Cygamesは、iOS/Android向けアプリ「ドラガリアロスト」のアニバーサリーイベント「DRAGALIALOST CELEBRATION PARTY!」を、1月8日に東京・新木場スタジオコーストにて開催した。
「DRAGALIALOST CELEBRATION PARTY!」は、10月9日にリリースされたアニバーサリーアルバム「DAOKO×ドラガリアロスト」を記念して行われたもの。
スマートフォン向けアプリ「ドラガリアロスト」では、ゲームのBGMやSE等にDAOKOさんの楽曲を多数使用しており、その楽曲を1周年を記念してまとめたのが同アルバムだ。
本イベントは「DAOKO×ドラガリアロスト」に封入されていた抽選券による応募制となっており、抽選で招待された400組800名が新木場スタジオコーストで一夜限りのプレミアムなイベントを楽しんだ。
場内には「ドラガリアロスト」のビジュアルが展示。BGMにも本作の楽曲が使用されていた。 | |
展示されていた巨大なミドガルズオルム。ゲーム内の台詞をしゃべるギミックも。 | |
物販では「ドラガリアロスト」やDAOKOさんのグッズの他、本イベントのためのオリジナルグッズも販売された。 |
開演時間を迎えるとスクリーンにはアニバーサリー衣装のDAOKOさんがSDキャラクターで登場し挨拶。ナーム役のゆかなさん、ムム役の遠藤綾さん、シーリス役の朝井彩加さんも登壇し、イベントはトークコーナーからスタートした。
「ドラガリアロスト」のリリースからこれまでについては、アップデートが多く内容が濃かったため1周年という実感がない。5周年くらいなんじゃないかと1周年振り返る。これまでに印象的だったシーンを聞かれると朝井さんは、シーリスが兄のリュカに「“こんの”バカ兄がぁ!」と怒る台詞をあげる。実は最初の台本には「“この”バカ兄がぁ!」とあり、タメを作ったのはアドリブだったのだとか。また、ゆかなさんはプレイヤーの間ではお馴染みの「スキップチケットをあげるね!」を生声で披露。会場の笑いを誘っていた。
続いて、本作のサウンドプロデューサー・さとまん氏、本作に楽曲プロデュースなどで関わるTAKU INOUEさんも登壇し、楽曲制作についてトークは進んでいく。
「ドラガリアロスト」では、DAOKOさんの楽曲をはじめとするボーカル入り楽曲が多数使用されているのが特徴だが、そこには様々な苦労や工夫があるという。例えばゲーム内に楽曲を実装する際、ミドルウェアで圧縮するので曲は大幅に劣化するのだとか。それを楽曲毎にミックスしなおしてゲーム内に実装しているそうだ。
ゲームと楽曲のシナジーについては、マイページからステージ選択へ切り替える指パッチンのSE音を例に紹介。DAOKOさんの楽曲にはスナップやクラップが多く使われており、そのリスペクトとして効果音に使わているのだとか。
ステージでは、TAKU INOUEさんによるDJパフォーマンスも披露。ルクレツィアとセイレーンの楽曲をミックスして独創的な空間を作り上げた。
イベント後半はいよいよDAOKOさんのライブがスタート。まずは「ドラガリアロスト」の主題歌として書き下ろされた「終わらない世界で」を壮大に歌い上げる。続けて「明けましておめでとう」ということで、お正月レイドの楽曲「明けたら」をリズミカルなダンスと共に披露した。
多くのオーディエンスが期待している中、続いての曲は「ぼくらのネットワーク」。ゲーム内でのホーム画面のBGMとして聴きなれたプレイヤーも多いであろう。続けざまに「おにさんこちら」、「DRIVE」、「ShibuyaK」、「BANG!」とライブ映えする楽曲をキュートに熱唱する。
続いて「『ドラガリアロスト』、1周年を皆でおめでとうという気持ちで楽しんでください」と前置きの後「a n n i v e r s a r y」を歌うと、観客もこれを手拍子で迎えた。
そしてライブはいよいよ終盤に。「水星」などのバラード曲をエモーショナルに歌い上げる。これらは「ドラガリアロスト」の楽曲ではないもののDAOKOのライブではお馴染みの曲たちだ。それ故に驚きにも似た歓声が上がっていたのが印象的だった。
最後は、「また皆さんとお会いできる日を楽しみに、気持ちを込めて歌います」とMCの後に「Cinderella step」を披露。ライブ終了後には「素敵な1日を皆とすごせて本当に良かった」と感謝の言葉を述べ、大きな拍手に包まれながらイベントは幕を閉じた。
セットリスト
- 終わらない世界で
- 明けたら
- ぼくらのネットワーク
- おにさんこちら
- DRIVE
- ShibuyaK
- BANG!
- a n n i v e r s a r y
- 水星
- Cinderella step