日本では2023年9月に公開予定の映画「グランツーリスモ」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)の特別映像が公開された。

今回解禁となった特別映像には、本作の出演者であるオーランド・ブルームさん、デヴィッド・ハーバーさん、アーチー・マデクウィさんと、この作品のモデルとなったレーシングドライバーのヤン・マーデンボローさんが登場し、ゲームでしか車の運転を経験したことがなかった男が、プロのレーサーになるまでの前代未聞の挑戦の凄さを、出演者たちが驚きを交え語っている。

世界的大ヒットのドライビングゲーム「グランツーリスモ」に没頭していたヤンさんは、19歳の時に【GTアカデミー】という、世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため、競い合わせ、選抜するプログラムがあることを知る。そこで幼いころからの“レーサーになる”夢を実現させるために、アカデミーの門戸を叩くことになるのだが、ヤンさんは「運転は未経験だったのに、8カ月後には時速200キロで走っていた」とそれまで車の運転が未経験だったという衝撃の事実を明かす。

GTアカデミーを発足させるダニー役のオーランド・ブルームさんはそんなヤンさんの挑戦に対し「ヤン・マーデンボローはゼロから大きな夢をつかんだ」と不可能と思われる夢を実現させた努力を褒め称え、レーサーを目指しGTアカデミーに来たゲームのトッププレイヤーたちを指導する元レーサー・ジャック役のデヴィッド・ハーバーさんは「家でゲームをしていた少年がすごいレーサーになった」と驚きを隠せない。

さらに本作の主人公ヤン・マーデンボローを演じたアーチー・マデクウィさんはヤンさん本人と対面し「ヤンには尊敬の気持ちしかないよ。車内の撮影は本当に過酷だった」と初めてのドライビングシーンに苦戦したことを明かしつつ、続けて「ヤンは強い情熱と強い思いで、自分自身で道を切り開いて、世界中に勇気を与えた」と、この物語の主人公に称賛を惜しまなかった。

映像の中にはレーシングシーンと思われるメイキングも含まれ、空撮などを取り入れた壮大なスケールでの撮影と細部にまでこだわったレーシングカーがずらりと並ぶ光景を見ることができ、またヤン・マーデンボローさん本人がスタントドライバーとして本作に参加していることも確認できる。

そんな世界一過酷な夢への挑戦を続けるヤン・マーデンボローさん自身は、5月26日~28日に富士スピードウェイで開催される【ENEOS スーパー耐久シリーズ 2023 第2戦 NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース】で久しぶりのレーサー復帰を果たす。

クレジット

・タイトル:「グランツーリスモ」
・原題:「GRAN TURISMO」
・日本公開表記:9月、全国の映画館で公開
・US公開日:8月11日予定
・監督:ニール・ブロムカンプ(「第9地区」「チャッピー」)
・脚本:ジェイソン・ホール(「アメリカン・スナイパー」)、ザック・ベイリン(「クリード 過去の逆襲」)
・出演:デヴィッド・ハーバー(「ブラック・ウィドウ」「ストレンジャー・シングス」シリーズ)、オーランド・ブルーム、アーチー・マデクウィ(「ミッドサマー」)、ジャイモン・フンスー(「キャ
プテン・マーベル」)
・日本語吹替版テーマ曲:T-SQUARE「CLIMAX」
・予告:https://youtu.be/3_detC5RygI

オフィシャルサイト:https://www.gt-movie.jp/
オフィシャルTwitter:https://twitter.com/GTmovieJP

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