白夜書房は、書籍「ゲームさんぽ 専門家と歩くゲームの世界」(著者:いいだ/なむ)を2022年3月18日に発売する。

目次
  1. ゲームを「学び場」と捉える専門家たちの視点が明らかに
  2. 書籍化クラウドファンディングでは1300万円以上の支援を集める
  3. 商品情報

今回書籍化される「ゲームさんぽ」は、さまざまな分野の専門家に独自の視点でゲームの世界について語ってもらうゲーム実況動画シリーズだ。これまでに、ゲーム内の気象を気象予報士の石原良純さんに解説してもらう動画や、ゲーム内の稲作をお米ソムリエに語ってもらう動画、ボディビルダーから見たゲームキャラクターの筋肉についてなど、さまざまな動画コンテンツが公開されてきた。

こうした専門家の独特な着眼点からゲームを見つめ直すことで、ゲームの造り込みの深さと専門家ならではの視点のユニークさが話題を集めている動画シリーズとなっている。書籍化にあたっては、CAMPFAIREにてクラウドファンディングが実施され、1,300万以上の支援を受けて見事に書籍化が実現され、今回ついに一般販売される運びとなった。

書籍では、本シリーズとゆかりの深い10名の専門家へのインタビューや対談などを通して、専門家たちの専門領域について、動画以上に深く掘り下げられた内容が、フルカラー336ページという大ボリュームで収録されている。専門用語の解説や画像資料なども豊富に掲載されているため、シリーズファンだけでなく、知的好奇心を満たすための1冊としても幅広い層が楽しめるものとなっている。

ゲームを「学び場」と捉える専門家たちの視点が明らかに

書籍化となる本書では、ゲームさんぽとゆかりの深い10名の専門家にご協力いただきインタビュー、対談、講義録といったなど各種のテクストを収録。ゲームさんぽの企画が誕生した背景や各ゲストの専門領域について、動画以上に深掘りしていきます。

扱うテーマは「気象学」「建築史」「景観デザイン」「歴史学」「天文学」「登山」「精神医療」「法学」「メディア論」。専門用語の解説や画像資料も豊富に掲載されているため、ゲームさんぽのファンのみならず、ゲームについての考えを深めたい、知的好奇心に満ちた幅広い読者にお楽しみいただける書籍となっています。

フルカラー336ページという圧倒的なボリュームで、全編にわたり、ゲームで遊ぶ体験の豊かさを全力で肯定する1冊です。

巻頭「ゲームさんぽとは?」

インタビュー「CGアーティストに聞く最先端のゲーム作り」

講義録「物語を遊ぶゲームメディア」

動画でたびたび話題にあがる精神科医・名越康文氏の体癖一覧表なども掲載

書籍化クラウドファンディングでは1300万円以上の支援を集める

ゲームさんぽの書籍化はクラウドファンディングから始まりました。昨年5月14日から6月28日まで実施したクラウドファンディング「【ゲームさんぽ書籍化】ゲーム×教養の可能性をもっと伝えたい!」では、動画の視聴者を中心に、1440名の支援者から総額1306万1715円の支援を集めました。

プロジェクトページ
https://camp-fire.jp/projects/view/414909

商品情報

商品名:ゲームさんぽ 専門家と歩くゲームの世界
発売日:2022年3月18日(金)
定価:1980円(税込)
仕様:単行本(A5版)、フルカラー336ページ
出版社:株式会社白夜書房
取扱先:全国書店、ネット書店

目次

第1章 ゲームさんぽの誕生

(1)すべては3歳児のよそ見から始まった(いいだ、なむ)
(2)ゼルダの伝説×気象予報士の背景(石原良純/気象予報士)
(3)[小論]さんぽ者の系譜 よそ見をする人の文化小史(いいだ)

第2章 ゲームの世界の「体験」

(4)建築・景観(倉方俊輔/建築史家、八馬智/景観デザイン)
(5)歴史(藤村シシン/古代ギリシャ研究家)
(6)自然(永田美絵/プラネタリウム解説員、秋本真宏/歩荷)
(7)[インタビュー]CGアーティストに聞く最先端のゲームづくり(榊原寛/CGアーティスト)

第3章 ゲームと人間社会

(8)心理(名越康文/精神科医)
(9)法律(水野祐/弁護士、法律家)
(10)[講義録]物語を遊ぶゲームメディア(ドミニク・チェン/情報学研究者)

終章

(11)[小論]ゲームさんぽ 遊びと勉強のあいだで(なむ)
(12)10人の専門家が選ぶ 入門ブックガイド

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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