6月8日にパシフィコ横浜 国立大ホールにて開催された、「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」(以下、プロセカ)のオーケストラライブコンサート「セカイシンフォニー2024」。ここでは、昼公演の模様をレポートする。

※記事中に公演のセットリストに関する記載を含みます。また、大阪公演では演奏曲が一部異なる場合がございます。

「プロセカ」のオーケストラライブコンサート「セカイシンフォニー2024」レポート!ビビバスの生歌唱によるパフォーマンスも届けられたの画像

「プロセカ」に収録されている楽曲たちをオーケストラ+スペシャルバンドで奏でる「セカイシンフォニー」も今年の開催で4回目となる。栗田博文氏の指揮のもと、東京フィルハーモニー交響楽団およびセカイシンフォニースペシャルバンドの演奏が届けられた。

そして今回は「Vivid BAD SQUAD(以下、ビビバス)」より秋奈さん(小豆沢こはね役)、鷲見友美ジェナさん(白石杏役)、今井文也さん(東雲彰人役)、伊東健人さん(青柳冬弥役)がスペシャルゲストとして出演し、生歌唱でのパフォーマンスを披露した。

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ビビバスの4人による掛け合いが楽しい公演前アナウンスを経て、いよいよ公演の幕が開けると、まずは3周年以降のゲームタイトル画面BGMとして流れる「New Landscape(作曲:直江 禎喜)」がオーケストラサウンドで披露される。ゲーム内でも起動後最初に流れる楽曲ということもあって、公演が始まる高揚感がシンフォニックに表現されていた。

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昨年の「セカイシンフォニー2023」と同様、今回も思い出のシーンを辿りながら楽曲を楽しめる構成であることが初音ミクから明かされると、ここからは各ユニットの楽曲が順番に披露されることになった。

穂波が志歩に想いを届ける印象的なシーンから始まった「Leo/need(以下、レオニ)」のパートでは、バックに流れる3DMVやイラストと演奏の組み合わせがエモーショナルな「STAGE OF SEKAI(作詞・作曲:針原翼(はりーP))」が届けられる。原曲のバンドサウンドに、オーケストラならではの弦楽器の音色が加わり、クライマックスの盛り上がりも含めて、より厚みを感じさせる仕上がりとなっていた。続く「purpose(作詞・作曲:doriko)」は、2DMVとイラストを流しながら4人とリンの歌声を引き立てる、スケール感のある演奏が印象的だった。

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「MORE MORE JUMP!(以下、モモジャン)」でピックアップされたのは、ファンである斎藤さんの背中を押す、雫の成長した姿を感じさせるシーン。その流れから披露された「はぐ(作詞・作曲:MIMI)」はハイテンポなリリックの中で、サックスの演奏や弦楽器のラインが耳に残る一曲だ。3DMVやイラストをバックに演奏した「JUMPIN' OVER !(作詞・作曲:r-906)」は、オーケストラならではのアレンジが印象的で、随所に挿入される“チーン”という音色もアクセントになっていた。

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「ワンダーランズ×ショウタイム(以下、ワンダショ)」はえむとおじいちゃんの回想シーンから始まる、ユニットとしての大きな一歩を踏み出すシーンが映し出され、その流れから披露された「キラピピ★キラピカ(作詞・作曲:nyanyannya(大天才P))」は、オーケストレーションによって、より一層華やかに楽しめる演奏に仕上がっていた。続く「箱庭のコラル(作詞・作曲:koyori)」は、楽曲の持つ情緒が演奏で表現されており、シンセサイザーの音色も印象的だった。

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母親との関係に悩むまふゆに瑞希が言葉を投げかけるシーンがチョイスされた「25時、ナイトコードで。(以下、ニーゴ)」からは、2DMVとイラストをバックに「キティ(作詞・作曲:ツミキ)」が披露される。ジャズテイストにアレンジされており、楽曲の持つ疾走感が弦楽器の速弾きによって表現されていた。次に届けられた「演劇(作詞・作曲:ナノウ)」は伸びやかなメロディーとともにストーリー性のある歌詞が耳に残る楽曲となっているが、こちらもオーケストラならではのメリハリのある演奏で表現していた。

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ここで一旦の休憩を挟み、いよいよビビバスの4人によるパフォーマンスが披露されることになった。

4人揃っての朗読ではステージ裏の一幕を感じさせる掛け合いが繰り広げられると、作中でも聴くことのできたこはねのソロ曲「Traits(作詞・作曲:Yisoch)」を秋奈さんが伸びやかな歌唱で披露。そこから順番にメンバーが歌唱に参加していく今回だけのスペシャルバージョンとなっており、“はじめよう”の歌詞で締めくくられるところが、エモーショナルな瞬間だった。

その余韻も冷めやらぬままに披露された「ひつじがいっぴき(作詞・作曲:Peg)」は、ユニットの魅力が分かりやすく詰まった楽曲に。生歌唱ならではのライブ感を存分に味わえる、カッコいい歌唱が映える一曲となっていた。

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観客に向けての挨拶では、ビビバスの4人が勢揃いしたことへの喜びや、今回のために用意したというサブビジュアルをイメージした衣装に触れつつも、肩肘を張らないやり取りが印象的だった。

和気あいあいとした空気を一変させるように、そこからは「ミライ(作詞・作曲:有機酸)」「仮死化(作詞・作曲:遼遼)」「烈火(作詞・作曲:niki)」の3曲をメドレー形式で一気に披露。感情を乗せた情熱的なアプローチの歌唱と力強いオーケストラバンドサウンドが掛け合わさった、ここでしか聴けないパフォーマンスはもちろんだが、特に「烈火」は追加されたばかりの書き下ろし楽曲ということもあり、観客からも驚きが伝わってくるようだった。

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「Ready Steady」のオーケストラ演奏とともに4人が退場した後は、「抜錨(作詞:ナナホシ管弦楽団・作曲:岩見 陸)」「きゅうくらりん(作詞・作曲:いよわ)」「愛して愛して愛して(作詞・作曲:きくお)」「マーシャル・マキシマイザー(作詞・作曲:柊マグネタイト)」「KING(作詞・作曲:Kanaria)」の5曲をインストメドレー形式で披露。歌唱がないこともあってかかなり大胆なアレンジが施されていて、オーケストラならではの演奏を存分に楽しめた。

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アンコールではビビバスのキャスト4人が再び登場し、「Beyond the way(作詞:q*Left・作曲:Giga)」を披露。4人の歌い分けがライブとは思えないほどに見事で、オーケストラサウンドとの相性も抜群だった。

最後は再び初音ミクが登場し、そのメッセージとともに届けられたのは「NEO(作詞・作曲:じん)」。バックにアニメーションが流れる中、オーケストラとバンドによるサウンドが高揚感を生み出しており、まさにエモーショナルな瞬間だった。そして、大喝采のカーテンコールによって公演は終了となった。

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セットリスト

01. New Landscape(作曲:直江 禎喜)
02. STAGE OF SEKAI(作詞・作曲:針原翼(はりーP))
03. purpose(作詞・作曲:doriko)
04. はぐ(作詞・作曲:MIMI)
05. JUMPIN' OVER !(作詞・作曲:r-906)
06. キラピピ★キラピカ(作詞・作曲:nyanyannya(大天才P))
07. 箱庭のコラル(作詞・作曲:koyori)
08. キティ(作詞・作曲:ツミキ)
09. 演劇(作詞・作曲:ナノウ)
10. Traits(作詞・作曲:Yisoch)
11. ひつじがいっぴき(作詞・作曲:Peg)
12. スペシャルゲスト歌唱メドレー
ミライ(作詞・作曲:有機酸)
仮死化(作詞・作曲:遼遼)
烈火(作詞・作曲:niki)
13. Ready Steady(作詞:q*Left・作曲:Giga)※Instrumental
14. メドレー※Instrumental
抜錨(作詞:ナナホシ管弦楽団・作曲:岩見 陸)
きゅうくらりん(作詞・作曲:いよわ)
愛して愛して愛して(作詞・作曲:きくお)
マーシャル・マキシマイザー(作詞・作曲:柊マグネタイト)
KING(作詞・作曲:Kanaria)
15. Beyond the way(作詞:q*Left・作曲:Giga)
16. NEO(作詞・作曲:じん)

2011年イクセル入社後、Gamerをはじめとした媒体の運営に携わる。好きなジャンルはRPG、パズル、リズム、アドベンチャー(ほぼギャルゲー)。実はゲームよりもアニメが大好きです。

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