CyberZは、テレビ朝日とeSports分野で協業すると発表し、「RAGE」にテレビ朝日が参画したことを明らかにした。

目次
  1. 協業の内容・分担
  2. 各社代表のコメント

「RAGE」は、2015年にCyberZが立ち上げ、2017年にエイベックス・エンタテインメントと協業をはじめたeSportsブランド。スター選手の発掘やプロリーグの開始など、これまでさまざまな動きをしてきたが、テレビ朝日が参画したことで、今後はeSportsを題材にしたテレビ番組や試合中継などの地上波展開を行うという。これにより、新たなファン開拓や幅広い層への知名度向上を図り、eSports市場のさらなる発展に取り組んでいくとしている。

協業の内容や各社からのコメントについては、以下で紹介する。

協業の内容・分担

「RAGE」が開催するイベント、大会、リーグの企画・制作・運営・配信・放送を3社で提供してまいります。なかでも、大会やリーグの企画・運営・配信をCyberZ、イベントの制作・プロデュースをエイベックス・エンタテインメント、映像制作・地上波放送をテレビ朝日が担当し、オンライン、オフラインに加え地上波メディアを活用し様々なユーザーとのタッチポイントを増やし、eスポーツのプラットフォームを構築してまいります。

各社代表のコメント

株式会社CyberZ 代表取締役社長:山内隆裕

「RAGE」は2015年にスタートしてから早4年目を迎え、来場者が3.5万人を突破、ネット視聴者数も700万視聴を越え、国内でも最大規模に成長してきています。今後、さらに幅広い方々にeスポーツを楽しんでいただくためには、スター選手を生み出すことが最重要事項だと考えております。今回、テレビ朝日様と強固なパートナーシップを組むことによって、RAGE事業の放送面が加速度的に推進され、eスポーツの選手たちをマスに露出していくような取り組みが増えていくと思います。エンターテインメントのリーディングカンパニーであるエイベックス・エンタテインメント様も含む3社で手を取り合い、RAGE事業を力強く成長させ、eスポーツ産業全体を盛り上げて参ります。

エイベックス・エンタテインメント株式会社 代表取締役社長:黒岩克巳

お陰様で、この「RAGE」もCyberZ様と協業を行いはじめてから2年もの間続けさせていただくことが出来ております。これまでは、大会やリーグの企画・運営・配信をCyberZ様、イベントの制作・プロデュースを私共で行って参りましたが、今年より、新たにテレビ朝日様にも御参画頂くということで、高いクオリティの映像制作力と、より多方面に対してのメディア発信力を加えられることに、大きな感謝と期待を感じております。

今後は、私共エイベックスとしても、エンタテインメント性をさらに追及すると共に、この「RAGE」を日本国内だけでなく、世界からも注目されるようなグローバルなコンテンツにしていきたいと考えていますので、今回の協業の実現により、少しでも多くの皆様に認知をして頂くことができるということは、非常に重要であると考えています。

3社がしっかりとタッグを組んで、日本eスポーツ界を席巻していける存在になりたいと思っています。

株式会社テレビ朝日代表取締役社長・COO:亀山慶二

この度、テレビ朝日は、CyberZ様、エイベックス・エンタテインメント様が育ててきた「RAGE」ブランドに参画させて頂き、日本を代表するeスポーツブランドへの成長に貢献すること、そして「eスポーツ」をテレビ朝日の新たな放送/配信コンテンツとして確立していくことを固く決意した次第です。これまでテレビ朝日は関係各所と緊密に連携しながら、サッカーW杯最終予選をはじめとするアジアサッカー連盟(AFC)主催大会、フィギュアスケートGPシリーズ、ゴルフの全英オープン/全米オープン、ワールド・ベースボール・クラシックやプレミア12をはじめとする野球コンテンツ、世界バドミントンや世界水泳、世界体操といった様々なスポーツイベントを、地上波・BS・CS放送ならびにインターネット配信し、感動や興奮を日本中に届けて参りました。

これらの経験や知見を活かし、eスポーツが多くの方々に認められ、日本の文化として根付いていくよう、真摯に役割を果たしていきます。今後の「RAGE」およびテレビ朝日のeスポーツ展開にぜひご期待ください。

「RAGE」公式サイト
https://rage-esports.jp/

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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