2022年10月1日・10月2日、Aichi Sky Expo ホールAにて「アイドルマスター SideM」のライブイベント「THE IDOLM@STER SideM 7th STAGE ~GROW & GLOW~ STARLIGHT SIGN@L」が開催。ここではDAY1の模様をお届けする。
本ライブは現地での有観客に加えて、ASOBISTAGEでの配信も行われている。アーカイブ配信はDA1/DAY2共通で10月3日(月)18時~10月10日(月)23時59分(購入は10月10日(月)12時)まで行われる予定だ。リアルタイムに視聴できなかったプロデューサーたちは、こちらを利用しよう。
DAY1出演者
W:菊池勇成さん(蒼井悠介役)、山谷祥生さん(蒼井享介役)
彩:バレッタ裕さん(華村翔真役)、中田祐矢さん(清澄九郎役)
Café Parade:狩野翔さん(神谷幸広役)、児玉卓也さん(卯月巻緒役)、小林大紀さん(水嶋咲役)
もふもふえん:矢野奨吾さん(岡村直央役)、古畑恵介さん(橘志狼役)
THE 虎牙道:寺島惇太さん(大河タケル役)、濱野大輝さん(円城寺道流役)、小松昌平さん(牙崎漣役)
C.FIRST:伊瀬結陸さん(天峰秀役)、宮﨑雅也さん(花園百々人役)、大塚剛央さん(眉見鋭心役)
事務員である山村賢の登場の変化に驚かされつつ、アイドルたちが現れたのは満点の星空のような会場。夢の世界へ誘うようなオーバーチュアから、会場中央のセンターステージで「Growing Smiles!」を熱唱する。輪になったアイドルたちがぐるりと回りながらプロデューサーへ笑顔を届けたあとは、C.FIRSTの挨拶からスタート。自己紹介はアイドルたちのお馴染みのセリフかと思いきや、今日のライブへの意気込みが感じられる新規のセリフが披露される。合間にはあえてアイドルとギャップのあるボイスで名乗り、メインMCを担当したC.FIRSTの面々が困惑する微笑ましい一幕も。
ユニットの開幕を飾ったのは、彩の「喝彩!~花鳥風月~」だ。冒頭では全アイドルが振り付けと共に彩へ寄り添い、ライブへの十分な気合いの入りようを覗かせる。パワフルな舞と共に紙吹雪が咲き乱れ、開始直後からまるでクライマックスのような盛り上がりを見せる。
そのままノータイムでTHE 虎牙道の「Hungry?」へ突入し、メインステージではこれでもかというほど火柱が上がる。特殊効果を存分に堪能した後は、Wがトロッコでプロデューサーのすぐ近くへ。2人だからこその美しいハーモニーを響き渡らせ、会場へ「AFTER THE RAIN」の歌詞のように七色の虹をかけていく。
もふもふえんの「伝えたいのはこんなきもち」の際には、さまざまな思い出を呼び起こすカードイラストをスクリーンに映し出す。ペンライトを握った2人がキュートなステップで体を揺らし、最後はスクリーンいっぱいに広がる「ありがとう」のメッセージも。Café Paradeの「Teatime Cliché」はポップでおしゃれな曲調に合わせた振り付けで、指先やつま先まで神経を行き届かせているのが感じられた。メインステージで立ち位置を入れ替えながらも息ぴったりの動作でプロデューサーを魅了し、Wともふもふえんを加えた「ミュージアムジカ」ではセンターステージと花道を大きく使って躍動していた。
もはや終盤戦のようなアップダウンの激しい序盤を乗り越え、最初のトークパートでは菊池さんが久しぶりとなった「AFTER THE RAIN」への喜びを爆発させ、山谷さんも会場を埋め尽くすプロデューサーとの触れ合いへ嬉しさをあらわに。小林さんは自身の楽曲よりも先に「伝えたいのはこんなきもち」への感動を語り始め、改めて「Teatime Cliché」のもつドラマ性の強い曲の歌詞についても話していく。
続いてC.FIRSTの3人が、それぞれのソロ曲を引っ提げてステージへ。「アイドルマスター SideM」へ加わって以降、大きな会場でのライブ経験がそう多くはないメンバーとは思えないほど堂々と歌い上げる。伊瀬さんはヘッドフォンを外すような仕草も交えて「GO NEXT」を歌い、宮﨑さんの「Hundreds Color」ではモノクロで始まった配信映像に少しずつ色が戻っていく演出で心が締め付けられる。大塚さんは「KARMA」で切れ味鋭いダンスを見せつけ、強い視線に心を射抜かれたプロデューサーも多かったのでは。
ここでは3人がそれぞれの楽曲やステージ裏でのやりとりなどについて存分に語ったほか、1年間パーソナリティを務めた「アイドルマスター SideM ラジオ 315プロNight!」の思い出も振り返る。先ほどの力強いパフォーマンスから一変、ふわふわとした和やかなトークの後にはスクリーンに齋藤社長と賢が登場。ここから全ユニットのアイドルたちが、315プロダクションの全体曲や衣装について話し合い、内容を詰めながらリハーサルを迎える様子が描かれる。
そのままアプリ「アイドルマスター SideM GROWING STARS」1周年を記念した衣装「ファーストグロース」に身を包んだアイドルが再びステージへ舞い戻る。全体曲「Take a StuMp!」にはそれぞれのユニット名を叫ぶコールやユニットらしいポーズが取り入れられていて、彼らが相談しながら辿り着いた結果として受け止めると非常に感慨深いものがあった。コールの声こそ出せなかったが、プロデューサーたちの返したかった想いはきっとアイドルへ伝わっていたように思う。
会場のプロデューサーと記念写真を撮影した後は、スクリーンにアプリのMVを流しながらライブ後半戦が始まる。もふもふえんは「はるかぜバトン」でトロッコに乗り込み、プロデューサーのもとへ出発。Wは体操のお兄さんとしてプロデューサーへ振り付けをレクチャーし、ぴょこぴょこと跳ねながら誰も予想できなかった「VIVA!!ファミリーリズム」を届けてくれた。
「じょうずにできました!」と褒められた後は、Café Paradeの5人の息吹を感じられた「Pavé Étoiles」へ。あらゆる感情が“キュン”に持っていかれる感覚を味わいながら、彩が歌詞アレンジも交えながら歌う「いとをかし!~一彩×合彩~」を披露。ちょっぴり騒がしい合いの手も加わり、優雅でありながら激しい動きでプロデューサーの目を釘付けにしていく。
THE 虎牙道は「K.now O.nly」で開幕から強烈な殺陣を眼前に叩きつけ、拳を高く突き上げて会場の熱量をさらに高みへと導いていく。C.FIRSTは以前よりキレのある「Not Alone」を刻み付けたが、後に伊瀬さんが思いがけない理由で歌詞が飛びそうになったと明かしてくれた。
ライブは一旦「Beyond The Dream」で締めくくられるが、配信を視聴しているプロデューサーのアンコールタップ数が315万へ到達したことでアイドルたちが再度ステージに登場。「DRIVE A LIVE」の後は汗にまつわる話題で大いに盛り上がり、TVアニメ「アイドルマスターSideM」の主題歌「Reason!!」でDAY1は終了する。
また、本日初披露となった「Take a StuMp!」はアプリ内ですでに公開中で、本楽曲使用した1周年記念PVは1周年当日の10月6日にYouTubeで公開される予定。ファーストグロースを着用したアイドルたちのグッズや各種コラボグッズの販売も開始されているので、こちらも見逃さないようチェックしておこう。
THE IDOLM@STER SideM 7th STAGE ~GROW & GLOW~ STARLIGHT SIGN@L DAY1セットリスト
01.Growing Smiles!/全員
02.喝彩!~花鳥風月~/彩
03.Hungry?/THE 虎牙道
04.AFTER THE RAIN/W
05.伝えたいのはこんなきもち/もふもふえん
06.Teatime Cliché/Café Parade
07.ミュージアムジカ/W&Café Parade&もふもふえん
08.GO NEXT/天峰秀
09.Hundreds Color/花園百々人
10.KARMA/眉見鋭心
11.Take a StuMp!/全員
12.はるかぜバトン/もふもふえん
13.VIVA!!ファミリーリズム/W
14.Pavé Étoiles/Café Parade
15.いとをかし!~一彩×合彩~/彩
16.K.now O.nly/THE 虎牙道
17.Not Alone/C.FIRST
18.Beyond The Dream/全員
19.DRIVE A LIVE/全員
20.Reason!!/全員