Supercellは本日11月14日、東京・丸ビルホールにてiOS/Android向け新作アプリ「ブロスタ」の発表イベントを開催、ゲストを招いたトークやゲームの紹介を行った。

目次
  1. ゲーム紹介プレゼンテーション
  2. 「ブロスタ」収録ゲームモード
  3. ゲストによるトーク&ゲーム実況

ゲーム紹介プレゼンテーション

クォン・ビョンミン氏
クォン・ビョンミン氏

イベントの初めには、Supercellで「ブロスタ」のアジア担当 統括マネージャーを務めるクォン・ビョンミン氏が登壇し、同社のビジョンについて説明。Supercellでは何年もプレイされ続け、プレイヤーの記憶にずっと残るものを“ベストゲーム”と定義し、そのベストゲームをグローバルでリリースすることを大きなチャレンジとして掲げているという。

これまでにグローバル展開を行ってきたタイトルは4本あり、「ブロスタ」は「クラッシュロワイヤル」から2年8ヶ月ぶりの新作となる。今回「ブロスタ」のグローバル展開を決め、事前登録が始まったことを受けて「日本でもリリースできることを嬉しく思います」とコメント。

同氏からはゲーム内容の紹介も行われた。本作は3対3のチーム対戦型シューティングゲームで、キャラクターごとに異なる武器や必殺技を駆使しながら、リアルタイムの対戦を勝ち抜いていくことが目的となる。ゲーム内には21のキャラクターが登場し、初期段階では散弾銃を使うシェリーや、2つの武器を持ったコルトなどが使用できるとのこと。

キャラクターはリーグ報酬やガチャなど、ゲームを進めることで解放されていくようだ。ガチャで手に入るなかにはレア、スーパーレア、ハイパーレア、ウルトラレア、レジェンドのレアリティが設定されている。また、各キャラには見た目を変える「スキン」も用意されている。これは単純に見た目を変える要素で、スキルが強化されるといった効果はないため、強さにこだわらず好きな見た目を設定できるようになっている。

また、以下のゲームモードがあることも明かされた。

「ブロスタ」収録ゲームモード

エメラルドハント

3対3のチーム戦。敵チームと戦いながらエメラルドを10個集め、カウントダウン終了まで守りぬけば勝利。

バトルロイヤル

ソロもしくは友達と一緒にプレイが可能。一度倒されると復活できない設定のなか、10名のプレイヤーで戦いながら、最後まで生き残れば勝利となる。

賞金稼ぎ

3対3のチーム戦。敵を倒して星を獲得し、試合の終わりにより多く星を集めていたチームが勝利となる。

強奪

3対3のチーム戦。相手チームの金庫を壊し、自分たちのお宝を金庫破りから守ることが目的。時間内に多くの金庫を壊したほうが勝利となる。

ブロストライカー

3対3のチーム戦。ボールを相手のゴールに決め、先に2ゴール奪うと勝利となるサッカー感覚のゲームモード。

ロボットファイト

週末のみ開催のスペシャルモード。3人1チームとなり、AIと対戦していく。ウェーブごとにロボットの軍勢が向かってくるため、それを撃破していくことが目的となる。

ボスファイト

週末のみ開催のスペシャルモード。6名のプレイヤーから1名だけボスに選ばれ、残り5名のプレイヤーでボスプレイヤーを倒すのが目的となるモード。ボスになったプレイヤーはHPや攻撃力が高く、多彩な必殺技を使えるため、ボスの利点をいかして5人のプレイヤーを倒していく。

ゲーム紹介の最後にビョンミン氏は、「『ブロスタ』は短時間で遊べて手に取りやすく、リアルタイムのPvPが楽しめるゲームにすることが目標でした」と話す。MOBAやシューターにインスピレーションを受けながら、それにソーシャル機能を追加することで、毎日飽きずに遊べるゲームを目指したという。同じゲームモードでも、日ごとに異なるマップで遊べるようにすることで、新鮮さを感じてプレイしてもらえるのではないかとアピールしていた。

ゲストによるトーク&ゲーム実況

カジサックさん
カジサックさん

ビョンミン氏によるプレゼンテーションのあとは、お笑い芸人のキングコング・梶原として活動し、2018年10月にYoutuberとしてデビューしたカジサックさんが登場。カジサックさんは自身のチャンネル内で“1つの企画で1つの学びを得る”ことを目標に掲げており、今回はゲームのイベントということで「ブロスタ」をプレイしてのゲーム実況にチャレンジ。

ゲームモードのうち3対3で遊べる「エメラルドハント」を選び、さっそくプレイ開始。「ほかの人が直線から行っているので僕は左から行きますね」「エメラルド取ってすぐ逃げる作戦で行きます」など、うまく状況説明しつつ奮闘する姿を見せる。うまく立ち回っていたが、勝利までのカウントダウンが残り1秒になったタイミングで倒されてしまうなど、ある意味おいしい場面もあったが、最終的には勝利を飾り会場を沸かせていた。

ゲームはプレイしていて楽しいと感想を話す一方で、「実況は自己採点で30点ぐらいかな」と辛目の採点。そんなカジサックさんのために、追加ゲストとしてYoutuber歴4年以上のドズルさんときおきおさんが登場し、実況に向けたアドバイスを行うことに。

「クラッシュロワイヤル」などの実況で知られるYoutuberのドズルさん(写真中央)ときおきおさん(写真右)。

ゲーム配信のポイントとして挙げられたのは3つ。1つ目はカジサックさんも実践していた「作戦を解説する」こと。ゲームに集中しすぎてしまうため、作戦を喋ると状況が分かりやすくなるという。続いて2つ目が「盛り上がるシーンを作る」こと。勝利の場面など、視聴者が見ていて気持ちよくなれるようにするのがいいという。

最後は「視聴者目線を忘れずに」というアドバイス。視聴者と一緒に遊んでいるような、友達とやっている感覚をイメージとして持っていると、楽しい動画になっていくのだとか。

これらを踏まえ、今度はカジサックさん、ドズルさん、きおきおさんの3人で実況に挑戦。カジサックさんが最初のプレイから引き続きエメラルド回収係をやったり、きおきおさんは倒されつつも回復エリアを置くなど、お互いに自分の状況を共有。さらにドズルさんが敵にカウントを取られているといった全体の状況をフォローしつつ、まさにゲーム実況という雰囲気が出来上がったが、残念ながらゲームには敗北。勝利シーンは見せられなかったが、3人でやると楽しいと感想を共有していた。

「2人は本当に楽しそうだし、やり取りや笑顔がすごい。でもゲームの腕はワンチャン僕のほうが上かも(笑)」とカジサックさん。

ゲームプレイの後は、ドズルさんときおきおさんからの質問コーナーに。ドズルさんの「ゲーム実況はこれからもやっていくんですか?」という質問に対しては、すでにサブチャンネルを立ち上げており、そこでゲーム実況をやっていく予定であることを明かしていた。

続けてきおきおさんから「ゲーム実況で大事な3ヶ条の代わりに、Youtube上での笑いの3ヶ条を!」とお願いされると、「そんな偉そうなことは言えない(笑)」としつつも、大事にしている2つの要素を挙げた。そのうちの1つが、自分に向いていないと思うことはやらず「自分に向いていること、自分だけの武器を知ることが重要かな」と話す。

そしてもう1つが、相手へのリスペクトを忘れないことだという。「相手のことを好きになると、おのずと面白いトークができたりする」ようで、これまでチャンネルで絡んできた人は全員大好きになっているとコメント。Youtuber同士での“学び合い”に一区切りついたところで、最後にカジサックさんが「『ブロスタ』は面白くて僕も登録したいと思いますし、ゲーム実況にもチャレンジしていきたいです」とコメントし、場を締めくくった。

ブロスタ

Sulpercell

iOSアプリiOS

  • 配信日:2018年12月12日
  • 価格:基本無料

    ブロスタ

    Sulpercell

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2018年12月12日
    • 価格:基本無料

      ※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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