バンダイナムコエンターテインメントは、2025年5月17日に「アイドルマスター SideM」の3Dアイドルライブ第5弾「315 Production presents F@NTASTIC COMBINATION LIVE ~CHOCOFFICERANGER!!~」を幕張イベントホールで開催。ここでは昼公演の模様を中心にレポートする。

身長&体格差を活かしたFRAME&もふもふえんの「アイドルマスター SideM」3Dライブ第5弾「CHOCOFFICERANGER!!」昼公演をレポートの画像

「F@NTASTIC COMBINATION LIVE」は、315プロダクションのアイドルたちによるユニット合同ライブだ。ユニットそれぞれの個性や魅力にあふれたパフォーマンスや、ここでしか見られないユニット同士のコンビネーションを届けていく。本公演にはFRAME、もふもふえんが登場し、テーマである「CHOCOFFICERANGER!!」を掲げてセットリストや演出が異なる2公演を実施した。

本公演は配信も実施されていて、アーカイブ視聴期間は6月16日(月)23時59分(販売は6月16日(月)18時)までを予定。チケットは315プロダクションエピソードが楽しめる配信ストーリーセット、通常の配信+バックステージ映像、定点カメラ映像も購入できる。6月5日(木)19時からは昼公演、6月6日(金)19時からは夜公演の同時視聴上映会も予定されているので、残念ながらリアルタイムに参加できなかったファンはこちらで楽しもう。

開演前にはこっそりマイクテストをしているつもりの木村龍、橘志狼の声が会場に響き、そのまま諸注意アナウンスがスタート。信玄誠司に促されてトップバッターを橘志狼が担当し、木村龍らしいファンへの気遣いや姫野かのんらしい可愛さたっぷりの案内も。

まずはもふもふえんが、小さな体で元気いっぱいに「うぇるかむ・はぴきらパーク!」でファンをお出迎え。耳やしっぽ、ケープがぴょこぴょこと動く可愛さに見入っていると、なんとステージに悪の組織が乱入。もふもふえんは綱引きで勝負を挑み、ファンの歓声を力に変えて見事に悪の組織を追い払う。続けてFRAMEが爽やかな「Plus 1 Good Day!」に乗せ、キレのあるパワフルなダンスを披露してくれた。

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全員がステージに集合し、ここまではウォーミングアップにすぎないとファンを煽りながら属性バランスもばっちりの「Beyond The Dream」へ。大人らしい低音と、子どもらしい高音が独特のハーモニーを奏でる。

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トークパートでは、テンションが上がってファンにたっぷり話しかけるもふもふえんの姿が。ついに本番を迎え、ワクワクやドキドキが止まらないといった様子だ。そんな3人に対し、FRAMEも視線をもふもふえんに合わせつつ、進行をサポートしていく。これまでの公演を前にプレッシャーもあったそうだが、渡辺みのり主宰の観賞会も開かれてたそうで、これまでの公演で印象に残ったアイドルたちの話でも盛り上がる。夜公演では、昼公演の振り返りでトークに花が咲いていた。

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今回のライブのテーマは「何にでもなれる」。両ユニットはこれといった共通点も見つからず、テーマ決めはかなり難航したそうだ。そんな中、色々な経験を積んだ大人と、さまざまな可能性を秘めた子供の視点でこのテーマにたどり着いたという。夜公演では「チョコ」「オフィサー」「レンジャー」を組み合わせ、英語にするとしりとりになるという点も明かされた。

また本公演の配信は、ライブ本編のスクリーンショットとSNS投稿が許可されている。そこでトーク中にはスクショタイムが設けられたのだが、昼公演は各ユニットらしいポーズを決めていた一方でFRAMEにちょっとしたハプニングがあり、夜公演は互いのポーズを交換してファンを熱狂させていた。

ソロ曲のパートは、信玄誠司が「Tick Tack Voice」を変化球で披露し、橘志狼とアクロバディックなダンスを披露しながらバトンタッチ。さらに木村龍もバックダンサーに加わり、3人体制の「リトルマイシューズ」へ。細かなステップやバク転も披露し、体格差が見事にかみ合う演出も取り入れていた。

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握野英雄の温かな歌声や笑顔が「アトモスフィア」で届けられた後は、岡村直央がステージへ。お互いのユニットらしい動きを見せつけてから「トキメキ・ぷろろーぐ!」を歌い上げ、木村龍が立花志狼&姫野かのんをバックに従えて「SPARKLE SIGN」を熱唱。そのまま木村龍と姫野かのんがステージで視線を釘付けにしてから、ファン念願の「ぽっぷこーん・くろーぜっと!」で会場を包み込む。

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さらにポップな背景をバックに、もふもふえんが新たな旅立ちを応援するような「はるかぜバトン」を弾むように歌う。その愛くるしさを引き継いだFRAMEが「そだてっ!たいむかぷせる」をカバーし、もふもふえんのキュートな振り付けを力強くも可愛らしくこなす。信玄誠司を筆頭にFRAMEは可愛らしさも十分に備えたユニットでもあるので、その可愛さを再確認できたのは一ファンとしても嬉しいところ。

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ステージ上のFRAMEがファンに出来栄えを聞くと「最高ー!!」の掛け声が飛び交い、木村龍も可愛いさだけではない名曲だと振り返る。振り付けには苦労もあったようだが、姫野かのんから厳しく“可愛さレッスン”を受けたと語られ、これまでの仕事の経験や仲間からのアドバイスが生きた部分もあったそうだ。

このライブでますます絆が深まったというFRAMEが歌い始めたのは、心に染みる「スリーブレス」。スクリーンに流れた歌詞と共に幸せについて深く噛みしめていた矢先、もふもふえんが勇壮な歌声で「リビングアイズヒーロー」をカバー。子どもらしい部分はあっても、パフォーマーとしてはプロなのだと叩きつけるような“カッコよさ”に満ちていた。

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FRAMEとの交換曲について、橘志狼はとても気に入った様子をみせる。楽曲の持つ元々の強さや格好よさだけでなく、もふもふえんらしく可愛いポイントも入れようと考えたそうだ。FRAMEの曲の中でも「スリーブレス」や「SOOTHING PLACE」のような優しい歌声を堪能できるものが気に入っているそうで、橘志狼もユニット曲のバリエーションを増やしたいとステージ上からプロデューサーに呼びかけていた。

もふもふえんと掛け声や手拍子で一緒にコミュニケーションを取ったあとは、間髪入れずに合同曲「ムゲンダイグロウアップ!」へ。コミカルなコール&レスポンスの応酬が楽しくも激しい曲だが、ファンもアイドルたちのパフォーマンスにしっかり食らいついていく。

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寂しがるもふもふえんをFRAMEがなだめつつ、アイドルたちは一度ステージから退場するがアンコールの声に応えて再登場。ちなみにステージ裏からカメラの前でメッセージを送っていた際は、高さの関係からかもふもふえんが台に乗っていると思われるシチュエーションも。

昼公演は信玄誠司が橘志狼を肩車しながらステージへ戻ったため会場は大盛り上がりだったが、夜公演ではそれに触発されたのか木村龍&姫野かのん、握野英雄&岡村直央も肩車で登場。身長が高くなった気分になれたからか、もふもふえんが事務所内の高身長アイドルの話題で盛り上がる一幕もあった。余談だが肩車から降りる動作があまりにも自然で、それにも非常に驚かされたことを付け加えておく。最後はハイタッチやトンネルなど、2ユニットならではの演出も盛りだくさんの「DRIVE A LIVE」で終了した。

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夜公演は両ユニットの代名詞といえる曲「勇敢なるキミヘ」「もっふ・いんざぼっくす♪」、これもファン人気の高い「Swing Your Leaves」やCDシリーズ「CIRCLE OF DELIGHT」の「もふデビ★うぉんてっど」も飛び出す予測不可能なセットリストでファンを大いに沸せ、退場後に昼公演はもふもふえん、夜公演はFRAMEが3人でハートを作るために戻ってくる場面も。会場からは悲鳴を飛び越えた、断末魔のような歓声が何度も上がっていた。

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「315 Production presents F@NTASTIC COMBINATION LIVE ~CHOCOFFICERANGER!!~」昼公演セットリスト

01.うぇるかむ・はぴきらパーク!/もふもふえん
02.Plus 1 Good Day!/FRAME
03.Beyond The Dream/全員
04.Tick Tack Voice/信玄誠司
05.リトルマイシューズ/橘志狼
06.アトモスフィア/握野英雄
07.トキメキ・ぷろろーぐ!/岡村直央
08.SPARKLE SIGN/木村龍
09.ぽっぷこーん・くろーぜっと!/姫野かのん
10.はるかぜバトン/もふもふえん
11.そだてっ!たいむかぷせる/FRAME
12.スリーブレス/FRAME
13.リビングアイズヒーロー/もふもふえん
14.ムゲンダイグロウアップ!/全員
15.DRIVE A LIVE/全員

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