SNKプレイモアは、スマートフォンゲームとコンシューマゲームの開発体制を強化と、パチスロ事業からの撤退を発表した。
ゲーム開発とパチスロ開発を中心に事業を展開している同社。市場環境の変化に対応するために新たな成長戦略を検討した結果、パチスロ事業の撤退と、ゲーム事業とライセンス事業への集中させることで、組織体制を強化すると発表した。
ゲーム事業は、スマートフォンゲームとコンシューマゲームの開発体制を強化。スマートフォンゲームについては、20タイトル以上のゲームアプリを配信中で、中国大手ゲーム企業のLedo社との技術提携を推進中だ。コンシューマゲームについては、2011年以来の新作タイトルとなるPS4専用ソフト「THE KING OF FIGHTERS XIV」を2016年の発売に向けて開発中で、今後も新作タイトルを継続開発するため、開発者を増員するという。
また、「ザ・キング・オブ・ファイターズ」「メタルスラッグ」「サムライスピリッツ」といったIPを所有しており、ライセンスビジネスも展開中だ。これからもパートナーと協業し、中国市場をはじめとする世界でライセンスビジネスを拡大していくという。
撤退を決定したパチスロ事業に関しては、パチスロ「ビーストバスターズ」をもってパチスロ機の開発、製造、販売を終了。同社パチスロ機の故障や修理等のアフターサービスは、引き続き対応が行われる。パチスロ事業部門の社員については、ゲーム事業への配置転換を進めるとのことだ。
ゲーム事業の体制強化とパチスロ事業の撤退に関するお知らせ
http://www.snkplaymore.co.jp/pdf/151102_01.pdf