毎年恒例と思いきやそうでもない、「Gamer 夏の6本勝負」が2年ぶりに開催。今年はNintendo Switch作品やアナログゲームでバチバチとやりあいました!
目次
ヨッシー「うちってゲーム系のメディアですけどぉ、皆さんあんまりゲーム上手くないんですねぇ(笑)」
「なんだぁ?テメェ…」
Gamer編集部内を打った青天の霹靂。誰が言ったか、そんな何気ない一言が、“アレ”の開催を告げるゴングとなった……。
そんなわけで、今年も開催されることになったGamer夏休み企画「編集部バトル2017」。別に「ゲームメディアって一日中ゲームができて楽しそう!」という入社前の私のイメージを跡形もなく吹き飛ばしてくれるくらい、業務中はゲームをプレイする機会が全くない我々が、夏休みにかこつけて遊びたいだけとかそんなわけではありません。断じて。
今回扱うタイトルは、PS4「ぷよぷよテトリス」、Nintendo Switch「マリオカート8DX」、Nintendo Switch「スーパーボンバーマンR」、iOS/Android「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」、そしてアナログゲームの「サクラダリセットカードゲーム」と「Fate/Grand Order SUMMON PENCIL SERVANT」の計6タイトルです。
ルールはとっても簡単。1位を取ったやつが2ポイント、2位を取ったやつが1ポイント、それ以外は0ポイント。実力を加味してタイトルによってはシード制とかあるけど、とにかく6タイトルの合計ポイントが一番多かったやつが優勝! 今後の編集部の実権を握ることができるのだ! すごい!
それでは最後に、今年も開催されることになった“下剋上・上等!”の仁義なき編集部バトルに参加するイカれたメンバーを紹介するぜ!
- エントリーNo.1
Gamerの長にして編集部員の生殺与奪を握る最古参・TOKEN!- エントリーNo.2
笑顔の《仮面 -ペルソナ-》に隠れたのは天使か悪魔か。暗き底より出でるばかいぬ!- エントリーNo.3
「動き、理解してますか?(笑)」ヨッシー!- エントリーNo.4
もやし野郎(主にヨッシーとささみ)に生きる価値なしっ! いいからプロテイン飲め!ここのつ!そして、Gamerのマスコット的存在こと、私ささみの5名にて、今年の編集部バトルが行われます!
……なんて華のない絵面なのでしょうか。野郎だけとかテンションだだ下がりますね。ここは嘘でも社内の女子の写真をはめ込んでおくべきでした。何はともあれ、ここからは参加者5人が自ら筆を執り、戦いの模様をお届けします!
「積み上げてきたものの“重さ”が違うんだよ」by TOKEN―「ぷよぷよテトリス」
筆:ささみ
まず最初に行われたのは、PS4用ソフト「ぷよぷよテトリス」。本作は以前行われた同企画からの続投となり、前回を知っている読者からすると「どんだけ“ぷよテト”好きなんだよ」と思うかも知れないが、別にそういうわけじゃない。何を隠そう、本作はTOKENの得意中の得意なタイトル……そう、つまりこれは“仕組まれて”いるというわけだ……!
こうしたところに「大人ってずるい!」と筆者の心の中のまだピュアな部分が義憤に燃えるのだが、実際一昨年対戦してみて「……あ、こりゃ無理だわ」と実力の差を痛感したので、今回は笑顔で記事を書く側に回ることを選択。相手の土俵では戦わない。勝負事で最も重要なことである。
そんなわけで、愚かにもTOKENの領域に足を踏み入れてしまったのは、ばかいぬ・ヨッシー・ここのつの3名。ちなみに筆者同様、一昨年の企画に参加していたばかいぬ氏。TOKENの実力を知った上で喧嘩を挑むというのであれば、さぞリベンジする自信があるのだろうと思い意気込みを聞いてみたところ、「FGOの福袋でジャンヌ来なかったわ」と笑顔で答えてくれたので、たぶん今回もダメなんだと思う。
だけど、もしかしたら―…そんな一縷の望みをかけた初戦の結果はこちら!
実は「ぷよテト」に限っては特別措置として、TOKEN vs そのほかという形になっているんです。3対1なんです。でもこいつらは負けるんです。やっている人にはTOKENがどれほどのハンディキャップを背負っているか分かると思いますが、こうした措置をこうじてもなお、実力の差は歴然なのです。
この一枚の画像で勝負の行方は知れてしまっているわけですが、一応そのほかのメンバーの名誉のために言っておくと、一度だけ善戦しました(練習と称して本番以外に何度も対戦した模様)。その時の勝因は、なんとヨッシーが“2れんさ”を決めたからです。
やっぱり観戦に徹していた筆者の判断は正しかったですね! こんなわけで、注目の1st Battle「ぷよぷよテトリス」はTOKENの圧勝です! それ以外書くことが思いつかないくらいにはみんな気持ちよくボコボコにされてました!
初戦を制して浮かれているTOKENですが、もう得意なタイトルは残っていません! ここからTOKENは狩られる側になるのか、それとも狩る側に立ち続けられるのか! 続くタイトルは「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」です!
プレイしているのに、まさかの……!?「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」
筆:ヨッシー
第2種目はブシロードとCraft Eggがサービスを行うiOS/Android用アプリ「バンドリ! ガールズバンドパーティ!(以下、バンドリ)」。アニメ・コミック・ライブなど、様々なメディアミックス展開を行うガールズバンドプロジェクト「バンドリ!」のリズムゲームだ。
この種目で熱い火花を散らすのは、TOKEN、ばかいぬ、ささみ、ここのつの4名。第一種目の「ぷよテト」とは打って変わり、こちらは全員が経験者とのことで、ハイレベルな戦いを期待したい。
※ヨッシーは雑魚過ぎて戦力外通告を受けたので記事を書く役を担当しております。
早速レギュレーションを紹介していこう。バンドリには協力プレイももちろん存在するのだが、今回はTOKENの端末を使って一人ひとりプレイすることに。手持ちのバンドでステータス差があることが理由だろうが、“協調性”という言葉とは縁のない編集部一行にとっては、これが最良の選択だったのではないだろうか。
さて、先陣をきるのは編集部のドン・TOKEN。誰よりも本作のやり込みを自称しており、プレイを見ていても安心感のあるノーツ捌きを見せる。本人的には納得いかない結果だったようだが、余裕のAランククリア。ひとまずこのスコアが残る3人の基準になるだろう。
続くは、編集部きってのマルチゲーマー・ささみ。「バンドリ」はもちろんのこと、他のリズムゲームタイトルをプレイしている姿もよく見かけるので、かなり期待できそうだったのだが……だが……。
ささみ曰く、「スマートフォンが滑る!」とのことだった。確かに、彼は普段革製のスマホケースを装着し、机にスマホを置いてプレイするスタイルを取っている。他人の端末を用いることによる弊害がこのような形で起こるとは、まさかの展開である。
そんな、ささみを横目にクールにゲームを始めるのはここのつ。しかし、プレイ中に「この黄色いのなんでしたっけ?」と、不穏な会話が聞こえてくる。後に判明したのだが、ここのつは「バンドリ」を過去に少し遊んだことがある程度だったようで、それが又聞きにより経験者ということになっていたようだ。
満を持して登場するのはばかいぬ。公平なる立場上、誰かを贔屓する意図はまったくないのだが、4人中完走できたのが1人ではあまりにもゲーム編集部としての威厳がなさすぎる。ここはなんとしても踏ん張ってもらいたいところなのだが……。
ということで、1位:TOKEN、2位:ささみという結果に。しかしなんというかあまりにも“アレ”な結果になってしまった。今後はリズムゲームに対して編集部一同、真摯に受け止め取り組んでいく必要があるという課題を残し、第二種目が終了。
誰かTOKENの独走を止めてくれ!!
あの一言が言いたくて―「サクラダリセット カードゲーム」
筆:TOKEN
3つ目の種目は、連勝してすっかりご満悦の私、TOKENが持参した「サクラダリセット カードゲーム」です。以前編集部通信でもアピールしたように、「サクラダリセット」私の中では五指に入るぐらいに好きな作品なので、カードゲームが出ていると知って勢い込んで買ってしまいました。ちなみに現在はTVアニメが佳境で面白くなってきているので、そちらもどうぞよろしくおねがいします(宣伝)。
さて、そんな趣味丸出しで持ってきたこのゲームを快く種目に加えてくれた編集部メンバーには感謝の念がつきないのですが、それはまた別の話。最大5人でプレイできるゲームということもあり、私自身もプレイヤーとして参加し、もし1位か2位になった時にはそのポイントは無効になるという、少しスリルのあるルールで進行していきました。
細かいルールを説明するとキリがないので割愛しますが、かいつまんで流れを紹介しましょう。まずプレイヤーは全員、同じ11枚のキャラクターカードの山札を持っています。キャラクターはすべて作中の舞台である咲良田市に住む異能者たちで、それぞれに異なる能力を持っていて、手番ごとに場に出す(このゲームでは「ディスプレイ」といいます)ことでその能力が発動します。
その中に「マクガフィン」と呼ばれるカードがあるのですが、ゲーム開始時にはそのカードは山札の一番下に置きます。最終的にマクガフィンを手に入れて、ディスプレイに配置することができれば勝利です。ただし、ディスプレイするタイミングは10枚目以降でなければならず、10枚目より前に配置した場合には、次の手番になるまで配置されていれば勝利となります。
個人的には登場するキャラクターの能力がかなり個性的なのが「サクラダリセット」の魅力だと思っていて、ゲームにもそれが上手く反映されています。例えば岡絵里というキャラクターは「能力を奪う」という能力を持っていて、このゲームでは他のプレイヤー1人の手札からカードを1枚配置させ、そのカードの効果を「まるで自分が発動したかのように」発動させます。ゲーム内でも効果的に機能しますが、原作を知っている人であれば面白く感じるのではないでしょうか。
さて、前置きはこのあたりにして実際の対戦に目を向けましょう。私も含めて全員が初めてのプレイだったことから序盤は手探りにプレイが進んでいったのですが、ここで浅井ケイ・春埼美空の主人公・ヒロインコンビが持つ「記憶保持とリセット」が猛威を振るいます。
この能力、もう1回手番を行えるというものなのですが、実はもうひとつ“リセット”を行うことも可能です。これはゲーム中に合計3回(ただし、5人でプレイする場合は2回)行えるもので、ほかのプレイヤーはその回数に応じた分だけ自分のディスプレイのカードの一部ないしは全部を山札に戻さなくてはいけません。特に1回目はディスプレイのすべてのカードが対象になるので、例え序盤を優勢に進めていたとしても、一気に逆転することが可能になるということです。
この能力は使える内に使っておくのがベスト、ということで私は場が整い始めたところでリセットを発動。作中のケイばりに「春埼、リセットだ」と言って悦に浸っていたところ、2回目の発動時にささみに真似されました。今思い返すとテンションが高まっていたようですが、こんな感じで遊びを挟んでワイワイ楽しめました。
「カードをめくって~~なら」といった能力が多いので序盤は運が、そして後半は山札の順番を覚えておく記憶力が重要になってきます。慣れていない中でやっているとみな記憶が曖昧になるようで、ところどころでリセット前と同じ選択肢をとる場面も。その駆け引きも含めて面白いです。
我ながら効果的にリセットを使ってリードを広げることに成功し、早々にディスプレイに10枚を配置することに成功、その上でマクガフィンを手札に呼び寄せることができました。終了時点で私に次いでディスプレイの配置枚数が多かったささみを除いてポイントの加算を阻止しつつ、原作ファン冥利に尽きるゲーム運びができました。
一番強いのはこの4人の誰か……ではなく?「スーパーボンバーマンR」
筆:ここのつ
「みんな、ボンバれっ!」
ということでボンバーマンです。Nintendo Switch向けに発売された本作は、シリーズのコンシューマー向けタイトルとしては10年ぶりの完全新作。
実は筆者、一度もプレイしたことがなかったのですが、閉鎖空間で最後の1人になるまでボムを投げつけ合うという基本ルールは把握しているので、編集部の仲間たちが繰り広げたデスゲームの模様をお届けしたいと思います。
大人の事情で1対1にCOM2体を加えたトーナメント制でお送りする本大会は、ばかいぬ対ささみ、TOKEN対ヨッシーで戦いの火蓋が切られました。が、ささみがボムを蹴りまくったり、死んだはずのTOKENが生き返ったりと、考えていたよりずっと自由でテクニカル。初戦は目が追いつかず、いつの間にかみそボン化したばかいぬがボムを投げたらCOMが消えてささみが勝利していました。アメイジング。
そして眠そうな青ボン(CPU)がガンガン勝利をさらっていくお陰で、完全に泥試合になってしまったTOKENとヨッシー。あんまり長かったので、筆者、3セットを越えたあたりから黒ボンの美声で妄想の世界に誘われてしまいました。
結局、7セット目くらいでヨッシーが勝利。ささみといいヨッシーといい、「考えるな、感じろ」的な感覚派が力を発揮するゲームなんですかね? ちなみに、TOKENの敗因は壁からはみ出ちゃうこと…なんだかほっこりしますね。
燃えよドラゴン! 決勝戦はボムを蹴らせれば業界一のささみ対ノーミスの手堅いプレイで攻めるヨッシーのガチバトル。編集部一ボムを上手く扱えるのは果たしてどちらか――と手に汗を握ることもなく、3分ほどでサクッとささみが勝利。感覚派の2人がぶつかりあうと、よりクレイジーな方が勝利するということがわかりました。
持ち主の腕前やいかに?「マリオカート8 デラックス」
もはや知らない人はいないのでは? レースゲームの大御所的作品の最新ナンバリングタイトル「マリオカート8 デラックス」が編集部にやってきました。(正確には「スーパーボンバーマンR」も込みでヨッシーの私物です、ありがとうございます!)
今回も4人で予選を行い、勝者2人が決勝を行うトーナメント方式で、編集部の走り屋ナンバーワンを決めて参ります。予選はバナナカップを舞台に3周×4コースの順位を、TOKEN(キノピオ)対ささみ(しずえさん)、ばかいぬ(ロゼッタ)対ヨッシー(ヨッシー)が競い合いました。
ところで、マリオカートが他のレースゲームと一線を画すポイントは、やはりアイテムの存在が大きいのでしょうか。
相手をスピンさせたり、視界を奪ったりと、あの手この手で邪魔をしてレースを盛り上げてくれますよね。そんなアイテムの数々を、どこで使われても引き寄せる、驚きの吸引力を見せてくれたのがTOKENです。
1レース目、序盤はささみをリードしていたTOKENでしたが、雷は落ちるはこうらは当たるはで、みるみるうちに順位を落としゴール時は5位に……(ちなみにささみは1位です)。2レース目も衰えることのない吸引力を見せましたが、トップを独走するささみとの距離をジワジワと縮め、最後の最後で逆転1位を決めました。この逆転劇は見ごたえがありましたが、ここからTOKENの吸引力が本領発揮。
3レース目でクラッシュに次ぐクラッシュでまさかの4位ゴール(ちなみにささみは1位です)。そして4レース目では、DKジャングルの磁場に抗うも3位という結果に(ちなみにささみは2位です)。しかし総括してみれば2位という結果、やはりデスクはひと味違いますね(ちなみにささみは1位です)!
初戦から取れ高的にはお腹いっぱい……と思っていたのですが、ばかいぬとヨッシーの1レース目でまさかの熾烈なトップ争いが展開。
初戦では特に気にしていなかったのですが、キャラクターのチョイスやマシンのカスタマイズがわりと重要だったことを理解しました。
重さと見た目を重視したというヨッシーのマシンは接触に強いということで、こうらを当ててよろけた相手に果敢にぶつかりに行きます。結果的に自分のタイムも落としているように感じたのですが、素人にはわからない“何か”がそこにはあるんでしょうね。
そんなことをやっているうちに全4レースを終えれば、なんとばかいぬが連続で1位をとっていたではないですか。いつだったか「車は地球に優しいエコカーがいいな」と言っていた(かどうかは定かではない)、ばかいぬにまさかこんな一面があったことに驚きでした。
ささみとばかいぬで迎えた決勝戦。真の実力者同士がぶつかりあう決勝のステージはベルカップに変更。クセのある4つのコースからなるステージということで、ここからはヨッシーの解説もあわせてお届けします。
最初の「ネオクッパシティ」は「カーブが多くドリフトが大事なコース」と、ヨッシーの最初で最後のそれらしいコメント。複雑なコースでもトップしか眼中にないカーブの鬼・ばかいぬは、3周目ラストの華麗なショートカットで1位をさらった。
2レース目は「リボンロード」は「カラフルで楽しいコースです」とヨッシー。23時をまわって眠くなってしまったのかヨッシー。名誉挽回してほしい3レース目「リンリンメトロ」のコース解説は、せっかくなのでコメントを引用させてもらった。
ヨ「地下鉄が走っているので気をつけましょう。オレだったら……そうっすね……安全運転ですよね……」
含みのある感じでスカスカなことをいうヨッシーにもそろそろ慣れてきました。
肝心の決勝戦の行方ですが、2レース目、3レース目ともにばかいぬは安定した走りで上位に食い込み、不調かと思われたささみも4レース目では上位に復帰。結局、総合ではささみ4位、ばかいぬ2位で、編集部の風の称号はばかいぬのものとなりました。おつかれさまです!
ノスタルジックに新しい「FGO サモンペンシルサーヴァント」で決着!
筆:ばかいぬ
最終決戦は懐かしくも新しいアナログゲーム「Fate/Grand Order サモンペンシルサーヴァント」で対決します!
こちらは、現在水着イベント真っ只中のiOS/Android向けアプリ「Fate/Grand Order」を題材とした、プレイヤー対戦型アナログゲーム。小さいころに鉛筆を転がして遊んだ経験がある方は懐かしく感じられるのではないでしょうか。もちろん、筆者もその口です。
とはいえ、この「サモンペンシルサーヴァント」、昔遊んだ“バトエン”ほどシンプルではないのです。むしろ複雑な部類なのですが、代わりに「FGO」のバトルをこれでもかと忠実に再現しています。スキルあり、各種チェインあり、もちろん宝具あり……よく鉛筆にここまで落とし込めたなぁと感心してしまうほど。
しかし、それを初心者同士でプレイするとなると、相当な時間がかかってしまいます。そこで、今回は「FGOフェス」のアニプレックスブースでいただいたトライアル版に入っていた、シンプルゲームルールで戦います。
これはサーヴァント1騎と(鉛筆1本)とメモ帳だけで遊べるルール。先攻・後攻を決めたら交互に鉛筆を転がして、出たコマンドに基づいて相手にダメージを与えていきます。その際、前回の自分のターンにスターが発生していたらクリティカル判定を実施。成功したら与えるダメージ、獲得NP、獲得スターを2倍にして計算します。そうして、相手サーヴァントのHPを0にしたマスターが勝利です。
最後の種目のお約束、優勝した人には5,000兆点プレゼント! だって聖杯は願望機ですから! ついでに2位~5位にも4点~1点をあげちゃう!
1戦目:ささみvsここのつ
このシンプルゲームルール、説明書には「サーヴァントはできるだけ同じコスト(=レアリティ)同士で戦ってください」とあります。が、今回は用意したスターターパック2つに、ブースターパック2つから出たアンデルセン、ドレイク、そしてトライアルで配布されたアルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕を加えた計9騎(6種)の中からランダムで選択することにしました。物語的には英霊召喚、要はガチャです。聖杯戦争はここから始まっているのです。
さて1戦目、ささみが召喚したのはアンデルセン、ここのつが召喚したのはマシュ・キリエライトでした。これはいい戦いになるか……と思いきや、フツーにアンデルセンが押し切って勝利。
スマートフォンアプリでは長期戦に欠かせない存在となったマシュですが、「サモンペンシルサーヴァント」で表現されているのは初期のマシュ。普通のルール、つまりサーヴァント3騎同士で戦う分には、サポートスキルとコスト0で存在感を発揮するのですが、いかんせんサシでサーヴァントと渡り合うには難しいですね……。
2戦目:TOKENvsばかいぬ
2戦目、TOKENが召喚したのはアルトリア・ペンドラゴン。筆者が召喚したのはマシュ。
……無理でしょ!
マシュ大好きなのでうれしいんですが、さすがにバスター一発90だの100だのダメージを叩き出すアルトリアに対して、HP400のマシュは分が悪すぎます。6ターンであっさり負けました。なるべく同じコストのサーヴァントで戦ったほうがいいのは、こういうことがあるからなんですね。
準決勝:TOKEN vsヨッシー
じゃんけんでシード権を獲得したヨッシーがここで登場。ヨッシーはアルトリアを、対するTOKENはクー・フーリン(キャスター)を現界させました。
早い段階で霊基再臨すればクー・フーリンにも勝機が見える――と思いきや、1ターン目でいきなり霊基再臨するヨッシーのアルトリア。ヨッシーよ、社会には渡り歩き方ってもんがあってだな……。
4位・5位決定戦 ばかいぬvsここのつ
筆者とここのつが激突した4位・5位決定戦は、まさかの「マシュ・キリエライト対決」に!
ぺちぺちと子猫のけんかのようにダメージを与えあう2人のマシュ。かわいい。しかし、実はこのシンプルゲームルールにはもう一つ勝利条件があるのです。それは、先にNPを100%以上にしたほうは宝具を放ったとみなされ、勝ちになるというもの。
筆者がバスターコマンドでそれなりのダメージを与えるのに対し、ここのつはアーツコマンドを連発。両者がHP200を切る接戦ながら、先にNPを100%にしたここのつが「ロード・カルデアス」を放って勝利しました。いいんだ、2回ともマシュが来てくれたから……。
決勝戦:ささみvsヨッシー
最終種目の決勝戦は、これまで安定して結果を残してきたささみと、一発逆転を狙うヨッシーの対決に。
「アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕を引きたい!」とわめくささみが召喚したのはアルトリア・ペンドラゴン。そしてヨッシーは、そのアルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕を呼び出しました。
コスト5のアルトリアに対し、アルトリア〔リリィ〕のコストは4。コスト1差ならどうにかなるのでは? という周囲の思惑は外れ、序盤からアルトリアがバスターコマンドを連発。アルトリア〔リリィ〕は早めに霊基再臨をするか、アーツコマンドを重ねたいところでしたが、マスターの思いとは裏腹にバスターコマンドで応戦してしまいます。若い、戦い方が若いよリリィ!
押しも押されぬ王になったアーサーが、若き日の自分に負けるはずもなく――終盤に霊基再臨を果たしたアルトリアがアルトリア〔リリィ〕を一蹴し、見事ささみが5,000兆点をゲットしたのでした。
最終結果!
さて、6種目を終えての順位と勝ち点は下記のとおり。
TOKEN | 7 |
---|---|
ささみ | 5,000,000,000,000,005 |
ばかいぬ | 2 |
ここのつ | 3 |
ヨッシー | 5 |
ということで、どのゲームでも終始安定した成績を残したささみが見事Gamerの頂点に! ささみには、賞品としてGamerの実権が与えられます。
ささみが掌握したGamerの明日はどっちだ! 次回「2018年は絶対サッカーゲームを入れたる(ばかいぬ)」にご期待ください!
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