セガから2022年11月8日に発売されるアクションアドベンチャー「ソニックフロンティア」(PS5/PS4/Nintendo Switch/Xbox SeriesX|S/Xbox One/Steam)と自動車メーカーアウディとのコラボレーションとして「ソニックフロンティア」のラッピングを施した車が展示及び販売される。
今回、神奈川県にあるアウディ横浜青葉店にお邪魔してラッピングカーを撮影させていただく機会を得た。また同店舗にて、アウディ正規ディーラーであるフォーリングス取締役営業本部長の髙久和之氏に話を伺うこともできたので、ラッピングカーの写真と併せてお届けしよう。
――「ソニックフロンティア」のデザインが施された今回のラッピングカーですが、どのような車になっているのでしょうか。
髙久氏:ベースになっているのはアウディRFという車になります。ボディはアルミとカーボンで出来た非常に軽量なスポーツカーです。ミドシップというタイプで、5.2リッターのエンジンが後ろについているのが特徴ですね。あとアウディというと四駆で有名なので、今回のラッピングカーも四駆になります。
――「ソニックフロンティア」とのコラボをすることになった経緯をお聞かせください。
髙久氏:弊社の社員がセガの方と知り合いで、そのご縁もあってセガさんからお話をいただきました。我々もこういうコラボレーションは初めてだったものですから社内でも議論があったのですが「楽しそうだし、ぜひやってみたい」ということで実現に至りました。
――出来上がったラッピングカーをご覧になっていかがですか?
髙久氏:簡単な言い方にはなりますがカッコいいですよね。ソニックは音速のキャラクターで、この車もスーパーカーということもあり、コラボして良かったと思います。デザイン的にもスマートに仕上がっているのではないでしょうか。
――デザイン面でのこだわりのポイントはありますか?
髙久氏:ソニックってクールでインテリジェントなイメージですよね。このAudi R8って、プロモーションでもインテリジェントスーパーカーと言っていたくらいなので、やはりアウディと言えばクールでモダンで先進的なデザイン。そういうところがソニックとマッチしていますし、こだわりが上手くラッピングに反映されていると思います。
――今回、こちらの車は展示されたあと実際に販売もされるんですよね。
髙久氏:そうですね。まずセガさんのプロモーションで展示されまして、その後の弊社のほうでお披露目的に展示致します。そのあと、セガさん公認の世界に一台だけの車ということで我々のディーラーで販売させていただきたいと思っています。12月末まで販売期間を設ける予定で、価格はこれから考えるのですが、おそらく3000万円くらいになるとは思っています。
――セガさんの方からアウディさんの方にデザイン面での要望はあったんですか?
髙久氏:特に要望はありませんでした。デザインは一ツ山レーシングというアウディのレーシングチームを手掛けているところが担当したのですが、アウディのブランドイメージを上手く表現してくれたと思います。
同席していたセガスタッフ:セガとしては一ツ山さんが考えるアウディとソニックのカッコいいデザインをお願いしているので、特に我々から要望を出してはいないですね。
髙久氏:ソニックの赤いシューズがタイヤのアルミホイルに反映されているところなんかも引き締まってていいですよね。
――ユーサーさんがこの車を生で見られる機会はどの辺りになるのでしょうか。
同席していたセガスタッフ:今週末(10月22~23日)の「第5回 全国エンタメまつり」で展示予定です。その後セガ本社がある大崎ガーデンタワーで展示して、その翌週の10月29日と30日はヨドバシカメラ秋葉原さんで展示させていただく予定です。その後アウディさんの店舗のほうで展示されます。
――ありがとうございました。