ユニティ・ゲームズ・ジャパンブランドは、BeautiFun Gamesが開発したPS Vita向け色彩パズルアクション「ニヒラブラ」の配信を、本日4月30日よりPlayStation Storeにて開始した。
「ニヒラブラ」は、時に厳しく、時に優しく語りかける声に導かれながらさまざまな特性を持つ“色彩”を地面や床に塗り、ステージを進行させていくパズルアクションゲーム。
プレイヤーは、すべてを飲み込み滅ぼしてしまう虚無(ヴォイド)によって生み落とされ、自我を持って世界へと逃げ込んだ小さな存在を操作し、再び彼を取り込むべく世界を破壊しながら迫り来る虚無から逃げることとなる。
生きる意味を問われる重厚なストーリーと、影絵のような独特なグラフィックが織りなす、暗鬱ながらも温かみのある内容が魅力だ。
ストーリー
すべてを飲み込み滅ぼしてしまう虚無<ヴォイド>。本作の主人公は、その虚無に生み落とされた小さな存在です。
自我を獲得し「世界」に逃げ込んだ彼は、自らの空虚さに絶望しながらも世界とのつながりを探っていきます。しかし彼を再び取り込むべく迫り来る虚無。虚無から逃れるたび、壊されていく美しい世界。
「自分は生きていていいのだろうか?」
そんな問いを抱えながら世界を旅していく、彼はやがて世界に息づく「色彩」を理解していきます。そして彼がたどり着く答えとは……?
「ニヒラブラ」特徴
ステージは、「新たに手に入れた色彩のチュートリアル」、「じっくり考えながら進行できるパズルパート」、「世界を飲み込む虚無から逃げるボスパート」に分かれています。
本作の特徴である色彩は「青」「緑」「茶」「赤」「黄」の5種類と、色を取り除く「虚無」の6種。それぞれの特性を使い分け、主人公を吸収しようと迫り来る虚無から逃げのびましょう。
例えば地面に「青」を塗れば凍りつき、滑走の効果を得られ、より遠くへジャンプできます。また、塗れる量には制限がありますので、塗った色をこまめに「虚無」で取り除き回収しながら進むことが攻略のコツです。
ゲーム全体を通じ、主人公とプレイヤーに語りかける声はもう一人の主人公と言えるでしょう。PlayStation Vita版ではユニティ・ゲームズ・ジャパンによって新規日本語での吹き替えが挿入されており、ゲームの世界観をより鮮明に感じ取ることができます。
また、ゲームを進行させると実績解除のほか、アートギャラリーのCGが解放され、コンセプトアートや開発段階での主人公のイメージグラフィックなど、作中では見られないアートも閲覧可能に。
さらに、ストーリーモードをクリアすると「虚無モード」がアンロックされます。瞬間的な判断力と腕前が試される上級者モードで、一味違う本作をお楽しみいただけます。
(C) 2013 BeautiFun Games
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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