マイクロソフトは、4A Gamesが手掛けるFPSゲーム「Metro 2039」の映像を初公開する「Xbox First Look:『Metro 2039』」を配信した。

先日4月13日にタイトルとキーアートが公開されたばかりの本作。動画内では、本作のシネマティック映像をはじめ、開発者によるプレゼンと数十秒に渡るゲームプレイ映像が披露された。
本作は、「メトロ2033」「メトロ ラストライト」「メトロ エクソダス」と続いてきた「メトロ」シリーズの第4作目。核戦争によって荒廃したモスクワの地下鉄(メトロ)を舞台にしたシングルプレイのFPSで、高い没入感とサバイバル感の強いゲームプレイが特徴だ。
また、「メトロ」シリーズのユニークなポイントとして、メトロを中心に世界が描かれている点が挙げられる。核戦争によって地上は放射能に汚染され、生き残った人々はメトロでの生活を余儀なくされている。メトロは各駅に存在する共同体による争いが絶えない危険地帯でもあり、全編を通してどこか息苦しさを感じさせる世界観となっている。


しかし、「メトロ エクソダス」ではシリーズを通しての主人公・アルチョムが地上を旅する物語が展開され、メトロから一気に世界が広がっていく過程が描かれた。
さらに、「メトロ 2033」は2033年、「メトロ ラストライト」は2034年、「メトロ エクソダス」は2035年が舞台となっている。過去作との繋がりは明らかになっていないが、“2039”という数字から「メトロ エクソダス」以降の物語であることが伺える。

公開されたシネマティック映像では、新たな主人公・ストレンジャーが、自身の過去を反映したかのような悪夢にうなされる様子が映し出される。さらに、伝説のスパルタン"Hunter"が率いる勢力"Noboreich"の存在も明かされた。Noboreichは、地上での暮らしを人々に約束する一方、プロパガンダと恐怖によって人々をメトロ内に縛りつける、権威主義的な支配を敷く残虐な勢力だという。
同一人物かどうかは明示されていないが、Hunterは過去作に登場したキャラクターの1人で、「メトロ」シリーズにおける物語の発端となる重要人物。スパルタンの中でも屈指の戦闘力を持つ実力者だったが、「メトロ 2033」の序盤で行方不明になって以降、姿を現していない。

本作では、一度メトロを去ったストレンジャーが再び地下へと戻り、旅をする物語が展開されるそう。過去作以上にダークな雰囲気になるとのことで、「終末世界を美化するつもりは一切ない」と開発チームは語っている。なお、ストレンジャーはシリーズ初のボイス付き主人公になるとのことだ。
また、「メトロ」シリーズはこれまで“戦争の抑止”をテーマに据えてきたが、ウクライナに拠点を置く開発元・4A Gamesがロシアの侵攻を経験したことを受け、本作では“沈黙の代償”や“暴政への恐怖”、“自由への代償”といった、戦争がもたらす結果へとテーマの焦点を移しているという。

そのほか、「メトロ エクソダス」で見られたレイトレーシングを活用したリアリティ溢れるビジュアルについては、一から再構築したことでさらに美しく進化しているという。映像の最後には進化したグラフィックが垣間見えるゲームプレイ映像も披露されており、本作のビジュアル面の進化をしっかり感じ取ることができるので、ぜひチェックしてみてほしい。

「Metro 2039」はXbox Serie X|S/PC(Steam/Epic Games)およびPS5で今冬発売予定とのこと。本作のさらなる続報に期待したい。
※画面は開発中のものです。
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