バンダイナムコエンターテインメントは、大阪のオリックス劇場にて、ゲーム「テイルズ オブ シンフォニア」の20周年を記念するイベント「TALES OF SYMPHONIA FESTIVAL ~20th Anniversary~」を10月21日に開催した。ここでは、その模様をお届けする。
「テイルズ オブ シンフォニア」は2003年8月29日にゲームキューブ(以下、GC)用ソフトとして発売。翌年2004年9月22日にPS2へ移植、2008年6月26日に続編となるWii用ソフト「テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-」、10周年の2013年10月10日にPS3用ソフト「テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック」が発売された。
「テイルズ オブ」シリーズ特有の固有ジャンル名は「君と響きあうRPG」。今年2月16日には「テイルズ オブ シンフォニア リマスター」が発売されたばかりなので、20年前からのファンのみならず最近はじめてプレイした人もいることだろう。
今回のイベントはそんな「テイルズ オブ シンフォニア」の物語や20年の歩みを振り返る内容となっており、ロイドたちパーティメンバーのキャスト&主題歌アーティストのmisonoさんまでもが勢ぞろいの豪華なイベントとなっていた。

出演者(敬称略)
・キャスト
小西克幸(ロイド・アーヴィング役)
水樹奈々(コレット・ブルーネル役)
折笠愛(ジーニアス・セイジ役)
冬馬由美(リフィル・セイジ役)
立木文彦(クラトス・アウリオン役)
岡村明美(藤林しいな役)
小野坂昌也(ゼロス・ワイルダー役)
桑島法子(プレセア・コンバティール役)
大塚明夫(リーガル・ブライアン役)
・アーティスト
misono
キャストの生朗読で振り返る「テイルズ オブ シンフォニア」の物語
開演20分前にジーニアス、リフィル、プレセアによる影ナレがあった。こちらでは来場者特典のイベント朗読台本を、イベント終了まで絶対に読まないでとのジーニアスからの念押しがあり会場は大盛り上がり。
続いて10分前になると、今度はしいな、ゼロス、リーガルによる影ナレが実施。こちらではリーガルがしいなを可愛いと褒めるという、ゼロスいわく20年目にしてはじめて見る「リーガルの口説き文句」が見られた。また、コンサートライトを使用した演出が見られることや、再度来場者特典をまだ見ないでほしいとの告知があった。
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開演時間を迎えると、まずはmisonoさんによるGC版の主題歌となっていた「Starry Heavens」のライブが実施。色とりどりのペンライトが輝く中、曲の終わりでmisonoさんからこの後も楽しんでほしいとのメッセージがあり会場が暗転。
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準備が済んだところでキャスト陣がステージに現れ、続いて「テイルズ オブ シンフォニア」の物語を振り返る朗読劇が披露されていった。大まかな流れとしては、謎のジュエルハンターとしてエクスフィア集めの旅をするロイドやその仲間たちが、世界再生の旅を振り返りつつ再会を目指すといった流れ。
後日談のため終始明るい雰囲気ではあったが、物語を振り返るパートではロイドたちの旅立ちに深く関わるマーブルに関するエピソードや、コーヒーを使ってロイドがコレットの天使疾患を見抜くシーンなど、「テイルズ オブ シンフォニア」を語る上で外せない珠玉の名場面がキャスト陣の生朗読で披露されていった。

また、ゼロスが登場する場面では、「信じてるから」と「信じていいのか?」というふたつの選択肢がスクリーンに表示され会場がざわめきだした。それもそのはず、これは「信じてるから」ならゼロス、「信じていいのか?」ならクラトスが最後まで仲間になるというとても重大な選択だったから。
観客が選んだのはまさかの「信じていいのか?」。ロイドたちとゼロスの悲しい結末が生朗読で披露され会場から悲鳴のような歓声も轟いたが……最後は夢落ちのような形でゼロスも仲間たちと再会。シリアスから一転してコミカルな雰囲気で会場が包まれた。
その後もさまざまなエピソードが描かれていくと、クラトスによってデリス・カーラーンにミトスが遺したある物が明らかになる場面も。ミトス役の高山みなみさんも事前収録の形で参加しており、会場や配信のファンを喜ばせていた。

この朗読の詳細は、ぜひアーカイブ配信や後日発売されるイベントBlu-rayで確かめてほしい。きっと本作のファンならば大いに嬉しい内容となっているはずだ。
本作の主要な声優陣が全員揃うのは今回のイベントが初!
朗読が終了したところでMCを担当する名越涼さんが登場。今回の朗読では全キャラクター分の分岐がしっかり用意されており、カットされた部分も含めて来場者特典として配布された台本に掲載されていることが明かされた。
そしてキャストのみなさんが登場すると、まずは小西さんが音頭をとり「『TALES OF SYMPHONIA FESTIVAL』にようこそ」との掛け声を行い会場との一体感を高めた。
小西さんによると本作の声優陣が全員揃うのは、20周年を迎えたこのイベントがはじめてだったのだとか。また、「テイルズ オブ」シリーズの大型イベントが大阪で開催されるのも初だったそうで、色々な奇跡が重なった結果実現したものだと窺わせた。
本格的なトークパートへ移ると、まずは本作の概要をおさらい。その後、懐かしいGC版のテレビCMを上映した。misonoさんが出演している映像もあり会場は大盛り上がりに。
ここで話題となったのが、CMのナレーションを担当したのが誰なのか。折笠さんは担当していたことを覚えていたそうだが、もうひとりが誰なのかで議論が展開。結局はミトス役の高山さんではないかとの結論となり、続いて小西さんや水樹さん、立木さんがナレーションを担当したPS2版のCMも上映していった。
もちろん当時のアフレコを振り返っていく場面も。小西さんはロイドがオーディションで勝ち取った役であること、当時から年齢の高い男性を演じることが多く、ロイドのような少年を演じることは珍しかったことを明かした。そして、逆にそれが自分がロイド役を担当する決め手だったのではないかと分析していた。
水樹さんはコレット役に決まる前から「テイルズ オブ」シリーズをプレイしていたそうで、本作のオーディションの話を聞いて絶対に受かりたいと思っていたのだとか。実は本作以前の「テイルズ オブ」シリーズのオーディションも受けており、そちらでは縁がなかったところ、本作が決まり大いに喜んだそうだ。
その他にも台本の分厚さがタウンページ並みだったことなど、キャストそれぞれが思い出を話していき、お次は「思い出に残っているシーン」が話題の中心に。ここでは小西さん&水樹さんチョイスのロイドがコレットの天使疾患を見抜いたシーン、冬馬さん&岡村さんによる雷の神殿でのしいなとコリンについての名シーンがピックアップされた。

そして、キャストから観客へ質問を投げかける「シンフォニアファン調査」のコーナー
へ。こちらでは、ペンライトの点灯or消灯でYESかNOを判別することとなった。
まずは小野坂さんから「ゼロスルートを1回目に選んだ人は?」との質問があった。結果は半々くらいで、最初はゼロスルートでも後々クラトスルートを楽しんだ方やその逆の方が多いことも判明。
その後は小西さんから「序盤のパーティは回復役がおらず苦労した人は」、岡村さんから「5回以上本作をクリアした人は」といった質問が次々と飛び出した。岡村さんが観客に尋ねたところ、5回どころか10回以上クリアしている人もいた。
このコーナーがひと段落したところで、名越さんからキャスト陣による名台詞や術技の台詞を聞きたいかとの提案があった。結果は名台詞となり、ここから各キャラクターの名台詞を披露していくことに。
また、名台詞だけで終わりかと思いきや、術技の台詞も届けてくれた。ここでは小西さんがトップバッターとなり、小野坂さん、立木さん、折笠さん、冬馬さん、岡村さん、桑島さん、水樹さん、大塚さんとそれぞれが演じるキャラクターの術技の台詞を披露していった。
misonoさんの圧巻のパフォーマンスで会場も大満足
ここまでの感想をキャスト陣が語っていったところで、いよいよイベントも佳境へと移り、misonoさんのライブコーナーに。
ここでは「ラタトスクの騎士」の主題歌「二人三脚」からはじまり、PS2版主題歌「そして僕にできるコト」、OVA世界統合編主題歌の「ホ・ン・ト・ウ・ソ」と次々に歌唱。また、「二人三脚」の前に「ラタトスクの騎士」におけるロイドとコレットのフラノールイベントなど、キャストによる朗読も挟まれて会場を盛り上げていた。
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「ホ・ン・ト・ウ・ソ」までの歌唱が終わると、再度名越さん、小西さん、水樹さんが登壇してトークパートに。小西さんの「おかえりなさいテイルズへ」との言葉に呼応するように客席から「おかえり!」との声が轟くと、misonoさんは元気に「ただいま!」と反応を返していた。
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そしてmisonoさんは、ここでみなさんに謝罪しないといけないことがあると、自身の事情を吐露していった。なんとこのようなイベントへの出演オファーがあると思わず、今年1月に手術を受けていたというのだ。
今回のイベント時点でもまだ体調が完全ではなかったものの、なんとか当日はキーを下げず曲数を減らさず最後まで歌い切りたかったことから、事前収録などを駆使して出演を実現したとのこと。
そんな事情を感じさせないパワフルなパフォーマンスに会場に集まったファンも大満足だった様子で、小西さんの「misonoさんの歌を聴くと反射的に泣く」との言葉に同意する形で盛大な拍手が溢れていた。
このトークがひと段落したタイミングで、残りのキャスト陣も再びステージに現れ記念撮影を実施。そして大塚さんから順番に、集まったファンへメッセージを述べ、いよいよエンディングの時間。最後はmisonoさんによる楽曲「Tales...」の歌唱で本イベントは幕引きに。
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キャスト降壇後はロイドとクラトスとコレットの掛け合いによるスキットが披露された。その中でクラトスに促される形でロイドとコレット(※小西さんと水樹さん)が再度ステージに現れ、最後の最後まで集まったファンを喜ばせてくれた。
イベント公式サイト
https://tosfes20th.tales-ch.jp/
Tales of SymphoniaTM& (C)Bandai Namco Entertainment Inc. (C)藤島康介
※画面は開発中のものです。
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