12月5日に行われた「『Arcane』シーズン2 制作決定記念!同時視聴&オンライン・トークライブ」のイベントレポートが公開となった。

目次
  1. 「Arcane(アーケイン)」シーズン2 制作決定記念!同時視聴&オンライン・トークライブ 概要
  2. イベントレポート

本イベントには、「Arcane」で声優を務めた小林ゆうさん、佐藤せつじさん、畠中祐さん、楽曲提供&英語/日本語版声優として参加したMIYAVIさん、アニメ好きとして知られる芸人のハライチ・岩井勇気さんが登壇。新時代アニメの魅力や制作秘話のほか、生アフレコも披露された。

「Arcane(アーケイン)」シーズン2 制作決定記念!同時視聴&オンライン・トークライブ 概要

日程:12月5日(日)
出演:小林ゆう[ヴァイ役]、佐藤せつじ[シルコ役]、畠中祐[エコー役]/MIYAVI[楽曲提供/フィン役]、岩井勇気(ハライチ)[ゲスト]、松澤千晶(進行MC)

配信アーカイブ(RiotGamesJP Twitch)
https://www.twitch.tv/videos/1224716628

イベントレポート

「イカゲーム」を超えてNetflixのトップTVショー部門で1位にランクインしたアニメーション「ARCANE(アーケイン)」のシーズン2制作決定を記念した同時視聴&オンライン・トークライブが12月5日に都内スタジオで行われ、ヴァイ役の小林ゆう、シルコ役の佐藤せつじ、エコー役の畠中祐、楽曲提供およびフィン役のMIYAVI、そしてアニメ好き芸人のハライチ・岩井勇気が参加した。

英語版オリジナル声優でもあるMIYAVIは、日本語版でも声優続投。「アニメのアフレコ経験はほぼゼロなので緊張しました」とアフレコ時を振り返り、提供した楽曲については「1年以上をかけて制作しました」と力作であると胸を張った。畠中は「戦闘シーンだけでもほかのアニメとクオリティが違う。登場人物の感情表現がセリフだけではなく、画だけでも胸に迫ってくる。ヴァイとパウダーが別れる時は辛過ぎて涙が止まらなかった!」と絶賛すると、MIYAVIも「各エピソードに必ず泣きポイントがある。僕も娘と一緒に泣きました」と感涙を明かしていた。

佐藤はアフレコを振り返り「画が細かくできているし、画が芝居をしているので、声で芝居の説明をする必要がない。実写作品に声を当てているような感覚。キャラクターが人間の表情をしている」とリアルさに注目。小林は「キャラクターそれぞれのお顔の表情筋から感情が伝わってくるような素晴らしい画。それに引っ張ってもらいました」と作画に感動していた。アニメ好きの岩井も「画の質感がいいし、色遣いや武器を使ったときの色が斬新。どこを切り取ってもアーティスティック」と非の打ち所がないと太鼓判を押していた。

ゲーム版でもヴァイの声を演じる小林は「かけがえのないヴァイというキャラクターの15歳の頃から大人になるまでを演じることができたのは幸せ。アフレコが終わった日に改めてヴァイが経てきた道のりについて考えたりして...。そんな思いにさせてくれたキャラクターに出会えたのは幸せ」と感謝。そしてヴァイのセリフ「言うこと聞いて、カップケーキ もう終わり、帰るんだ、あの、立派なお屋敷に。あたしのことは、忘れて」を生披露。いきなりのスイッチ切り替えにMIYAVIは「普段の大人しい小林さんとのギャップが凄い!」とプロの技に驚いていた。

演じたシルコについて佐藤は「途中まではヴィラン(悪役)だと思っていたけれど、実は子育てに奮闘するシングルファザーだった。よく見ると目も優しい」と愛着を口にし「アニメのオリジナルキャラクターでしたが、実際にゲームに登場することが決まりました!それが公式から発表されたときは、上から3番目くらいの早さでリツイートしました」と喜びを爆発させていた。そしてシルコとして「大丈夫。私たちの力を見せてやろう。思い知らせてやろう」とのセリフを生披露。佐藤は今日のためにシルコをイメージして前髪を渋いピンク色に染めてきたそうだが「この髪の毛で公園を散歩していたら中学生に喧嘩を売られました。シルコのオーラが出ちゃったみたい。もちろん走って逃げました」と衝撃的出来事を明かし、キャスト陣を驚かせていた。

エコーについて畠中は「ゲームの中では若きリーダーキャラだけれど、アニメでは小さい頃からが描かれるので、エコーの成長や葛藤を知ることができて等身大で演じることができた。エコーがより身近になり、奥行きのある人間味のあるキャラクターとして演じるのが楽しかった」と手応え。そして「パウダーはもういない、いるのはジンクス。シルコのもとで動いてる」と劇中セリフを生披露し、「緊張する!」と赤面していた。

フィン役のMIYAVIは「このアニメでそれぞれのキャラクターのバックグラウンドを知った上でゲームをプレイすると没入感が全然違う。ゲームをこのようにアニメ化するのはエンタメの形として新しい。無限の可能性がある」と評して、フィンのセリフ「手がつけられなくなってるって話だが?自分の手下もしっかり抑えられずにどうやってピルトーヴァーを鎮める?」を生披露。「プロの声優さんの後に俺でいいの!?」と苦笑いだった。

本作のためにMIYAVIは、PVRISと楽曲「Snake」を共同制作した。「製作陣の音楽に対するリスペクトが凄いからこそ、ここまでの深みのある世界が作れた。音楽家としてこの作品に関われたことが嬉しい。」とスティングやイマジン・ドラゴンズと肩を並べた胸中を述べ、「ゲーム、アニメ、音楽と色々な形でシナジーが生み出されている。映像面でも音楽面でも賞を受賞すると思う」と予言した。畠中も「特に戦闘シーンにかかる楽曲がカッコいい。音楽に気持ちが乗るし、細部までのこだわりに鳥肌が立つ」、佐藤も「楽曲のカッコよさで気分も上がる」、小林も「音楽があまりにもカッコ良くて、魂を鷲掴みにされて揺さぶられました」と本作における音楽の重要性を口々に語った。

イベント後半では第9話の同時視聴を実施。鑑賞後に岩井が「キャストの皆さんの裏話を聞きつつ観ることができたのは贅沢な時間でした」と喜ぶと、佐藤は「岩井さんがシルコの恰好をしたら似るかも!」と提案。それに岩井は「もし実写オファーが来たら、片目をえぐらせていただきたいと思います」と実写版シルコ役に名乗り出ていた。

畠中は「携わっている人たちの熱量が作品を動かしていることがわかった。これからも世界規模で続いていくので、ここ日本でも盛り上げていきたい!」とワクワク。MIYAVIも「世界のトップレベルが作った作品として後世に残る作品。社会的なメッセージ性もあり、僕らが直面している問題も描かれている。ゲームを知っていても知らなくても誰もが楽しめて感情移入ができる作品です」とアピールしていた。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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