ディースリー・パブリッシャーより2017年7月6日に発売を迎えたPS4/PS Vita用ソフト「オメガラビリンスZ」。前作よりさらなるパワーアップ要素を詰め込んだ、本作のプレイインプレッションをお届けします。
みなさん、胸膨らむ冒険してますか?
ディースリー・パブリッシャーより発売された「オメガラビリンスZ」は、いろんな意味でそんな体験が楽しめる“おっぱいローグライクRPG”です。
ぶっちゃけ何を言っているのかわからないという方もいるでしょう。私も前作「オメガラビリンス」をプレイするまでは、「そんなこと言って~」なんて思っていました。頭おかしいです(褒め言葉)。
そんな衝撃的な印象を与えた前作の続編としてリリースされた「オメガラビリンスZ」では何が一番パワーアップしているだろうと考えたところ、やはりPS4でも遊べることではないかということで、今回はPS4版をプレイして感じたポイントを紹介したいと思います。先に言っておくと、PS Vita版は前作と変わらずタッチしまくれる楽しさがありますので、そちらを堪能したい方は合わせてどうぞ!
大画面で女の子のあんな姿やこんな姿が…?!
PS4版も発売されると聞いた時に筆者がまず最初に思ったのは、「女の子たちが悶える様を大画面で…!」ということでした。前作でもちょっと…こう…落ち着こうかと思ったものですが、今作はそれに輪をかけておかしいです。この背徳感を覚えながらもついついタッチせずにはいられないこの感じを1年半越しにまた味わうことになるとは…。
前作でも衝撃を味わった「悶絶☆覚醒」に加えて、本作では妖精チチのペットであるベローナが女の子たち(に垂らされたハチミツ)を舐め回す「悶舌★覚醒」などの新要素も用意されています。このアイデアは一体どこから生まれてくるのでしょうか。恐ろしいです。
ちなみに今回の「悶絶☆覚醒」は全て新規シチュエーションですので、前作をプレイされた方もご安心を。さらに今作で新たに登場する茜崎莉央(CV:福原綾香)、瑠璃川うらら(CV:小倉唯)も前作にはいなかったタイプのキャラクターですので、さらに全方位に向けてぬかりない感じです。
莉央は自身の大きな胸にコンプレックスを抱いている女の子。 普段は強気に振る舞っていますが、果たして「悶絶☆覚醒」ではどのような姿が…? |
うららはまさにその可愛らしい外見とは裏腹に、重度のドMという特徴が。 その姿にボイスが加わった時の破壊力はぜひゲーム内でご確認ください。 |
そして今作では、ダンジョンに向かう前とダンジョン内でなぜか温泉に入ることができます。なぜか(強調)。もちろんダンジョン探索における恩恵もあるのですが、これ絶対温泉に入れたかっただけですよね、どうなんですか開発の方!?
でも普通に堪能させていただきました。どうもありがとうございます。
もちろん、今回もアイテム鑑定やゲームの随所で発生する女の子たちの救出など、おバカに振り切れた要素も満載。覚醒も含めて口で言うのは簡単なのですが、実際のところは見てもらうのが一番かなと思います。公式プレイムービーもぜひご確認いただければと。
前作からのフィードバックを得て遊びやすくなったローグライクRPG要素
完全に本筋のようにこれまで書いてきましたが、ジャンルとしてはローグライクRPGに分類される通り、あくまでゲームの核になるのはダンジョン探索です。
前作でも正統派なローグライクRPGのシステムに、パートナーと2人で探索するなどの要素を盛り込んでいて、初心者でも遊びやすい作りになっていましたが、今作ではさらに痒いところ手が届く新要素が盛りだくさんです。
本作ではダンジョン探索で手に入れたり、購買部で購入したアイテムを次回の探索時に持ち込むことができるのですが、所持できるアイテムは全30個と制限があるため、アイテム管理が大変でした。ですが、今回はダンジョン内で拾える「巾着」を用いることで、より効率的にアイテム管理がしやすくなっています。
巾着の基本的な機能は、設定された数だけアイテムを別途収納できるということ。30個をオーバーしそうなときでも、前もって手に入れた巾着にアイテムを入れておけば安心というわけです。
ただ、巾着にも出し入れが可能な「保存の巾着」のほかにも、アイテムがωパワーに変化する「ωの巾着」などがあり、ダンジョン内でどの巾着が手に入るかはもちろんわかりません。また、トラップにはまってアイテムを落としてしまった時などには巾着は破れてしまって中のアイテムが飛び出てしまうことなどもありますので、慎重な取り扱いで役立てていくといいのではないでしょうか。
アイテム周りのフォローはこのほかにも充実していて、ダンジョンで貯めたωパワーを用いることで所持しているアイテムに“ベローナGPS”を付けると、ダンジョンで倒れてアイテムをロストしても、そのアイテムに関してはベローナが持ち帰ってきてくれます。回収したアイテムは再び購買部で購入することになりますが、強化されたアイテムなどを紛失するリスクに比べれば安いものです。
また、ダンジョン内にて購買部が出張出店している場合も。ショップに置かれたアイテムが購入できるだけでなく、いらなくなったアイテムをωパワーと交換できる便利な新要素となりますので、こちらも活用するといいでしょう。
といった具合に細かな部分で遊びやすくする要素を加えてくれるのは嬉しい限りですが、ダンジョン探索中にωパワーをおっぱいに溜めるとバストサイズが大きくなってステータスが上がるほか、一定ターンの間ステータスが2倍になる「発胸モード」が使用可能になるのは今作でも健在。
さらにタイトルにもなっている“Z”にちなんだ、バストサイズがZカップへとなってパワーアップする「Z胸モード」が新たに加わっています。筆者はまだ体験できていないものの、その状態で一度だけ使える「ハイパーω斬り」はまさに究極の必殺技です。ダンジョン探索の中でチャンスがあれば存分に繰り出しましょう!
おバカと正統派の意外な融合は今作でさらに進化!
今作の新たな要素を拾いつつ紹介していきましたが、大きく2つに分けてお伝えした通り、本作はおバカな遊びの要素と、ローグライクRPGとしての細やかな配慮が同居している、とても遊びやすいゲームになっています。今作から新たにプレイされるという方はそのバランスを味わってもらい、前作を遊んだ方はともにパワーアップした2つの魅力を改めて感じ取ってもらえればと思います。
……僕はつるぺたでも良いと思いますよ!