CRI・ミドルウェアは、11月12日に戦略的提携を発表したShanghai Oriental Pearl Media(OPM)と、中国ゲーム市場に向けたCRIWAREの本格展開を開始する。
OPMは中国で最も影響力を持つメディアグループの一つである上海メディアグループ(Shanghai Media Group、以下SMG)の中核グループ会社で、中国におけるPS4およびXbox Oneの唯一のオペレーター(※)となっている。家庭用ゲーム向けに独自プラットフォームを立ち上げ、パブリッシング、コンテンツのオペレーション、技術サービスまで包括した総合システムを開発・整備しており、中国のゲーム開発者に多大な影響力を持っている。CRIは、中国のゲーム産業を主導するOPMと共に、OPMと公式に提携し強く推薦される企業として、中国のゲーム開発者に向けてCRIWAREを積極的に展開していくとのこと。
※オペレーター:中国政府の許認可を受けて、ハードメーカーと共同して中国での事業展開を行う企業のこと。
その第一歩として、2015年11月25日(水)に中国・上海で開催されるゲーム開発者向けフォーラム「ファミリーゲームフォーラム(Family Game Forum、以下FGF)」に公式に招待を受け、同社代表取締役社長 押見正雄氏が基調講演に登壇し、「高品質な家庭用ゲームを効率的に開発する手法」について講演し、そのノウハウや技術、そしてCRIWAREの紹介を行うという。
FGFは、OPM、中国政府文化部(文化省)、上海市文化放送映像テレビ管理局が、中国における家庭用ゲーム産業の推進を目的として開催する、初の大規模フォーラム。中国のゲーム開発者を対象に、ハイエンドゲーム機向けの高品質なソフト開発のための各種技術、IPの創造力強化、ゲームの操作性、クロスプラットフォーム開発など、家庭用ゲーム開発に関するあらゆるテーマでの情報提供や技術紹介が行われる。
基調講演には、文化省や上海市文化放送映像テレビ管理局の政府高官をはじめ、SMGプレジデント Wang Jianjun氏、OPMプレジデントLing Gang氏、また、大手ゲームメーカーの代表として、スクウェア・エニックス代表取締役社長 松田洋祐氏、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン アジア バイスプレジデント 織田博之氏など、ゲーム産業に関わるさまざまな方面の著名人が登壇する。
FGF開催概要
名称:Family Game Forum(FGF)
開催日時:2015年11月25日(水)9:00~17:00
会場:上海国際コンベンションセンター(上海国際会議中心)