Gotcha Gotcha Gamesは、Unity Asset StoreとSteam向けに2023年発売予定の「RPG Maker Unite」について、改良および拡張に関する情報を公開した。

目次
  1. 「RPG Maker Unite」の改良と拡張方法は、2種類あります!
  2. 「アドオン」と「Unityエディターでの改修」の使い分け
  3. 開発日記第10回をSteam上に公開しました!

以下、発表情報をそのまま掲載しています

「RPG Maker Unite」の改良と拡張方法は、2種類あります!

1.「アドオン」を利用する方法

RPG Makerシリーズでは、ユーザーが「プラグイン」と呼ばれるスクリプトを開発・利用することで、様々なエンジン機能を拡張することが出来ます。これまでも、様々な有志者やボランティアによるプラグイン共有のおかげで、RPG Makerシリーズは様々な名作を生み続けることができました!

「RPG Maker Unite」でも、C#で開発する「アドオン」を利用することで、機能拡張が可能です。仕様が従来と少々異なるため改名しておりますが、用途は過去作のプラグインと同等です。ただし、従来の通り改造関連の開発と使用は、公式サポートの対象外になりますため、ご留意ください。ここまでは9月2日既報の通りです。

RPG Maker Uniteの「アドオンマネージャー」画面。
こちらの画面から、導入されたアドオンをボタン一つでON/OFFが出来ます。

2.Unityエディター経由でソースコードを直接書き換える方法

一方、同じく公式サポートの対象外になりますが、Unityエディター経由の直接書き換えも可能です。

Uniteでは、Unityエディターの画面をいつでも呼び出すことが可能です。その中から「RPG Maker Unite」のソースコードを自由に書き換えることが出来ます(一部DLL化されたファイルを除く)。こちらは、制限されず大規模に改良を加えたい方向けの機能となります。尚、Unityの仕様上ソースコード自体が見える状態にあるため直接書き換え可能ですが、後日公開されるRPG Maker Uniteの利用規約に従うようお願いいたします。

「RPG Maker Unite」のUIから、いつでもUnityエディターを呼び出すことができます。
このように、Unityと「RPG Maker Unite」を同時に開くことが出来、両方確認しながら改修可能です。

「アドオン」と「Unityエディターでの改修」の使い分け

アドオンとUnityエディター経由で改良する際の使用言語は、ともにC#ですが、利用者の知識レベルや改修内容次第で、使い分けをお薦めしております。両者の最大の違いは、「RPG Maker Unite」本体のソースコードを書き換えるかどうかの部分で異なります。

アドオンは「RPG Maker Unite」本体のソースコード変更の衝突が起きないため、複数のアドオンを独立して開発ができます。他人が開発したアドオンを利用するだけならば、プログラミング知識もUnityエディターの知識も不要で導入することが可能です。「RPG Maker Unite」本体のソースコードの書き換えをしないので、安心してUnite本体のアップデートを行うことができます(※Unite本体のアップデートに合わせてアドオンの修正が必要となる場合があります)。

一方、Unityエディター経由の改修は、ソースコードの大幅変更という目的がメインになります。かつてにないほどの自由度を手に入れる反面、UnityエディターとUnite本体への深い理解が必要になるため、相当のプログラミングスキルを持ったユーザーが対象になります。

開発日記第10回をSteam上に公開しました!

https://store.steampowered.com/news/app/1650950/view/3631621750737849179

今回の開発日記はアドオンの開発についてガッツリ語ります! 来月は具体例を示して継続する予定ですので、常にエンジン拡張を考えている方は、必読です!

「RPG Maker Unite」公式サイト
http://rpgmakerunite.com/
「RPG Maker Unite」Steamストア
https://store.steampowered.com/app/1650950/RPG_Maker_Unite/
「RPG Maker Unite」専用Twitter(日本語)
https://twitter.com/RPGMakerUniteJP

RPG Maker Unite

Gotcha Gotcha Games

PCダウンロード

  • 発売日:2023年予定
  • Steam

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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