角川ゲームスは、PS5/PS4用ソフト「Relayer」について、4月28日に大型アップデートを配信する。
今回のアップデートでは、「機体改造システム」が搭載されるほか、スキル使用時のエフェクト演出のオン/オフ機能などのプレイアビリティを向上させる新機能が追加される。
また、これらの対応にあわせて、不具合の修正やゲームバランスの調整も実施されるので、より快適で戦術的になった本作をプレイしてみてはいかがだろうか。
以下、発表情報をそのまま掲載しています
「Relayer(リレイヤー)」では、スターチャイルドをはじめとしたパイロットが搭乗するロボットは、装備の購入・強化のほか、カスタムチップを付け替えることでカスタマイズを行っていました。今回のアップデートにて「機体改造システム」が実装され、「スターゴールド=SG(ゲーム内通貨)」を消費してロボットの改造を行い、パラメータを強化できるようになりました。
改造できる項目は6つあり、1項目あたり10段階の改造が可能。すべての改造段階を最大まで進めると、ロボットの外見が変化し、専用のボーナスも解放されます。ステラギアと自軍クエーサーを含めたプレイアブル機体20機をカスタマイズできます。
なお、この「機体改造システム」は、第3章(第14話)終了のタイミングで解放されます。以下では、3つのステップで機体改造の流れを解説します。
「機体改造」は、「Central Control Center(=CCC)」内に新設される「格納庫」のメニューから行えます。「CCC」のメニュー画面にある「育成」→「格納庫」と進むと、現在所持している機体とキャラクターの一覧が表示されるので、任意の機体を選択して「機体改造」の画面へ移行します。
「機体改造」ではSGを消費して、ロボットの6つの部位の強化を行います。改造を行うと、各部位に対応したパラメータが上昇。上昇するパラメータは画面右下のレーダーチャートでも確認可能です。また、L1、R1ボタンを押すことで、改造する機体の変更ができます。改造可能な部位と、上昇するパラメータは以下のとおりです。
ブースター(BOOSTER):ブースターを改良し、機体の機動性(AGI)を向上させます。
ジェネレーター(GENERATOR):ジェネレーターを改良し、機体の命中・回避性能(TEC/SCH)を向上させます。
アーム(ARM):機体のアームの精度を改良し、攻撃性能(ATK/G-ATK)を向上させます。
ボディ(BODY):機体の装甲強度を上げ、防御性能(DEF/G-DEF)を向上させます。
フレーム(FRAME):機体のフレーム強度を上げ、耐久性(HP)を向上させます。
コンデンサー(CONDENSER):機体のコンデンサーを改良し、SPの最大値を増加させます。
前述の6部位すべてを最大まで改造すると、各機体の「ファイナルフォーム」が解放されて外見が変化します。同じタイミングで、専用のパッシブスキルである「フルカスタムボーナス」も解放。なお、機体ごとに設定されているフルカスタムボーナスは□ボタンであらかじめ確認できます。好きなキャラクターの愛機を優先的に強化したり、フルカスタムボーナスのスキル獲得を目的に強化したりと、プレイヤーの育成方針に合わせてカスタマイズをしてみましょう!
6部位をすべて改造を行うと、画面に「Final Form」の文字が挿入!フルカスタムボーナスのパッシブスキル「ナノマシン」(=行動開始時に、最大HP20%回復)を習得すると同時に、テラの愛機・アストライアの背面に大型ウィングが取り付けられるなど、外装が大きく変化します。機体名称も「アストライア FF」へと変わります。
「機体改造システム」以外にも、スキル演出の演出オン/オフ機能のほか、各種新機能を追加し、プレイアビリティ改善が施されています。以下の新機能で、より遊びやすくなった「Relayer(リレイヤー)」をお楽しみください!
自軍と敵軍がステージ内で使用する、パッシブスキルとアクティブスキルのエフェクト演出をカットできるようになりました。オプションのバトルメニューから、オン/オフの切り替え可能です。
※ただし、エフェクト演出をオフにした状態でも、状態異常付与時、ビッグバンを使用した際は、効果が判別できるように演出が挿入されます。
出撃前の編成画面において、「セーブ」と「ロード」が可能になります。出撃メンバーの変更などを行い、一時保存や中断をする際に便利です。
編成画面のメニュー項目に「出撃」ボタンが追加。従来のOPTIONボタンに加えて、メニュー項目からも出撃可能となります。
宇宙科学資料室の「ライブラリ」機能にて、未取得の武器を「???」で表示し、未取得武器の数量を把握しやすくしました。また、該当武器が取得可能な場合は、取得条件が表示されます。
PS5やPS4をスリープモードにした際に、ゲーム内のプレイ時間が加算されなくなりました。
今回の大型アップデートでは、各種バランス調整に加えてVer.1.03までの不具合についても修正いたしました。バランス調整における「敵AIの思考調整」は特徴的で、敵軍の行動パターンが攻撃的に変化します。敵軍が進軍するため、プレイヤーは広い戦術眼を用いてバトルに挑むことになります。
以下では今回のアップデートで反映された、バランス調整および不具合の修正内容について触れていきます。
これまでの敵AIは「自ユニットの危険範囲外で待機する」戦術から、「ターン経過などで進軍する」ように、思考が変化します。自軍であるアステリズムに積極的に進軍してくるため、進軍ルートを想定したり、乱戦状態を避けるように戦ったりと、これまで以上に戦術的なバトルを体験できるようになります。
バトルシミュレーター内でしか入手できない「エヴォル」シリーズの武器が、第4章スタート時にショップラインナップに追加されるように修正しました。「エヴォル」シリーズが武器改造で「フレア」シリーズに変化した場合、ショップで購入することで改造をやり直せます。
バトルシュミレーター第19話のマップ内に配置されている宝箱の中身を「エヴォルアンカー」から「エヴォルビット」に修正しました。本修正およびショップラインナップの更新により、武器コンプリートのトロフィー「ウェポンマスター」が獲得できない不具合が解消されます。
・タンク上級職のガーディアンのパッシブスキル「宿星の加護」がHP25%以下でなくとも発動する不具合を修正
・バフやデバが最大時のときに重ね掛けした際、有効ターン数が更新されない不具合を修正
・ビッグバンゲージを消費する固有スキルを使用した際に、経験値を獲得できない不具合を修正
・ハレーが「MOV+1」を装備できない不具合を修正