タイトーは、千葉・幕張メッセにて開催中の「ジャパン アミューズメント エキスポ2013(JAEPO 2013)」において、本日2月15日、アーケード版「グルーヴコースター」の発表会を実施した。
「スペースインベーダー」生誕35周年記念タイトルとして、2013年冬稼動予定のアーケード版「グルーヴコースター」は、美しく迫力のある映像と多彩な音楽、専用コントローラー「BOOSTER(ブースター)」による直感的な操作で、すぐにグルーヴする楽しさが味わえる大画面・音楽体感アトラクションだ。
本発表会では、「グルーヴコースター」シリーズのゲームデザイナーである石田礼輔氏と、アーケード版「グルーヴコースター」のプロデューサーを務める白石雅也氏が登壇し、ゲーム内容の説明、ならびに本作のデモンストレーションを行った。
まず、グルーヴ感たっぷりに登場した石田氏が、ジェットコースターのように縦横無尽に動きながらリズムを刻む音楽ゲームである「グルーヴコースター」の特徴を紹介。
本作は、音楽にノる“グルーヴ”の楽しさとジェットコースターの楽しさを掛け合わすことで、未だかつてないゲームとなっており、リズムに合わせた直感的な操作方法で誰でも楽しむことができる。また、無駄を排することで洗練されたビジュアル表現、楽曲ごとに異なるステージ構成とすることで、ユーザーを飽きさせないゲームの仕上がりになっているという。
そして、アーケード版のコンセプトが「誰でもすぐに音楽にノる楽しさが味わえる」ことであるとし、それを体現した本作のキャッチコピーとして、「カンタン×ノリノリ×テンションMAX」を掲げた。
続いて登壇した白石氏は、元々iOS端末で展開していた本作の楽しさを、アーケード版でも表現するために意識した点として、まず、55インチの縦長の液晶を使用することで、大画面での没入感が味わえるようにしたと紹介。
また、タッチ操作だったiOS版とは異なり、本作では自分たちのゲームプレイをブースト(増幅)するという意味を込めた“ブースター”と呼ばれる左右2つのコントローラーで、両手を使ってのプレイが可能。こちらは、基本となるタップ操作のほか、両手での操作も加わったホールド、iOS版のフリック操作に相当するスライド、さらにコントローラーを360度回転させるスクラッチ操作も楽しめる。
加えて、音楽体感型のゲームということで、キャビネットに2つ、コントローラーに2つの4スピーカー、1ウーファーで臨場感をより楽しむことができ、さらにゲームに没入したい人向けにヘッドフォンジャックも用意されている。
そのほか、同社のコンテンツ配信システムである「NESiCAxLive(ネシカクロスライブ)」にも対応。もちろん、スコア保存、称号獲得、ランキング、アイテムコレクションなどの要素はもちろんのこと、オンラインイベントや新曲の配信も行なっていくとのことだ。
そして、本作で収録が決定している楽曲の情報も紹介。J-POP、VOCALOIDや東方アレンジ楽曲、タイトーサウンドチーム“ZUNTATA”の楽曲、そして本作のためにさまざまなアーティストが制作したオリジナル楽曲も多数用意されている。
J-POP
JUMPER
つけまつける
Kick It Out
Pray
ノルニル
ポリリズム
V.I.P
アルクアラウンド
Bless You
only my railgun
VOCALOID・東方アレンジ
ワールズエンド・ダンスホール
magician’s operation
マトリョシカ
Bad Apple! feat.nomico
Colors
オリジナル楽曲提供アーティスト
ARM(IOSYS)
Masayoshi Minoshima
石元 丈晴
Another Infinity
REDALiCE
鈴木 光人
CTO LAB.
Sampling Masters MEGA
世阿弥
DJ Laugh a.k.a. uno(IOSYS)
YMCK
浜鍋 正志
ゲーム紹介の後は、“DJ花形”こと花形琢真氏によるデモンストレーションが行われた。高難易度のHARDでプレイしていたこともあるだろうが、思った以上に手元が動いている印象で、手のひら全体を使った繊細な操作感が本作ならではの特徴であると感じた。
花形氏本人もリズムにノリながらプレイしていたが、その様子を見ている石田氏、白石氏が音楽にノッている姿も印象的だった。