文化庁と立命館大学ゲーム研究センターは、ゲーム音楽をテーマにしたオンライン展覧会「Ludo-Musica III」を本日2月9日より開始した。
本展示は、「文化庁令和4年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業」の一環として実施されるものです。立命館大学では平成27年度より文化庁の委託を受け、ゲームアーカイブ所蔵館の連携推進およびゲームアーカイブ利活用の調査・実践が進められてきた。
今回、これらの活動のひとつとして、過年度に引き続き、オンラインにおけるゲーム展示の課題発見・検証を目的にパイロット展「Ludo-Musica III」が実施。さまざまな切り口からピックアップされたゲーム音楽を楽しもう。
なお、本展示のタイトルである「Ludo-Musica」は、「遊び(Ludus)」と、「音楽(Musica)」が組み合わさった造語。古来より続いてきたさまざまな音楽とは異なる「ゲーム音楽の特色」を広義の“遊び”という切り口から展示するという意図を込めているとのこと。
以下、発表情報をそのまま掲載しています
展示構成
本館:ゲームにとって音とはなにか
STAGE01 ゲームのための音楽/音楽のためのゲーム
STAGE02 ゲーム「ならでは」の音楽
STAGE03 「三国志」を彩る音楽
新館:ゲーム音楽の技術と文化
STAGE01 クリエイターの肖像
STAGE02 CEDECにみるゲームサウンド技術
別館:みんなでつくろう!Ludo-Musica
展示作品推薦者
本館
STAGE 01:伊藤彰教、井上明人、尾鼻崇、岸智也、小出治都子、小山友介、鮫島朋龍、鴫原盛之、TAITAI、寺町電人、中川大地、中村彰憲、日高良祐、毛利仁美、吉田寛、マーティン・ロート
STAGE 02:岩本翔(キュレーター)
STAGE 03:小出治都子(キュレーター)
新館
STAGE 01:飯田和敏、川田宏行、慶野由利子、小林秀聡、中潟憲雄、宮永英典、メタルユーキ
STAGE 02:CESA(監修)、IGDA(協力)
別館:参加者のみなさん!
開催概要
文化庁令和4年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業オンライン展 Ludo-Musica III
展示期間:令和5年2月9日(17時)~3月31日(17時)
展示場所:オンライン展示
展示内容:デジタルゲームの音楽をテーマとしたオンライン展示
言語:日本語/英語
主催:文化庁
共催:立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)
協力:「三国志 水魚之交」展実行委員会、大阪国際工科専門職大学、大阪樟蔭女子大学、ゲームアーカイブ推進連絡協議会
ディレクター:尾鼻崇
キュレーター:尾鼻崇、岩本翔、小出治都子
閲覧推奨環境:Microsoft Edge最新バージョン、Google Chrome 最新バージョン、Firefox 最新バージョン、Safari 最新バージョン、iOS/Androidの標準ブラウザ
※本展示は「文化庁令和4年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業」[1]の一環として実施するものです。立命館大学では平成27年度より文化庁の委託を受け、ゲームアーカイブ所蔵館の連携推進およびゲームアーカイブ利活用の調査・実践を進めて参りました。
[1]「メディア芸術連携基盤等整備推進事業」は、「我が国でこれまで創造されてきたメディア芸術作品を保存・活用するために必要な基盤となる作品の所蔵情報等の整備の推進、産学館(官)の連携等の分野を横断して課題解決に取り組む事業を一体的に実施するとともに、アーカイブ化した作品・資料等の活用に資する取組みを実施することにより、貴重なメディア芸術作品・資料等の鑑賞機会の創出、インバウンドの増加、メディア芸術作品等の収集・保存・活用を担う人材の育成を図り、もって我が国のメディア芸術の振興を図る」ことを目的として実施されている文化事業です。
公式サイト
https://ludomusica.net