カジュアルさとガチさを兼ね備えたハチャメチャレースゲーム!「チョコボGP」の先行プレイレポートをお届け

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スクウェア・エニックスが2022年3月10日に発売を予定しているNintendo Switch用ソフト「チョコボGP」のプレイレポートをお届けする。

「チョコボGP(チョコボグランプリ)」は、チョコボやその仲間たちが個性的なマシンとともに参戦するレースゲーム。ファイア、エアロといったおなじみの魔法や、キャラクター固有のアビリティが飛び交うハチャメチャなレース展開が特徴だ。今回、そんな本作を先行してプレイできる機会を得たので、ストーリーモードとオンライン対戦を中心としたプレイレポートをお届けする。

軽快なストーリーと丁寧なチュートリアルでレースに慣れよう!

ストーリーモードでは、チョコボと仲間たちによる物語を楽しみながら、ゲームの基本的なルールを覚えることができる。優勝すれば、なんでもひとつだけ願いが叶うというレース大会。ご褒美にひかれてレースへ参加するための旅を始めたチョコボたちは、道中でさまざまなキャラクターと出会い、会場へ向かっていく……というのが物語のあらましだ。

ストーリーには、チョコボやモーグリたちのほか、シドやティナ、ビビといった「ファイナルファンタジー」シリーズでおなじみのキャラクターたちも登場。フルボイスで展開されるため、原作ではCVが付いていなかったキャラクターたちの声が聞けるのも嬉しいポイントとなっている。

ギャグ漫画的なノリで進んでいくストーリー。中には「あの名台詞をここで!?」という場面も。

ストーリーを楽しんだ後は、「○○よりも先にゴールする」など、勝利条件付きのレースに挑戦。条件を達成すると次の章が解放され、キャラクターやマシンのほか、カスタマイズアイテムなどと交換可能なアイテムチケットを手に入れることができる。

ストーリー上のレースには勝利条件に加え、「○分以内にゴールする」などのミッションも設定されており、多くのミッションをクリアすれば、報酬として追加でアイテムチケットを入手可能だ。

個性が爆発したキャラクターのマシンにも注目。シドが戦車を操っていたり、(何故か)トランス状態のティナが魔導アーマーに乗っていたりと、「それでレースに出られるのか」というツッコミどころとこだわりが満載となっている。

マシンはキャラクターごとに「スピードタイプ」「ノーマルタイプ」「グリップタイプ」の3種が用意されており、それぞれ色やステッカーの変更も可能。好きな見た目で走るもよし、性能を追求するもよしだ。

キュートなキャラクターたちを見ているだけでも満足できるストーリーモードだが、特筆すべきはチュートリアルとしての丁寧さだろう。ストーリー上のレースは勝利条件こそあるものの、操作やルールを覚えるモードとしてかなり丁寧な作りとなっており、ハンドル操作やドリフトといった基礎から身に着けていくことが可能となっていた。

特にレースゲーム初心者が躓きやすい「アイテムの種類が多すぎて覚えきれない」といったポイントは配慮されており、10種以上ある「魔石」の中から数種類ずつが順番に解放。まずは一定時間ブースト状態になる「ヘイスト」、次の章では前方に向かって炎の球を撃つ「ファイア」……と、基本的なものからテクニカルなものを順に覚えていけるため、無理なくステップアップできるのが良い点だと感じた。

ハプニング満載のレースで優勝を目指せ!最大64人で競うオンライン対戦モード

ストーリーモードでルールをしっかり覚えた後は、オンライン対戦モード「チョコボGP」に挑戦だ。チョコボGPモードでは、最大64人でマッチングし、8人対戦による各レースで4位以内にゴールすると次のレースに出走可能。最大4レースに出走でき、決勝戦を1位でゴールすると優勝となる。当然、勝ち進んでいくごとに猛者が集まっていくため、決勝ではシビアなレースを楽しむことが可能だ。

筆者は「シヴァ(CV:新井里美)」を選択。
しばらく見ないうちに、自撮りを欠かさない現代風の少女へと進化していた。

対戦では、同じものを集めることで強化できる魔石や固有アビリティの使いどころが重要。特に1位で走っている際は、魔石の攻撃を一度だけ防ぐ「マバリア」の魔石を保持して強化を狙うか、攻撃系(「ファイア」など)や設置系(「ウォータ」など)の魔石で後ろのプレイヤーにプレッシャーをかけるかの選択が常に求められる。

シヴァの固有アビリティ「ダイヤモンドダスト」は、強力な冷気によって他キャラクターの動きを制限できる。

また、一風変わった要素として、「チェンジ」の魔石も挙げておきたい。この魔石、キャラクターの位置が変わるワープホールを2つ出現させる効果を持つのだが、自分の出したワープホールは他のプレイヤーも通ることが可能。自分が使う時は注意しなければならないが、他のプレイヤーのワープホールに入ることで思わぬ逆転を生むこともあるのが面白い。

他プレイヤーに影響を及ぼすのはチェンジの魔石だけではない。例えばチョコボの固有アビリティ「チョコダッシュ」は、ブースト状態で一定時間自動走行しながら後ろにリングを出現させるのだが、そのリングを通過したキャラクターにもブーストがかかる。有利な状況を作り出すだけでなく、こうした“ハプニング”を生む魔石やアビリティによって、最後まで結果が分からないエキサイティングなレースが実現していた。

これはオンラインに限ったことではないが、コースが短めに作られているのも個人的には良い点と感じた。各コースには「ショート」「テクニカル」「ロング」「ハイスピード」といった種類があるのだが、ロングのコースでもそれほど長くはなく、覚えておいた方が良いギミックも多くはない。ストーリーモードと比べると、駆け引きなどの観点で“ガチ”ではあるものの、本作の魅力であるカジュアルさは残したまま、気軽に楽しめる内容となっていた。

「FF5」にも登場する「ビッグブリッジ」では、左右交互に降りる踏切の見極めが肝心。

初心者も熟練者も楽しめるレースゲーム!

本作ではそのほかにも、4レースで構成されるシリーズを走る「シリーズレース」や3周のタイムを計測する「タイムアタック」、ルールをカスタマイズして遊ぶ「カスタムレース」など、さまざまな遊び方が可能。また、チョコボGPモードのほか、ストーリーのプロローグや条件付きながらマルチプレイを体験できる無料版も配信されるなど、総じて間口は広く、しかし極めると深いゲームという印象だ。

「チョコボ」シリーズや「ファイナルファンタジー」シリーズのファンはもちろん、レースゲームを初めて遊ぶという人も、ぜひ一度プレイしてみてはいかがだろうか。

※画面は開発中のものです。

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