セガサミーホールディングスは、本日9月28日に開催された取締役会において、主に欧州拠点におけるコンシューマ分野の構造改革の実施を発表した。
これにより、「HYENAS」および、開発中だった未発表タイトルの一部を中止するほか、固定費の削減を行うことを明らかにした。なお本決定に伴い2024年3月期において損失を計上する見込みとなっている。
以下、発表情報をそのまま掲載しています
構造改革実施の背景
当グループはコンシューマ分野を成長領域の一つとして定め、既存IPのグローバルブランド化等を進めることにより、近年急速に収益拡大を実現してまいりました。一方で、コロナ禍における巣ごもり需要からの反動減やインフレ等による経済環境の悪化など、特に欧州地域におけるコンシューマ分野を取り巻く事業環境の変化が急速に進み、収益性が悪化傾向にあります。
この様な環境変化に早急に適応し収益改善を実現すべく、この度、欧州拠点の構造改革の実施を決定し、同拠点におけるタイトルポートフォリオの見直しを行い、一部の開発中タイトルを中止するとともに、固定費の削減を行う事となりました。
実施内容
現時点で決定しております欧州拠点における構造改革は、以下のとおりとなります。
1.開発中タイトルの中止
欧州地域の収益性悪化を受けて、欧州各拠点開発のタイトルポートフォリオの見直しを実施し、「HYENAS」及び未発表の開発中タイトルの一部を中止いたします。
これに伴い、当該タイトルの仕掛品の評価減を実施いたします。
2.固定費の削減
The Creative Assembly Ltd.を中心に、当該地域の複数のグループ会社における各種固定費の削減を実施いたします。
固定費の削減に関連して、一時的に費用が発生する見込みです。
なお、上記以外の欧州拠点の収益性改善施策につきましては、引き続き検討を進めてまいります。その具体的な内容や影響につきましては、決定し次第お知らせいたします。
今後の見通し
コンシューマ分野において上記内容を実施することに伴い、2024年3月期において約143億円の損失を計上する見込みでありますが、現時点で2024年3月期の通期連結業績予想に変更はありません。コンシューマ分野では、第3四半期以降に主力IPを含む複数の新作タイトルを投入するほか、プライズカテゴリーが好調に推移しているアミューズメント機器分野や、映像・玩具分野は堅調に推移しております。また、遊技機事業はパチスロ機を中心に好調が持続しているほか、リゾート事業においても各施設の稼働が堅調に推移しております。2024年3月期の通期連結業績予想については、これらの状況も見極めた上で、必要に応じて修正してまいります。
(参考)当期連結業績予想(2023年4月28日公表分)及び前期連結実績(単位:百万円)
| 連結売上高 | 連結営業利益 | 連結経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 当期連結業績予想 (2024年3月期) |
433,000 | 55,000 | 58,000 | 40,000 |
| 前期連結実績 (2023年3月期) |
389,635 | 46,789 | 49,473 | 45,938 |
※本資料内に記載した業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
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