Nianticとカプコンが開発するiOS/Android向けアプリ「モンスターハンターNow」において、3月6日より配信となる「シーズン5」および、2月28日より開催される「モンスターハンターワイルズ」とのコラボイベント第2弾に関するメディア向け発表会が開催された。
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発表会ではNianticのシニアプロデューサーである大隅 栄氏と、プロデューサーの麥谷 結衣氏からシーズン5「春陽薙ぐソードテイル」並びに、「モンスターハンターワイルズ」とのコラボイベント第2弾の情報が紹介された。


また、コミュニティマネージャーの甘利 朱氏からは、ユーザー間で活発に行われてきた交流をメーカーとしても主体的に行うことで、さらにコミュニティを活性化できるような取り組みとしてコミュニティイベントなどを開催していることなどが紹介された。国内で3月16日より順次開催されることが発表となった公式オフライン交流会も、こちらの活動の一環として実施されるものになるとのことだ。
以下では、こうした発表会や新モンスターの先行狩猟体験会の模様をお伝えしていく。
シーズン5では尻尾の刃の攻撃が特徴的な「ディノバルド」などが登場!
3月6日よりスタートとなる「モンスターハンターNow」のシーズン5「春陽薙ぐソードテイル」では、新モンスターとして「ディノバルド」「アオアシラ」が追加されるほか、春を意識した新たな「重ね着」の登場、一部武器種のアップデートが行われる。
新登場モンスター「ディノバルド」は尻尾の刃での大ぶりな攻撃が特徴。ディノバルド自身が尻尾を口に加えて研ぐことで性能が変化するといったギミックもみられ、尻尾の性質に合わせた立ち回りが必要となるモンスターになるとのことだ。
また、ディノバルドの素材から生産できる装備には、「力任せ」というスキルがついており、会心率が下がる代わりに攻撃力を上げることができる。本スキルは、マイナス会心時の攻撃力が上昇するスキル「凶会心」との相性がよく、組み合わせることで相乗的に火力を強化して狩猟を行うことができるという。


もう一体の新登場モンスター「アオアシラ」は、体全体を大きく揺らして、鋭い爪を用いた広範囲の攻撃を行うモンスター。体全体を使った尻もち攻撃などもあり、後方への攻撃も油断ができないモンスターとなっている。
アオアシラの素材から生産できる装備では、新スキルとして「グループハント強化【攻撃】」というスキルを付けられる。その名の通り、グループハント時に攻撃力が上がるスキルになっており、新米ハンターでも使用しやすく、友人などと一緒に狩猟をする際に非常に役立つスキルになるとのこと。


さらに、シーズン5では「ディノバルド」「アオアシラ」の他にも、4月に亜種モンスター、5月には古龍種のモンスターの追加も行われる予定とのことなので、こちらの続報にも注目だ。

春を意識した、シーズン5新登場の重ね着の紹介
またシーズン5では、「強さ」だけでなく「見た目」でもゲームを楽しめる、装備の上に着用可能な「重ね着」が新たに用意されている。
新重ね着「フレンチカジュアル」は、フレンチコートを主役としたコーディネート。デニムのコーディネートで、デニムジャケット、デニムパンツのセットとなっており、春らしさが味わえる重ね着となっていた。
また、シーズン5からの新たな試みとして、モンスターモチーフの重ね着もリリースされるとのこと。こちらではモンスターの特徴やパーツカラーなどの要素を、現代的な衣装に落とし込んだ、「推しコーデ」のようなファッションを楽しむことができそうだ。
なお、シーズン5の新重ね着としては「クルルヤックモチーフ」と「ツゥツィヤックモチーフ」の重ね着が登場予定となっている。
その他、シーズン5のアップデート要素として、一部武器種の上方修正が実装。双剣の鬼人化状態の解除が容易になったほか、弓は最大まで矢を引いた状態「溜め段階4」での攻撃威力が向上するとのこと。その他にも調整内容は用意されているようなので、詳細な情報にも期待してほしい。

「モンスターハンターワイルズ」コラボでは、舌を繰り出し戦うチャタカブラが初登場!
2月28日から3月31日まで実施が予定されている「モンハンワイルズ:コラボイベント第2弾」では新モンスターとしてチャタカブラが初登場する。
「モンスターハンターワイルズ」でも登場するチャタカブラは、長い舌を使った広範囲の攻撃や、腕に鉱石をまとわせて戦う点が特徴のモンスターだ。チャタカブラの素材から生産できる装備には、回避を行うことで、次に受けるダメージを軽減する新スキル「防御の構え」が付与。最大3回までスキルが重複する仕様となっており、回避を重ねるほどダメージ軽減率が上昇していく。
ゲームの基本動作となる回避を覚える必要のあるスキルとなるため、本コラボのタイミングで本作に触れる新米ハンターにもおすすめのスキルになっている。

また「モンスターハンターワイルズ」に登場する乗用動物「セクレト」の重ね着も実装。セクレトに乗っている感覚を味わえる、見た目のインパクト抜群の重ね着に仕上がっている。
また、「モンスターハンターワイルズ」にてハンターが最初に着用している装備である「ホープシリーズ」の武器や重ね着もイベント報酬として入手可能とのことだ。



その他にも、本作をこれから始めるプレイヤーに向けた施策として、ストーリー進行時の全12種の武器開放タイミングを早めたり、ゲーム序盤のクエスト報酬などで、回復薬などの支給品や、武器強化素材がより配布されるように調整が加えられることも発表された。

「モンスターハンターワイルズ」のリリース後も、自宅では「モンハンワイルズ」を、外出先では「モンスターハンターNow」を楽しむといった住み分けができるように、開発チームでは今後もゲーム内イベントやリアルイベントを実施していく予定とのことなので、今後の続報にも期待したいところだ。
「モンスターハンターワイルズ」とは違う、コミュニケーションを通じた「狩りの魅力」を!
説明会の後には、実際にチュパカブラとディノバルドの狩猟を体験。チュパカブラの狩猟では、前方へ伸びてくる舌の攻撃をうまく交わしながら、隙を見つけて前に乗り出し攻撃を与えていくといった、奥行き感のある狩りを楽しめた。
次に狩猟したディノバルドは、破壊可能な部位の数が豊富な上に、特徴的な尻尾は特定条件下でのみ切断が可能な仕様となっているなど、しっかりディノバルドの特徴が再現されていた。また、この仕様によって、自然とプレイヤー同士で、タイミングを計って尻尾の切断を狙うという、チームプレイならではの狩りの魅力を存分に味わうことができるモンスターとなっている。
こうしたスマートフォンを持ち寄って、仲間と生のコミュニケーションを取りながら、狩猟をする感覚は、かつてPSPなどの携帯ゲーム機にて体験した「モンスターハンター」シリーズの魅力を再び味わえるものになっていた。
「モンスターハンターNow」のシーズン5は3月6日よりスタート。「モンハンワイルズ:コラボイベント第2弾」は2月28日から3月31日まで実施が予定されている。
また、「モンスターハンターNow」オフライン交流会が3月16日に東京・秋葉原、3月29日に大阪・なんばの「モンハン酒場」にて実施予定とのこと。2月24日まで抽選受付中なので、こちらもぜひチェックしてほしい。

(C) Niantic (C)CAPCOM
※画面は開発中のものです。
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