞれ声を演じる。

堀井氏によると、勇者姫アンルシア役の早見さんは、「いただきストリート」の頃から声を演じてもらっているそうだ。大塚さんのほうは今回が初だが、「迫力のある声でゾーマの威厳を表現してもらえることを期待しています」と語っていた。

早見沙織さんが勇者姫アンルシアを、大塚明夫さんが大魔王ゾーマの声を、それぞれ担当する。

安田大サーカス&キンタローさんによるトークショー!

続いて、特別ゲストとして安田大サーカスの3人とキンタローさんが登壇し、トークセッションが行われた。「ドラクエ」は、小中学校の頃からプレイしてたという安田大サーカスの3人。中でもクロちゃんはしょっちゅう「ドラクエ」の番組に出演しており、その中で「トロル」と呼ばれることが多いのだとか。それを聞いていた団長から「似てるかどうかは別として、滑ってはいますね」と突っ込みが入れられていた。

特別ゲストとして開場を盛り上げた安田大サーカスの団長安田とキンタローさん。

恋愛や結婚などで話題となった、前田敦子さんや剛力彩芽さんのものまねで開場を盛り上げていたキンタローさんは、大学生の頃から似ていると言われていたという「ドラクエ」のモンスター「おどるほうせき」の顔まねを披露していた。

これまでリアル脱出ゲームには参加したことがないという、安田大サーカスのメンバーとキンタローさん。ここで謎解き問題に挑戦することに。「表を読め」と書かれたこの問題に、苦悶する出演者たち。安田大サーカスの中では、短大卒で一番高学歴というクロちゃんは何か閃いたのか、解答に挑戦。やや怪しいところもあったものの、見事答えを当てていた。

無事謎解き問題に正解したということで、今回踊り子のイメージの衣装をまとってステージに上がったキンタローさんが、「さそうおどり」という「ドラクエ」の技を披露。すると、徐々にそれに安田大サーカスのメンバーもつられて踊りだし、最後にクロちゃんが踊り始めたところで音楽がストップ!

のけ者扱いになったクロちゃんが団長に詰め寄ったところで、ご存じのネタが登場。団長の赤いふんどしには「ゾーマからの脱出!!」の文字が書かれていた。

最後に「大魔王ゾーマからの脱出」へのメッセージを聞かれた、出演者たち。団長は「ドラクエの世界に入れて、そこから脱出するのは楽しいのではないでしょうか」と答え、クロちゃんは「4人を合わせてできるので、ケンカもしながら脱出することによって……」と話してる途中で、団長から「なぁ~がい」と茶々を入れられていた。HIROさんが「楽しいからみんな来てねー!」とシンプルにアピールすると、団長は「アホはアホなりにこんなコメントで」と、統括していた。

キンタローさんは「みんなでやると楽しかったので、夏休みはまだまだありますから友達同士で来たり、(ここから前田敦子さんのものまねで)新婚さん来て、ラブラブ楽しんでくださいね。ラブラブフライングゲット」と語っていた。

以上で今回の発表会はすべて終了。夏休みのど真ん中に行われるこのイベントに、家族や友人を誘ってみんなで冒険に出かけてみよう!

イベント特設サイト
http://realdgame.jp/DQ2018/

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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