「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」迫力満点の公開稽古の模様をお届け!ステージの構想も明らかに

発表会・イベント取材
0コメント アサミリナ

2016年5月30日、東京都内にて「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」の関係者向け公開稽古が行われたので、その模様をお届けする。またステージの演出などについて、演出の金谷かほり氏からの説明会も実施された。

見どころは迫力満点のアクションシーン!

公開稽古は舞台の冒頭部分などのみだったが、学校の体育館と同じ広さがある稽古場をいっぱいに使った、大がかりなものとなっていた。

今回のステージの会場はどこもアリーナばかりだが、実際の舞台はこの体育館の広さの稽古場よりも更に広いものとなるとのこと。ステージはアリーナ中央部に配置され、東では勇者が戦い、西ではテリーが戦い…といったような、どこの席から見ても常に自分の前でショーを楽しむことができる。

今日は主にアクション部分を担当するチームとメインの役者での稽古だったが、実際には更にダンサーなどが多数入るそうだ。

なお、「ドラゴンクエスト(以下、DQ)」といえば主人公の名前を自分で決めるのも楽しみのひとつ。だからこそ、勇者にはあえて名前がなく「勇者」なのであり、そしてその「名前」についてもショーの中で演出が考えられているという。

また「DQ」シリーズの勇者といえば基本的にはゲーム中では一切喋らないのも特徴。そのため、勇者にはほんのわずかな、いくつかのセリフだけがあるようだ。

ゾーマとオルテガのバトルシーンではワイヤーアクションなども使われ、空中戦も披露される。

本公演では歴代の勇者が全て登場するが、その中で「DQIII」の勇者が竜の女王に選ばれて運命の旅に出ることに。勇者が魔王バラモスを倒すためにアリアハンの王に面会し出発する「DQIII」のオープニングも再現される。

「しりょうのきし」などの敵たちもアクション満載で、ステージを盛り上げるのに一役買ってくれる。もちろん勇者とのバトルシーンなども随所に用意されている。

「DQVIII」に登場したヤンガスと「DQIV」のパノンも登場。既に「DQIV」からアリーナやトルネコの参加(この日はどちらもスケジュールの都合により欠席)、そしてこの日「DQV」からビアンカとフローラが出ることも明かされた。

ビアンカとフローラは、1992年に発売された「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」に、ヒロインとして登場するキャラクターだ。主人公と幼い頃旅を共にしたビアンカと、青年期に交流を持つ深窓の令嬢フローラ、という対照的な2人。ビアンカは富田麻帆さんが、フローラは杉本朝陽さんが演じる。シリーズの垣根を超えて人気キャラクターが登場するのも「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」の見どころだ。

なお、登場キャラクターについてはまだまだ今後も追加の情報があるそうなので、期待していてほしい。

勇者役の松浦司さんとテリー役の風間俊介さんにインタビュー!

舞台稽古のあと、勇者役の松浦司さんとテリー役の風間俊介さん、演出の金谷氏、日本テレビ放送網プロデューサー・依田謙一氏がインタビューに応じてくれた。

その途中、ドランクドラゴンの塚地武雅さんがインタビュアーとして乱入する場面も。コメディアンでありながらその演技力が高く評価されている塚地さんだが、どうやら「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」への出演も虎視眈々と狙っている模様だった。

松浦司さん

――このステージへの意気込みをお願いします。

風間さん:色々なお仕事を今までさせていただきましたが、これまでに自分が作ったことのないものをやっているという実感が日々あります。誰も知らないステージを、誰もが知っているドラゴンクエストで作り上げるというコントラストが、毎日刺激的で楽しいです。この夏、多くの人にこの興奮を共に味わってもらいたいです。

恐らくは今年の夏限りの一発花火という予定で、これを逃したら二度とこのショーは見れないと思います。全国の皆様にこの夏最高の思い出になるようなショーにしますので、よろしくお願いいたします。

松浦さん:来てくれる皆さんの気持ちが僕の勇者という役に反映されて応援したくなったり、自分も今このステージに立っていてゾーマと戦うんだ、というような、「キミが僕で、僕がキミ」みたいな気持ちがリンクされるショーにしたいと思います。

僕も未だかつて見たことのないような世界が今膨らんで出来上がっている最中ですが、このショーを皆さんの前で出来ることは本当に幸せです。皆さんの思い出に残る最高のショーにするべく毎日頑張って稽古に励みたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

金谷氏:今私も自分の役割とはなんなのかを毎日探っているような状態です。技術的にもこれまでにやったことがないようなセットで、誰もやったことのないような展開の仕方で、ドラゴンクエスト30周年という記念すべき年にこういうショーをやることにとても責任を感じています。

ゲームをプレイしたことがある人もない人も、見終わったあとに自分の名前を掲げて生きていくためにこのショーはあるんだと思っています。ここに集まったことに意味があったというような感動をもって帰っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

――松浦さんが勇者役に選ばれたポイントを教えてください。

依田氏:今回プロアマ問わず700人以上の方に応募していただきましたが、最終選考で4人にまで絞り、そこからは本当に苦しいオーディションでした。というのも4人とも本当に実力があって、これが勇者だと思えるところがたくさんありました。

「主人公は自分だ」というのがドラゴンクエストの勇者ですから、自分の想いをのせられる人かどうかが一番大きなポイントでした。松浦さんはそれが4人の中でダントツでした。

他の3人の方は「この人すごい!」と思って見るような感じだったのに対し、松浦さんは自然と一緒に「がんばれ!」という気持ちになったり、一緒に戦っている気持ちになれたり、ゲームの主人公と同じような気持ちになれるというのが、松浦さんに決まった大きな理由です。

――楽しいところと苦労しているところを教えてください。

風間さん:「今日の稽古はリレミトをやります」っていう時点で楽しいですよね。そんな経験は今まで一度もないですし(笑)。高校生だったころの自分が学校で「あそこで経験値稼いで~」とか友達と話していたドラゴンクエスト用語を使いながら働いているっていうのも楽しいです。ゲームの中の世界に入るというのは全てのゲーマーの夢だと思うのですが、それを毎日経験させてもらっているので、あのころの夢がかなっている毎日です。

大変なことといえば、この体育館でも実際のステージよりもぜんぜん尺が足りないんです。「ここで(スクリーン上に映し出された)ボストロールに一回斬って、二回斬って、そのあと避けて一回斬る」って言われてなんとなく想像でやっているんですけれど、稽古ではスクリーンがないので、今のところまったくわからないんですね。

後々実寸を組んで映像もあわせて全て本番さながらのゲネプロを行うのですが、そこまでが大変です。いざやってみないとわからないところが多いです。

――初めて遊んだドラゴンクエストのシリーズと、その思い出などを教えてください。

松浦さん:僕は初めてやったドラゴンクエストはVIIでした。石板を集めるのが大変で時間もかかりましたが、音楽が最高だったのでそこでモチベーションが上がって石板集めも頑張れましたね。そしてゲームを消したあとも耳にずっと音楽が流れているような、そんな思い出があります。

風間さん:VIIは本当に音楽いいですよね……。一番最初にドラゴンクエストに触れたのはIIIとIVだったのですが、当時小さかったので親戚のお兄ちゃんなど、まわりがやっているのを見ているという感じで、自分でも気になってプレイしたもののあまりよく理解できなかったんです。

本当の意味で全部自力でクリアしたのはVが初めてです。なのでVは本当に思い入れがあって、ストーリーで好きなのはVで、音楽はVIIで、システムで好きなのはIIIなんですよ。本当にIIIの職業システムが、RPGの中で革命的だったんですよね。もしよろしかったらどなたか取材を申し込んでいただければ、一時間くらい語るんですけれど(笑)。

――(笑)。ありがとうございました。

演出の金谷氏によって、ショーの全貌が明らかに!

続いて「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」の全貌が、依田氏と金谷氏によって明かされた。

依田謙一氏 金谷かほり氏

依田氏によれば、「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」は、巷で「ドラゴンクエストの舞台」「ドラゴンクエストのミュージカル」などさまざまな呼び方をされているものの、実際には舞台でもミュージカルでもない、まったく新しいショーだという。

欧米ではアリーナショーは比較的多いが、日本ではアリーナショーはほぼゼロに近い。「ディズニー オン アイス」などがこのアリーナショーに分類されるが、そのショーはこれまでほぼ全て海外からやってくるタイプのアリーナショーばかりだった。今回日本で初めて作られるオリジナルのアリーナショーが、この「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」になるのだそうだ。

金谷氏は実際のステージの模型でもって、具体的な構想を明らかにしてくれた。この模型は十字の形をしており、360度のセットになっている。

中側に昇降するブリッジがあり、役者がその上で演技をしたりすることもあるそう。また、模型の上部にたくさん下がっている四角い暖簾のようなものはロールスクリーンで、このスクリーンが上がったり下がったりしながら今いる風景や魔法など、さまざまなものが映ることでシーンが展開していくとのこと。このスクリーンは中にいる人を透かすようなこともできるそうだ。

ジパング 火山

こちらはステージの全体図。上記のスクリーンとセットでこのような場面がステージに登場するようだ。ゲームをプレイしている人たちが、「これが実際にあった出来事ならどういう風になるのだろうか」というシーンを再現する、というのがこのショーのひとつのテーマになっている。

また、このショーでは高校生たちによるブラスバンドとの共演も既に発表されている。稽古中に流れていた音楽では「DQIV」のバトル曲の”生か死か”や、「DQIII」のエンディングテーマなどがあった。

「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」で、熱い思い出を作ってみてはいかがだろう。

「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」公演概要

公演期間

7月22日~8月31日、全40公演(予定)

さいたま公演

7月22日(金)~31日(日)さいたまスーパーアリーナ

※7月25日~27日休演

福岡公演

8月5日(金)~7日(日)マリンメッセ福岡

名古屋公演

8月12日(金)~14日(日)名古屋 日本ガイシホール

大阪公演

8月18日(木)~22日(月)大阪城ホール

横浜公演

8月26日(金)~31日(水) 横浜アリーナ

※8月29日休演

チケット料金(全席指定、税込)

S席:大人9,500円/子ども7,500円
A席:大人7,500円/子ども5,500円

出演者

勇者/松浦司
テリー/風間俊介
アリーナ/中川翔子
パノン/田中精
ヤンガス/田尻茂一
トルネコ/芋洗坂係長、我善導(Wキャスト)
ビアンカ/富田麻帆
フローラ/杉本朝陽
竜の女王/高橋洋子

公式サイト

http://dragonquestlive.jp/

※子供料金は3歳~小学生までです。3歳未満でも席が必要な場合は有料です。
※車いすをご利用の方は各地お問い合わせ先までご連絡ください。
※公演中止を除き、申し込み・購入後の取り消し、変更、払い戻しはできません。
※機材やステージ・客席の構造などにより、舞台の一部が見えにくい場合があります。
※ステージ画像はデザイン・コンセプトのイメージ画のため、実際の舞台とは異なる可能性があります。

※画面は開発中のものです。

本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

関連タグ

注目ゲーム記事

ニュースをもっと見る

ゲームニュースランキング