「ゼルダ無双 封印戦記」レビュー:ゼルダはもちろん、ラウル、ソニア、4賢者など多数のキャラクターたちが登場して盛りだくさんな内容に!

プレイレポート・レビュー
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コーエーテクモゲームスより2025年11月6日に発売予定のNintendo Switch 2 向けアクションゲーム「ゼルダ無双 封印戦記」のレビューをお届けする。

任天堂のゼルダチームの協力の元、コーエーテクモゲームスのAAAスタジオが開発する本作は、2023年5月12日にNintendo Switchで発売された「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」(以下、「ティアーズ」)の過去の世界、太古の封印戦争を描く作品で、「ティアーズ」へと繋がる知られざる物語が明らかになる。

なお本稿ではストーリーのネタバレには触れていないが、「ティアーズ」で語られている話については触れているので、念のため注意してほしい。

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そもそも「太古の封印戦争」とは?

「太古の封印戦争」を語るには、まず「ティアーズ」のストーリーを思い出さなければならないので、ここでは「ティアーズ」でわかるゼルダの行動(の一部)を振り返ろう。

なお「ティアーズ」は「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(以下、「ブレス」)の続編にあたるが、さすがにそこまで振り返るとそれだけで記事が終わってしまうので、そこまでは自身の手で探ってみてもらえれば幸いだ。

「ブレス」のエンディングからしばらく経った後のハイラル王国でのある日、リンクとゼルダはハイラル城の地下で突如発生した「瘴気」の調査に向かい、そこでかつて栄えたとされるゾナウ文明の遺構を発見する。

遺構の奥へ進んだが、そこで発生した地割れに、リンクとゼルダは落下してしまう。ゼルダは遺構で見つけた謎の秘石とともに光の中へ姿を消し、リンクは消えたゼルダを探してハイラルの大地を旅することになる。

そしてその旅の中、過去に起きた封印戦争の記憶を何度も見ることになる。ゼルダは遠い昔のハイラルへと飛ばされ、ハイラル王国を建国した国王ラウルと王妃ソニアに出会っていた。

だがある日、ゲルド族の首領ガノンドロフがソニアから奪った秘石の力で魔王となり、そのガノンドロフとの戦いが後に封印戦争と呼ばれるものになる。

……という、これがゼルダが過去の世界で体験した(一部の)出来事となる。この「太古の封印戦争」について深く掘り下げたのが、本作「ゼルダ無双 封印戦記」となる。

ゼルダの操作がメインにはなるが、他のキャラクターもたくさん操作できて楽しい

さて、本作は「ゼルダ無双」の名を冠して初めて、ついにゼルダで無双ができる内容となっている。

ゼルダはゾナニウム製の武器「光の剣」を駆使して光と時の力を使って多数の敵と戦っていくことになる。性能としては主人公らしく、遠近両方の攻撃手段を持った使いやすいキャラクターとなっている。ゼルダが使用できるマップでならば、ゼルダひとりだけで全ての敵を制覇することも可能だろう。

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ゼルダ以外の操作キャラは多数に渡るので、ここではその一部を紹介していこう。

ゼルダ同様に光の力を操る、ラウル。槍使いで、こちらもまさにハイラル王国初代国王の名に恥じぬ強さと使い勝手の良さを兼ね備えたキャラクターとなっている。

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カラモというコログと共に旅をする謎のゴーレムは飛行形態などにも変化することが可能で、空中戦を行うこともある。

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他にもラウルの姉ミネルや、リト族のクラフィカ、ゾーラ族のキア、ゴロン族のアーガスタなど、様々なキャラクターを操作することが可能だ。

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各マップによって出撃キャラクターは基本的に決まっていることもあって、「使わなかったキャラクター」というのはほぼ存在しない。ただ、やはり自分の操作感と馴染むキャラクターというのは存在するので、1キャラクターに絞って操作してもあまり問題はないように感じられた。

しかし、せっかくたくさんのキャラクターが登場するのだから、どうせならば状況に応じて操作キャラクターを切り替えながら遊んだほうが楽しいのは間違いない。

どのキャラクターを操作しても、Yボタンで通常攻撃、Xボタンで強攻撃という2つのボタンをテンポよく押していくだけで攻撃できるという操作は変わらないので、色んなキャラクターで色んなアクションを楽しんでほしいところだ。

なお、R長押し+Y、X、A、Bボタンでキャラクターごとの特殊アクションを出したり、シンクゲージが貯まるとLボタンで繰り出せるシンクストライクなど、操作はほぼ全キャラクターで共通だ。

なお本作初登場のシンクストライクは、その時出撃している仲間同士で手を取り合って必殺技を発動する。特定のキャラクターの組み合わせによってシンクストライクも変化するので、仲間が増えれば増えるほど新アクションを見ることができて楽しさが倍増するようになっている。

なかにはミネルとゼルダのシンクストライクのように、巨大なゴーレムを召喚してそれに乗り込み敵をぼっこぼこにする、という面白味のあるシンクストライクもある。

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さらに「ティアーズ」で登場したゾナウギアを使って敵の弱点を狙うといったような戦い方もできるようになっている。火や水、風、氷、様々な属性を持ったゾナウギアでより戦略的なバトルも行える。

今回筆者は難易度ノーマルでプレイしているので、ゾナウギアは本当に必要な場面でしか使用することがなかったのだが、難易度次第ではよりゾナウギアをしっかり使っていかないと厳しい場面もあるのかもしれない(難易度は、初期で選べるのはイージー、ノーマル、ハード、ベリーハード)。

ちなみにゲーム開始時に難易度と共にカメラの上下左右反転をしっかり設定させてくれるゲームは良作であると、筆者の中では決まっている。

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あちこちで「ティアーズ」を感じさせる要素が盛りだくさん

マップは地上、地底、空と3つあるのは「ティアーズ」と同様だ。ただ、本作は「無双」なので、あの「ティアーズ」の広大なマップを歩いて移動するのではない。マップの上に様々なミッションが発生するので、マップ上からどのミッションをプレイするか選択し、そのミッションをクリアすればまた新たなミッションがマップ上に登場する。

ミッションには、メインストーリーではないサブミッションのようなものが存在し、サブミッションにも主にアイテム素材などの獲得をメインとしたようなものから、使用キャラクターのストーリーを掘り下げるものまで、様々ある。

ただサブミッションはやらずにスルーして、まずメインストーリーだけ進めることもできる。メインストーリーにはひときわ目立つマーカーがついているので、それを追っていけばよい。

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なかには素材の収集依頼などもあり、これは指定された素材を必要個数所持していれば、依頼を受けたらすぐクリアとなり報酬がもらえる。クリアできる収集依頼はどんどんこなしていきたいところだ。

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マップ上には武器製造所やゾナウギア製造所などもあり、武器を強化したり新たなゾナウギアを入手したりすることもできる。お気に入りのキャラクターの武器はどんどん積極的に強化していくと、戦闘が楽になるだろう。

とはいえ、ここらも難易度次第では利用必須というほどまでには感じなかった。思い出した時にゼルダの武器を中心に強化していく程度で充分だった。せっかくあるのに必須ではない要素なので少々もったいなくは感じたものの、「無双」シリーズならではのプレイの爽快感を阻害しないという意味では、難易度ノーマルではこの程度が無難なのかもしれない。

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さらには出撃マップの中でコログが隠れていてコログを探し出す要素などもあった。しかしこれがついつい戦闘で見落としがちで、コログを全コンプリートしようとするとコログの位置をミニマップに表示させるボーナス特典などを解放していかないとなかなかに厳しい。

右隅に表示されるミニマップにコログの位置をボーナス特典で表示させた状態
右隅に表示されるミニマップにコログの位置をボーナス特典で表示させた状態

なおボーナス特典を解放するチケットは様々な時限任務をこなしていくことで得られるのだが、そのためにはまず野営地を解放しなければならない。

野営地は、出撃マップで野営地を設置できるエリアを制圧したうえで野営地を設営すると解放できる。文字にすると少々手間に感じられるが、実際には出撃マップで敵を倒していくうちに自然とこなせることばかりだ。

この時限任務はそれこそ様々なキャラクターを切り替えて使うきっかけ作りになっていたり、ゾナウギアで倒すよりも物理で手っ取り早く殴ってしまいがちな筆者にとってはゾナウギアをあえて使うきっかけになってくれたりと、非常に面白く遊ぶことができた。

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「ティアーズ」が好きなら絶対に抑えておきたい

本作は、「ティアーズ」で断片的に語られていたゼルダの過去での記憶がひとつの物語としてわかりやすく描かれているので、「ティアーズ」が面白くて大好きだったという人にはぜひプレイしてほしい内容になっている。

個人的にはラウル、ソニア、ミネルなどのメインキャラクターはもちろんのこと、「ティアーズ」ではその存在がうっすらとあった程度の4人としてガノンドロフの軍勢と戦っていく姿がかなり印象深かった。

また、1ステージは早い場所で5分、長くかかる場所で30分ほどと結構ばらつきがあり、さらに前後にカットシーンが入ることも考慮すると、大体ワンプレイに1時間ほど見ておくとプレイしやすい。

筆者はアクションがそこまで得意なほうではないので、基本的にいつもノーマル~イージーの難易度でプレイするのだが、「無双」系アクションがあまり得意ではない、という人はイージーにしてしまうのも良いだろう(難易度はゲーム開始後でも変更可能)。

ちなみにイージーにするとボス敵もそこまで苦戦しなくなった。一方ハードでは筆者の腕前だとちょっとしんどいな、と感じる程度だったので、腕に覚えのある人は難易度を上げてみてほしい。

とにかく爽快感が抜群で、ゼルダが戦っていく姿だけでも非常に美しく作られており、そしてNintendo Switch2 だからこその60FPSで動くゲーム画面は、大量の敵を前にしてもカクつくこともなく綺麗に動く。Nintendo Switch 2 の性能を存分に感じたい人にもぜひおすすめの一本だ。

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なお前述の通り、ストーリーは「ティアーズ」あってこそのものではあり、ストーリー自体は「ティアーズ」をプレイしていなくとも把握はできるのだが、「ティアーズ」のネタバレを踏むことにはなるので、そこだけは注意してほしい。

今後「ティアーズ」をプレイしたいと思っている人は、やはり順番通り「ティアーズ」→本作、の順番でプレイすることを強くおすすめする。

ちなみに今回はふたりでのプレイはできなかったが、ふたりプレイでは、上下に画面を分割して1台のNintendo Switch 2 で共闘することも可能だ。

さらに本作にはおすそわけ機能が搭載されており、おすそわけ機能は初代Nintendo Switchにもおすそわけができる。Nintendo Switch 2 同士であればオンラインでおすそわけすることもできるので、本作を布教をしたい人はどんどん周囲を巻き込んでおすそわけしていってほしい。

※画面は開発中のものです。

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2025-12-12 12:47:41