スクウェア・エニックスは、2013年3月14日発売予定のPS3用ソフト「キングダム ハーツ -HD 1.5 ReMIX-」において、収録作品のひとつ「キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ」の情報を公開した。
目次
「キングダム ハーツ -HD 1.5 ReMIX-」は、PS2用ソフト「キングダム ハーツ ファイナル ミックス」「キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ」と、ニンテンドーDS用ソフト「キングダム ハーツ 358/2 Days」の3作品をHD化し、1本のソフトに収録したもの(「358/2 Days」は映像作品として収録)。
これまで、「キングダム ハーツ ファイナル ミックス」、「キングダム ハーツ 358/2 Days」についてお届けしてきたが、今回は3つ目の収録作品となる「キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ(以下、KHRe:COM)」の内容を紹介していこう。
ストーリーと主要キャラクターをチェック
ストーリー
ひとつの戦いを終え、再び行方が知れなくなったリクと王様。ソラ、ドナルド、グーフィーの3人は、彼らを捜して再びあてのない旅を続けていた。その途中、突然現れた黒いコートの男に導かれて、ソラたちは“忘却の城”へたどり着く。城の中で待ち受けていたのは謎の少女ナミネと、城の主である黒いコートを身にまとった謎の集団“機関”だった。
そして同じ頃、リクもまた謎の男の導きによって忘却の城を訪れていた。はたしてこの城で、彼らは何を得て、何を失うのか――。
ソラ
キーブレードの勇者。リクとの再会を願い、彼を捜す旅に出る。
ドナルド
ディズニーキャッスルの王宮魔導士。王様を捜すため旅に出る。
グーフィー
ディズニーキャッスルの王宮騎士隊長。王様を捜すため旅に出る。
リク
ソラの親友。ひとつの戦いを終え行方不明となっている。
王様
ディズニーキャッスルの偉大な王。リクとともに行方が知れなくなっている。
ゲームの場面や“機関”などゲームの見どころを紹介
すべてがカードに支配された世界
忘却の城では、敵と戦うときも、ワールドの中を探索するときも、カードを使わなければならない。ドナルドお得意の魔法もそのままじゃ使えない!?
リクとの再会 だが―
離れ離れになっていたリクが忘却の城に? 思わぬ再会に喜ぶソラだが、リクの様子がいつもと違うようだ。
忘却の城を管理する“機関”
忘却の城を訪れたソラを襲う、黒いコートをまとった謎の集団。光と闇のいずれにも属さないという、彼らの目的とは?
謎の少女 ナミネ
忘却の城に囚われ“機関”の監視のもと、何やら絵を描くナミネ。
ソラを襲う“機関”
性格や戦い方、“機関”に対する思惑までもが異なる、多種多様な個性を持つ“機関”の者たち。それぞれがナンバーを持ち、数字が低いほど所属が古い。
もうひとつの物語「リク編」
ソラと時を同じくして、忘却の城を訪れたリク。そこでリクを待ち受けていたものとは――。ソラの物語をクリアすると、アナザーストーリーである「リク編」が遊べるようになる。主人公はリクで、ストーリーだけでなくゲームのシステムも変化する。
王様がついに登場!
ディズニーキャッスルの王であり、この世界のすべてを見守る偉大な人物。ドナルドとグーフィーが捜していた人が、どうして忘却の城に?
おなじみの仲間たちやワールドが登場!
忘却の城で入手した「ワールドカード」を使うと、そのカードに応じたワールドが生み出される。ここでは、本作に登場するワールドの一部を紹介しよう。
トラヴァースタウン
それぞれのワールドにはかつての仲間の姿が。だが、なぜか彼らはソラのことを忘れているようで…。
アグラバー(「アラジン」のワールド)
使うと魔人ジーニーが願いを3つかなえてくれるという魔法のランプを手に入れたアラジンは、自分の願いをかなえようとするが…。
オリンポスコロシアム(「ヘラクレス」のワールド)
オリンポスコロシアムを訪れたソラと謎の剣士クラウドは、英雄ヘラクレスに挑戦するため「サバイバルカップ」に参加する。
ワンダーランド(「ふしぎの国のアリス」のワールド)
アリスが「ハートの女王の記憶を盗んだ罪」というデタラメな理由で裁判にかけられる!
モンストロ(「ピノキオ」のワールド)
巨大クジラのモンストロの体内で、ソラたちはピノキオとゼペットじいさんに出会う。
ハロウィンタウン(「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のワールド)
ハロウィンタウンに現れた、人々を襲うハートレス。街の人気者ジャックはその原因を探ろうとするが…。
アトランティカ(「リトル・マーメイド」のワールド)
魔女アースラは、友達を想うアリエルの心を利用して、魔法のヤリ「トライデント」を手に入れようとたくらむ!
ネバーランド(「ピーター・パン」のワールド)
ピーター・パンと共に海賊船に囚われたウェンディを助けに向かうが、彼女の口からは思いもよらない言葉が…。
ホロウバスティオン
魔女マレフィセントに囚われたベルを助けに来たビースト。しかしベルの冷たい態度にビーストはショックを受けてしまう。
100エーカーの森(「くまのプーさん」のワールド)
プーとその仲間たちが楽しく暮らす、お話の中の世界。ここでは他では楽しめないミニゲームが満載だ!
デスティニーアイランド
暖かな陽の光が降り注ぐ平和な島。ソラやリクの故郷だ。そこには島の仲間であるティーダ(FFX)、ワッカ(FFX)、セルフィ(FFVIII)の姿が。
バトルシステムを紹介!
エンカウント
「KHRe:COM」は、フィールドにいる敵シンボルに触るとバトル開始となるシンボルエンカウント方式。敵シンボルに攻撃をしながら触れると、バトル開始時に敵が気絶した、優位な状態でスタートできる。
バトルカード
バトルカードには攻撃、魔法、召喚、アイテムなど様々な種類が存在。バトル中、行いたいアクションのカードを選ぶことで効果が発動する。
カードブレイク&リフレクト
バトルでは、敵もカードを使って攻撃を行う。ソラと敵が同時にカードを出した時は、カードに割り振られた「数字が大きい方」の技のみが発動する。
カードブレイク:敵より数字の大きいカードを使う(敵の技を弾き返し、プレイヤーの技が発動する)。
リフレクト:敵より数字の小さいカードを使う(プレイヤーの技が弾き返され、敵の技が発動する)。
最弱で最強の“0カード”
数字が0のカードは、相手より後に出すとどんな場合でもカードブレイクできる最強のカード。しかしカードを出した後はあらゆる数字のカードでカードブレイクされてしまうという欠点を持つ、最弱のカードでもある。
ルームクリエイション
「ワールドカード」を使うと、カードに応じたワールドが生み出される。そのワールドの中には「ルーム」と呼ばれる小部屋が並び、ルームにつながる扉を開き進んでいくことでゲームが進行する。
「マップカード」で扉を開こう
ルーム内にある扉は、マップカードを使用すると開くことができる。扉を開くには、さまざまなノルマが存在する(画面のノルマは「5」以上の数字のカードを使う)。
そしてノルマをクリアすると、次のルームに続く扉が開く。
使用した「マップカード」に応じたルームが完成
扉を開くために使用した「マップカード」に応じて、さまざまなタイプのルームができあがる。敵がたくさんいるルーム、敵が寝ているルーム、宝箱やショップがあるルームなど、状況に応じたルームを作り遊んでいこう。
戦略性とアクション要素がつまったバトル!
カードの組み合わせ次第では、「ストック技」と呼ばれる特殊技が発動することも!
忘却の城の管理者「機関」とのバトルも!
KHシリーズではおなじみの「機関」が初めて登場するのが本作。それぞれが腕におぼえのある強敵だ!
リク編独自のシステムもチェック!
リク編では、所持するカードがあらかじめ決まっているなど、本編とは違ったリク独自のシステムが楽しめる。
独自システム/Dモード
リクの中に眠る力を解放して、さらなる力を発動するDモード。バトル中にDPをためることで発動が可能だ。Dモード時のみ発動できる技も存在するぞ。
“機関”とのバトルも!
忘却の城を進むリクの前にも立ちはだかる“機関”。レクセウスの「ロックブレイク」は、自分のまわりに出現させた6つの岩石を武器で壊し、破片を周囲にまき散らす! 大ダメージは避けられない。
ストック技/ホーリーバースト
フレンドカード「王様」を使ったストック技。王様とリクが背中合わせになり、回転しながら無数の球を発射!
独自システム/デュエル
敵が使ったカードと同じ数字のカードを使うと、その敵と1対1でカード勝負をする「デュエル」が発動!
相手が次々と出してくるカードを制限時間内にすべてブレイクできれば勝ちとなり、強力な「デュエル技」が発動できる。だが負けた場合はペナルティが発生してしまう。
デュエル技/ダークバラージュ
突進して居合い抜きを行った後、ジャンプして無数の武器を投げつける!
PS3版での新要素もチェック!
「ソラ編」「リク編」の2つがHD画質で体験できる!
本作はソラを主人公とした物語から始まる。それをクリアすると、今度はリクを主人公とした「リク編」をプレイすることができる。リク編はゲームシステムなど、本編とは違った物語を楽しむことができる。もちろん、今回はどちらもHD版となってよみがえっているぞ。
より美しい映像がもたらす新たな感動!
HD画質に耐えられるように、メニューなどのユーザーインターフェイスを全て高解像度化。また、背景のテクスチャーも同時にクオリティアップ!
トロフィー機能に対応!
トロフィーのコンプリートを目指してやり込もう!
ゲームクリアのご褒美が追加!
ゲームをクリアすると、ご褒美としてPS3のカスタムテーマが入手可能!
(C)Disney. Developed by SQUARE ENIX
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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