テイクツー・インタラクティブ・ジャパンは、2012年2月23日に発売を予定しているPS3/Xbox 360「ダークネス2」の発売を記念して、2月18日東京・秋葉原「AKIHABARA 85-HACO-」にて、生放送イベントを開催した。
「ダークネス2」は、今までのFPSとは違う「デーモンアーム」を操るオリジナリティーあふれる爽快、かつ激しいアクションゲーム。トゥーンシェードで描かれたダークな世界観。映画のような重厚なストーリーがゲームを盛り上げる。本作は主人公「ジャッキー・エスタカード」がダークネスパワーを狙う組織「ブラザーフッド」と戦うシングルプレイモードに加え、ダークネスの力の一部をそれぞれ得た全く性質の異なる4人のキャラクターによるマルチプレイモード「Vendetta」モードも収録。まさに新機軸FPSがここに誕生したのだ。
今回、本作の発売を記念して、ニコニコ動画でカリスマ的人気を誇る、ゲーム実況プレイヤー「ガッチマン」と「せんとす」の2人が「ダークネス2」のマルチプレイモードにユーザーと共に挑戦。その模様をニコニコ動画で生配信する、ユーザー参加型のイベントを開催した。
ガッチマンによる「Vendetta」オフラインプレイ生実況
MCに宇佐美友紀さんを迎え、2人で共にイベントで実況をするのははじめてという「ガッチマン」と「せんとす」の3人で生配信イベントは開始された。まずはじめに実施されたのが、ガッチマンによる実況付き「Vendetta」モードオフラインプレイを披露。「ブラックホール」という能力をあやつるキャラクター「J.P.デュモンド」を使用して基本的なFPSゲームの操作方法やちょっとしたプレイのコツと楽しみ方を説明してくれた。
本作では右手に銃器、左手にそれぞれのキャラクターの特殊武器を装備、両手持ちの銃器を装備することも可能。また、本作では電灯などの「光」が弱点となっており、光が当たる箇所に入り込むと視界や動きが悪くなり、絶対的に不利になる。電灯を直接壊したり、バッテリーなどの動力を破壊しながら進んでいこう。倒した敵の心臓を破壊すれば体力を回復、経験値を多くもらえる「処刑」で敵を葬ることもできる。
ガッチマンが操っていたキャラクター「J.P.デュモンド」は、かつてはニューオーリンズの貧困地域の恵まれない人々に医療を施す高名な医師であり、「ミッドナイトスティック」で敵を攻撃しやすい空中に打ち上げることもでき、「ブラックホール」という能力をあやつり、複数の敵を一度に始末することもできる。(この技では敵の心臓は入手不可能)。
ガッチマン・せんとす&ユーザーによる4人マルチプレイ
「Vendetta」モードはオン・オフどちらのモードでも遊べ、最大4人まで同時にCO-OPプレイ可能なマルチプレイモードだ。ここではそれぞれの特殊能力とタイプの異なる4人のキャラクターたちの、1人プレイ用モードと並行したストーリーが展開して行く。本イベントでは、ガッチマン・せんとすと来場者が協力して戦っていく様子が生配信された。
陰惨でクレイジーな性格の暗殺者「イヌガミ」は、伝説の妖刀「クサナギ」をあやつり、剣術と素早い動きで敵を翻弄する。「スォーム」という能力を発動すると小さなモンスター達を召喚することが可能。女性スパイ「ショーシャナ」は、ダークエッセンスと融合した火器「アーム・オブ・ザ・ナイト」を操り、「ガン・チャネリング」の闇の力の圧倒的な火力で敵を一掃できる。
大きな斧を投げて攻撃できる「ジミー・ウィルソン」は、複数の「ダークリング」を召喚する能力を持つ。動きは早くないが高い攻撃力で1対1の接近戦が得意。先ほどガッチマンが操っていた「J.P.デュモンド」は敵の群れを「ブラックホール」で一気に殲滅しながら「ミッドナイトスティック」で敵を浮かせて仲間の援護に回っても良さそうだ。
今回の会場にはシリーズのファンから、カリスマ実況プレイヤーのファン、さらにFPSゲームをプレイするのが初めての女性も多数来場しており、操作方法を教わらないでも、すんなりミッションをクリアしてしまう猛者や、道に迷いながらキャーキャー声を上げながらプレイする初心者も、ガッチマンやせんとすと一緒にたっぷりプレイをして楽しんでいたようだった。
ガッチマンのガチンコボス対決!3回目で無事撃破!?
たくさんのユーザーがマルチプレイを楽しんだあとは、来場者のおみやげを賭けたガッチマンのガチンコボス対決。このコーナーでボスを撃破することができれば来場者にもれなくおみやげがプレゼントされるというもの。主人公「ジャッキー・エスタカード」が操るクアッド・ウィールディング(4刀流)を巧みに操作し、あっという間に銃もゲット!落ちている自動車のドアを盾にしたり、デーモンアームとの連携もブルンブルンとうまく使い、そしてクレーン車に乗り込んだボスと対峙するガッチマン。
巨大な鉄球を振り回し、容赦なく襲ってくるボスには直接攻撃はできない。猿の姿に似た「ダークリング」が左右の隙間から渡してくるガスボンベをデーモンアームを受け取って、それをクレーン車に当てることではじめてダメージを与えることができる。狭いマップ内には弱点となる光源も移動して動き、雑魚キャラも襲ってくる、そしてうまくボスにダメージを与えていると思いきや…なんとガッチマンは敗北…してしまった。もちろんそこで終わるはずもなく、3回コンティニューをしてやっとギリギリ勝利できた。
なんとか勝って(3回目で)、来場者におみやげを渡すことはできたが、罰ゲームとしてデスソースのたっぷりかかったチップスを食べるはめになったガッチマン。涙目になりながらMCを続けるガッチマンはトバっちりとしてせんとす氏にもデスソースチップスを強要…。会場は大盛り上がりでたくさんの拍手の中、幕を閉じた。