2018年12月20日に発売予定のPS4/PS Vita/Nintendo Switch用ソフト「√Letter ルートレター Last Answer」のインプレッション記事をお届け。
島根県を舞台にしたミステリーアドベンチャーゲーム「√Letter ルートレター」。そのバージョンアップ版である「√Letter ルートレター Last Answer」のインプレッション記事をお届けします。
まず前作「√Letter ルートレター」についておさらいしましょう。「角川ゲームミステリー」の第1弾として発表された本作は島根県を舞台に、15年前に返信が途絶えたペンフレンド、文野亜弥を探して謎を解くというミステリーアドベンチャー。
システムは古き良きアドベンチャーゲームを踏襲しており、画面内を調べたり気になる人物に話しかけたりすることで進行していきます。「考える」コマンドを使えば次の行動のヒントも出るため、詰まらずに物語を進めることができます。
物語は手紙に書かれていた7人の級友から情報を聞き出し、ペンフレンドの正体だったり、頑なに何かを隠そうとしている彼ら自身の秘密だったりを暴いていくことになります。
クラスメイトとの会話が佳境になると、「追及パート」へ。相手のウソやごまかしを崩す証拠品や言葉を選択していくことに。推理要素が楽しめるようになっています。
また、クライマックスにはゲージの動きに合わせて変化する言葉から、適切な言葉をタイミングよく選んで気持ちをぶつける「マックスモード」も。爽快感のある、こちらのモードも必見です。
ゲームとしては、リアルな島根の雰囲気が楽しめることや、我の強い性格をした主人公のマックスをはじめとした愉快なキャラクターたちの掛け合いなどが話題を呼びました。
そんな「√Letter ルートレター」にさまざまな要素を追加したのが「√Letter ルートレター Last Answer」。
なんといっても最大の特徴は人物や背景が実写になった「ドラマモード」。文野亜弥役をアイドルグループ・スリジエの山本あこさんが演じているなどメインキャラクターたちも注目なのですが、個人的には個性的なサブキャラクターたちが必見です!
本作には90人以上のキャラクターが登場し、なかにはヘンテコなキャラクターもたくさんいるのですが、見事な再現度で実写化されています。前作をプレイした人であれば出てくるだけで笑ってしまうので、ぜひ既プレイの人にこそ遊んでもらいたいです!!
また「実写はちょっとニガテ……」という人もご安心を。本作にはイラスト版の「オリジナルモード」も収録されているため、従来のように楽しむことが可能となっています。
さらに、本作では主人公のマックスにボイスが実装。ベテランの山寺宏一さんがノリノリでマックスを演じています。パートボイスであるものの、インパクトの強いセリフが多く、さらに強烈なキャラクターに仕上がっています。
こまかい部分では「追及パート」のアイテムが使いやすくなっていたり、スキップ機能が改善されていたりと遊びやすくなっています。また、本作は手紙の返信によって物語が分岐しますが、それぞれのルートに追加シナリオが収録されているため、新しくはじめようと思っているなら本作がオススメ。
UFOを見つけてしまったことで政府に捕らわれてしまった「政府の陰謀ルート」などは、さらにめっちゃカオスな展開になるのでぜひ見てもらいたいです(笑)。
もともと、ほかの作品にはないオンリーワンの輝きを放っていた本作ですが、さらに目が離せない作品へと生まれ変わっていました。アドベンチャーゲームが好きな人はぜひ本作「ルートレター Last Answer」をプレイしてみてください!
事前ダウンロード予約を実施中!
対象ハード:PS4 / Nintendo Switch
価格:4,480円(税込)
対象期間:11月22日~12月19日まで
■Nintendo Switch
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000013624
■PlayStation 4
https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0117-CUSA13748_00-ROOTLETTERLAST00