タイトーは本日6月20日、新作アーケード用リズムアクションゲーム「テトテ×コネクト」の除幕式&お披露目会を開催した。
「テトテ×コネクト」は、大型のタッチパネルモニターを使って等身大パートナーキャラクターとペアダンスを行う、2019年冬に稼働を予定しているアミューズメント施設向けの新作リズムアクションゲームだ。
発表されたばかりの本作だが、6月21日から23日までの3日間、タイトーステーション 池袋西口店と名古屋レジャーランド ささしま店でロケテストが行われることが発表されている。それに先駆けて、本作の筐体をお披露目するとともに新情報を紹介する催しが、ユーザーを招いて行われることとなった。
津田美波さん、佐藤聡美さんが声を担当するキャラクターが公開!プロダンサーによる実演プレイも
初公開となるプロモーションムービーの上映後、本作に登場するパートナーキャラクターの声を担当することが発表されている津田美波さん、佐藤聡美さんが登壇し、そのまま除幕式へと移っていく。筐体を見た2人からは、等身大のキャラクターが登場していること、スタイリッシュな筐体になっているなどの感想が語られた。
続いてはタイトー 開発プロデューサーの手塚忠孝氏も加わり、ゲーム内容が紹介される。等身大のパートナーとのペアダンスというコンセプトがそのままタイトルに表れているという「テトテ×コネクト」だが、事前にプレイしたという津田さん、佐藤さんもダンスゲームをキャラクターと向き合って遊ぶことに新鮮さを感じるとともに、上手くできると褒めてくれることが嬉しいとその印象を語る。
そんなゲームのポイントとして手塚氏から最初に紹介されたのが、魅力的なパートナーが等身大で登場すること。開発スタッフの中には、キャラクターに恋してしまいそうな人もいたというその没入感に注目だ。
続いて挙げられたのが、全身を使ってパートナーとペアダンスができること。手塚氏は本作について体を動かすゲームにしたいと考えていたそうで、結果的にペアダンスとリズムゲームが噛み合ったものになったと自信を覗かせた。
そして最後の特徴として紹介されたのが、プレイするほど絆が深まるということ。こちらの詳細はまだ明かせないとのことだったが、絆が深まることでキャラクターのセリフやリアクションなどが変わったり、衣装やアクセサリーで着せ替えできたりといった楽しみ方ができるということだ。
すでに発表されている通り、ロケテストで登場するパートナーキャラクターは、見るコンパニオンドロイド「ドロシィ」(CV:水瀬いのり)、陽気なダンシングエンジェル「フィエル」(CV:沢城みゆき)、眠らぬ街に舞う鬼少年「葦原ゆはた」(CV:島﨑信長)の3人。この組み合わせだけでも異なる印象を持つキャラクターばかりだが、手塚氏によるといろんなプレイヤーの好みに応えられるように考えたそうだ。
さらに今回は、津田さんと佐藤さんが声を担当するパートナーキャラクターが初公開。津田さんが演じるのは、情熱クールなダンス部長「相馬みやこ」。ダンスが大好きで熱血な部分がありつつ、絆を深めていくとツンな部分もほぐれていくキャラクターになっているという。
一方、佐藤さんは甘さたっぷり新人アイドル「パティー」を担当。そのキャッチコピーの通りの可愛らしい印象だが、とにかく一生懸命なキャラクターで、甘いものが大好きという一面もあるそうだ。
イベントの後半では、プロのダンサーによる実機プレイも。まずはデモとして、手塚氏による説明のもと、パートナーキャラクターの選択や身長の設定、操作方法といったゲームの進行が紹介されていった。
ここで一旦、すでに発表されているロケテストの告知へと移り、プレイできる10曲のうち、未公開となっていた「シュガーソングとビターステップ」「サンドリヨン(Cendrillon) 10th Anniversary」「スクランブル交際」の3曲が新たに発表。特に最近リリースされたばかりの「スクランブル交際」については、同楽曲を手がけたDECO*27さんによる推薦で収録されているという。
一通りの情報が紹介されたところで、再びプロダンサーによるプレイが披露されることに。事前に練習を重ねてきたというダンサーが選択したのは、最高難易度のULTIMATE。まさに画面上でキャラクターが踊っている様子そのままに、見事なパフォーマンスで盛り上げた。
先行体験のインプレッションも紹介
除幕式&お披露目会の開催前、わずかな時間ではあるが、メディア向けにゲームをプレイする機会が得られたので、簡単にではあるがインプレッションとして紹介しよう。
まず筐体で目を引くのが、等身大のキャラクターが映し出される大型のタッチパネルモニター。実際に画面の前に立つとその大きさを改めて感じることができるとともに、キャラクターと直接向き合うという、あまりない体験ができるのも特徴的だ。
先ほど触れたとおり、今回は3人のキャラクターからパートナーキャラクターを選択可能。プレイする際には自身の身長も設定することができ、その高さによってキャラクターの位置も変わるようだ。
プレイ中の基本的な操作は全てタッチパネル上で完結しており、サークルが重なるタイミングでタッチする“ヒット”、矢印の方向へスワイプする“スラッシュ”、ゲージが無くなるまでタッチし続ける“ホールド”、タッチしたままガイドに合わせて手を動かす“トレース”が用意されている。特にトレースはキャラクターの手の動かし方に沿ったものになっているため、画面上に表示されるノーツの流れが直線的ではないのが印象的だった。
アーケード向けのリズムゲームで、タッチパネルモニターを用いたものはあまり多くはないためイメージしづらい部分もあるとは思うが、画面上のキャラクターが踊る際の手の動きにプレイヤー自身が合わせる感覚で問題ないだろう。リズムゲームとしてはこれで十分に成立するが、手だけでなくキャラクターの体の動きに合わせることで、より一体感・爽快感のあるリズムアクションが楽しめるというわけだ。
そして、本作ならではのアクションとして用意されているのが“ポーズ”。スラッシュと同じ形式のノーツだが、そこにポーズの表記がある場合に、指定されたポーズを行う必要がある。ポーズをする回数は曲ごとに異なっているようで、カードのような形式になっていることから、実際のゲームプレイ時には変更もできる様子。
なお、今回のロケテストでは1プレイ100円で2曲分プレイできるということだが、本作はGP制を採用しており、リズムゲームのプレイのほか、衣装などの購入などもできるとのこと。実際、今回のゲームプレイ後にはメガネを入手できたのだが、このようにキャラクターのカスタマイズもゲームを楽しむ要素になってきそうだ。
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※画面は開発中のものです。
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