操作感の異なる神園姉妹のアクションが楽しい！「Grim Guardians: Demon Purge」試遊レポート【TGS2022】

「Grim Guardians: Demon Purge」は、悪魔の城となった学校を元に戻すため、“悪魔ハンター”を生業とする2人の女子高生が戦う2D横スクロールアクションゲームだ。

主人公である神園しのぶと神園真夜は「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」に登場したキャラクターだが、本作はあくまでインティ・クリエイツの特色ともいえるハードなアクション性が反映されている。また、悪魔ハンターという設定を活かすかたちでの世界観も反映されていて、独自の魅力を生み出している。

ゲームは、しのぶと真夜を切り替えながら進めていく。しのぶは長い射程と高連射なサブマシンガンをメインウェポンに、安全な位置から悪魔を掃討する遠距離アタッカー。真夜は折り紙をつかってさまざまな武器を作り出すテクニカルな近接アタッカーと、その特徴は大きく異なる。敵の配置やギミックによってそれぞれを切り替えることで、効果的にステージを攻略していけるという仕組みだ。

すでに触れている攻撃手段の違いだけでなく、身長差の違いもゲーム上で表現されており、真夜は近距離で敵と向き合うリスクは抱えるものの、その分背の低さによって敵の射程を避けられたり、狭い道を通り抜けられたりと、有利に運べる部分もある。また、WEAPONポイントを用いることで、各キャラ固有の選択式のサブウェポンも繰り出せる。そちらも3つのバリエーションが用意されているため、戦略に応じてチョイスしていくことが可能だ。

ちなみに、しのぶと真夜の体力ゲージは独立しており、例えば片方のゲージが無くなるとそのままステージ上で倒れてしまい、もう一方のキャラクターが助けに行くことで再び2人で行動できるようになる。2人の体力ゲージが無くなるとコンティニューとなるため、立ち回りにも注意しておきたいところ。

キャラやWEAPONの切り替えを有機的に楽しむのが本作における楽しみ方なのは間違いないが、さらに2人プレイではそれぞれのキャラクターを操作できるように。自分の操作するキャラクターの特性を理解しながら協力し合うという意味で、また違った遊びができそうだ。

現時点では発売日などの情報は出ていないため、いつ頃プレイできるようになるかは気になるところだが、歯ごたえのある2Dアクションを楽しみたいという人は、注目しておくといいのではないだろうか。

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