ゲームロフトは、平成24年上半期の財務報告を発表、連結売上高が前年同期比24%増の9,520万ユーロを達成したことを明らかにした。
平成24年6月30日までの上半期におけるゲームロフト社の財務諸表の内容は次の通りです。
| 単位: 百万ユーロ | 平成24年上半期 | 平成23年上半期 |
|---|---|---|
| 売上高 | 95.2 | 76.8 |
| 売上原価 | (13.7) | (8.9) |
| 粗利益 | 81.5 | 67.9 |
| 研究開発 | (49.9) | (37.0) |
| 販売 | (17.4) | (14.4) |
| 管理 | (8.5) | (7.1) |
| その他費用 | 0.9 | (0.5) |
| 当期営業利益 | 6.7 | 8.9 |
| ストックオプション費用 | (1.2) | (1.0) |
| その他営業収益および費用 | (1.0) | 0.0 |
| 営業利益 | 4.4 | 7.9 |
| 金融利益 | 0.4 | (1.3) |
| 所得税 | (0.2) | (1.3) |
| 連結純損益 | 4.6 | 5.3 |
| 一株当たり利益 | 0.06 | 0.07 |
| 希薄化後一株当たり利益 | 0.05 | 0.07 |
平成24年上半期のゲームロフト社の連結売上高は9,520万ユーロ、前年同期比24%増を達成しました。上半期の売上においては、北米が32%、ヨーロッパ・中東・アフリカが26%、アジア太平洋が22%、ラテンアメリカが21%を占めました。
急速に成長しているスマートフォン・タブレット分野におけるゲームロフト社のゲームの大きな成功により、売上は堅調に推移しています。上半期のスマートフォン・タブレットにおける売上は前年同期比119%増で、初めて売上全体の50%以上を占めました。
ゲームロフト社のスマートフォン関連事業における著しい成長は、平成23年より導入されているフリーミアム・ペイミアムモデルの成功とも関連しています。当社の月間アクティブユーザー数は5,700万人で、現在スマートフォン関連の売り上げの60%以上がアプリケーション内課金コンテンツおよび広告収入によるものです。
粗利益は前年比20%増の8,150万ユーロとなりました。粗利益率は前年同期が88%であったのに対し、86%となっています。この減少は主に、アイス・エイジ:ビレッジなどの平成24年上半期にリリースされた他社ライセンスのゲームの成功によるものです。
平成24年上半期の当期営業利益は670万ユーロでした。(貸借対照表に資産計上されている)PCおよび家庭用ゲーム機向けの開発プロジェクトが、(損益計算書に費用計上されている)モバイル・タブレット向けの開発プロジェクトに取って代わられたために、研究開発費が増加しています。このことは、前年同期比、390万ユーロ分の非現金での影響をもたらしています。
研究開発費資産計上前の当期営業利益を見ると、平成23年上半期の650万ユーロに比べ、26%増の820万ユーロでした。この堅調な成長は、前年比41%増で860万ユーロとなる平成24年上半期の当社の自己金融能力に反映されています。販売管理費も健全に推移し、総売上高に対する割合は共に減少しています。
ストックオプション費用は120万ユーロ。ゲームロフト社の中国の開発スタジオの再編のため、100万ユーロの一時費用が計上されています。当社は中国の研究開発を高付加価値の事業に集中させ、上海スタジオおよび北京・成都のQAおよびポーティング部署を平成24年上半期に閉じることを決定しました。
純金融収入は40万ユーロとなり、主に現金で得られた利息で構成されています。当社の所得税は20万ユーロにとどまりました。これは主に繰越欠損金を認識したことによるものです。平成23年6月末の時点で認識されていない連結繰越欠損金は1,370万ユーロでした。
平成24年上半期の連結純利益は460万ユーロで前年同期比13%減少しています。しかしながら、研究開発資産計上前の純利益は前年同期比115%増となっています。一株当たり利益と希薄化後一株当たり利益はそれぞれ0.06ユーロ、0.05ユーロとなっています。
堅調なキャッシュフローと健全な財務状況
平成24年上半期、ゲームロフト社の財務状態は非常に堅調。営業キャッシュフローは前年同期比118%増の570万ユーロに達し、当社のネットキャッシュ平成24年上半期に670万ユーロ増加しました。
当社の財務状況は極めて堅調です。したがい、ゲームロフト社は急速な成長を続けていくのに必要な財源を保持しています。ゲームロフト社の株主資本は1億1,490万ユーロで、ネットキャッシュポジションは平成24年6月末には史上最高の4,370万ユーロに達しています。
今後の積極的な戦略
スマートフォン・タブレットの市場の勢いは今後も当社の成長を支えるものと考えられます。ゲームロフト社はこの分野に大きな投資をしており、この投資は引き続き実を結んでいくと見込まれます。平成24年下半期には、あらゆる層をターゲットとした約20本の新作ゲームをリリースすることを予定しています。
当社初のアンリアルエンジン搭載タイトル「ワイルド ブラッド」、「Playmobil Pirates」、「Littlest Pet Shop」、「ヒーローズ・オブ・オーダー&カオス」などです。尚、上半期には11本のスマートフォン・タブレット向け新作をリリースしています。
さらに、「アイス・エイジ:ビレッジ」、「キングダム&ロード」、「アメイジング・スパイダーマン」、「アスファルト7:Heat」、「ダークナイト ライジング」などの最近リリースされたゲームの継続的な成功が、下半期も堅調な成長を可能にすると考えられます。
ゲームロフト社は、これまでは2億ユーロとしていた平成24年通期の売上の見通しを現在は、前年比25%増の2億500万ユーロとしています。
平成24年の第3四半期の売上報告は平成24年11月5日に発表します。
※画面は開発中のものです。
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