「トリスティア」を今の時代に遊べるとは…！（感激）「トリスティア：レガシー」「トリスティア：リストア」試遊レポート【TGS2022】

0 2022年9月17日 18:03

担当：TOKEN

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千葉・幕張メッセにて2022年9月15日～18日にかけて開催の東京ゲームショウ2022。KONAMIブースにて試遊出展されていた「トリスティア：レガシー」「トリスティア：リストア」を紹介する。

駒都えーじ氏の新たなビジュアルが映える「トリスティア：レガシー」
どたばた感はミニゲーム要素で！「トリスティア：リストア」

「蒼い海のトリスティア～発明工房奮闘記～（以下、トリスティア）」といえば、工画堂スタジオが2002年にPC向けにリリースした街発展シミュレーションゲーム。後にPS2やPSPに移植されたほか、OVA化などのメディア展開が行われていたことからも、記憶に残っている人もいるのではないだろうか？

それから20年。“蒼いシリーズ（もしくはDeep-Blueシリーズ）”としてさまざまなタイトルがリリースされてきたが、ゲームとしては2010年に発売となった「白銀のカルと蒼空の女王」を最後に新作はリリースされておらず、今回発表された「トリスティア：レガシー」「トリスティア：リストア」はファンにとっては待望ともいえるシリーズの再始動となっている。

「トリスティア：レガシー」「トリスティア：リストア」が発表！TGS2022のKONAMIブースで試遊出展

発表にもある通り、「ふたつのRestore（復旧）」をテーマにしており、「トリスティア：レガシー」では、「トリスティア」のグラフィックをフルリニューアルするかたちではじまり物語を楽しめる。また、「トリスティア：リストア」は新感覚どたばた切り盛りアクションとして生まれ変わった、カジュアルなゲーム体験を提供する。

筆者も当時、オリジナル版をプレイしたユーザーの一人。このようなかたちで再び「トリスティア」として展開することに感動するとともに、どのようなゲームになっているのかが気になったので試遊させてもらった。

駒都えーじ氏の新たなビジュアルが映える「トリスティア：レガシー」

「トリスティア：レガシー」は、主人公であるナノカの工房を中心に街を発展させていくシミュレーションパートと、キャラクター同士のやり取りを中心に楽しめるアドベンチャーパートで構成されている。今回の試遊では、ナノカがトリスティアにやってきてすぐの、工房を構えた頃からの流れを楽しむことができる。

基本的な流れはアイテム研究によってレシピを発明し、そこから必要な素材を集めてアイテムを制作していくというシンプルなものだが、アイテム研究ではお金を消費するため、あまりにアイテム制作に没頭してしまうとお金がショートしてしまう可能性がある。制作したアイテムはほかのお店に売ることができるので、上手くお金を回しながら街を発展させていこう。

上記の通り、ゲームとしてはほぼオリジナル版をイメージしておけば間違いないかと思うが、本作ではビジュアル面が一新されている。これはゲーム画面はもちろんのこと、駒都えーじ氏がデザインしたキャラクターのグラフィックも例外ではない。今の時代に合わせたビジュアルではあるが、プレイした当時に印象的だったリアクションなど描き起こされているので、そちらもぜひチェックしてほしい。

どたばた感はミニゲーム要素で！「トリスティア：リストア」

「トリスティア：リストア」は、従来の“蒼いシリーズ”とは一線を画するアクションゲームとなっている。ストーリー自体は「トリスティア」の流れをかいつまんだものになっている印象で、あくまでもメインはステージクリア型のゲームとなっている。

ゲームの流れとしては、必要な素材をBOXから取り出し、それらを太陽炉に入れることでアイテムを制作し、納品していく。時間内に条件を満たすことでクリアとなるが、アイテムを納品すればするほど、より多くのお金が得られるという仕組みだ。某クッキングアクションゲームを思い出してもらえると、近いイメージではないだろうか。