アイディアファクトリーの女性向けゲームブランド「オトメイト」は、2025年11月30日にオトメイトドラマティックシアターvol.05「CharadeManiacs -Howling Deception-」をサンシティ越谷市民ホール 大ホールで開催した。ここでは昼・夜公演の模様をレポートする。

オトメイトドラマティックシアターは「オトメイト」作品の朗読イベントシリーズで、長編朗読劇を通してゲーム本編の世界へ再び案内することをコンセプトに展開。第1弾「オランピアソワレ」、第2弾「ビルシャナ戦姫」、第3弾「終遠のヴィルシュ」、第4弾「幻奏喫茶アンシャンテ」に続き、第5弾は2018年に発売してなお根強い人気を集める「CharadeManiacs」がラインナップされた。

本公演はPIA LIVE STREAM、OPENREC.tvで配信チケットを現在発売中。2公演通しチケットには特典映像が含まれるほか、プラットフォームごとの限定特典も提供される。視聴期間は昼・夜公演共に12月14日(日)23時59分まで。購入は2公演通しチケットが12月14日(日)19時、1公演チケットが12月14日(日)21時まで。
また、本公演の来場者と視聴者を対象とした終演後アンケートも実施されている。回答には公演終了後に発表されるキーワードが必要で、回答者の中から抽選で2名にキャスト7名の寄せ書きサイン色紙がプレゼントされる。詳細は公式サイトや公式Xなどで確認してほしい。


出演者
鈴村 健一 さん(萬城 トモセ 役)
浪川 大輔 さん(茅ヶ裂 マモル 役)
古川 慎 さん(陀宰 メイ 役)
関 智一 さん(双巳リョウイチ 役)
松岡 禎丞 さん(凝部 ソウタ 役)
緒方 恵美 さん(射落 ミズキ 役)
井上 悟 さん(ディレクター 役)
声の出演
斉藤 壮馬 さん(明瀬 キョウヤ 役)
前野 智昭 さん(獲端 ケイト 役)
岡本 信彦 さん(廃寺 タクミ 役)
本作の舞台は「異世界配信」と呼ばれる都市伝説が噂になっている近未来の世界。突然、異世界へと連れ去られた高校2年生の主人公・瀬名ヒヨリは同じ状況に置かれた9人と脱出を目指し、何でも願いが叶うという「異世界配信」のドラマを演じることになる。
仲間と協力し、役者<キャスト>として恋愛、サスペンス、ミステリーなど多彩なシチュエーションのドラマを演じていく主人公たち。しかし、この中には「裏切り者」が紛れている。信頼を築いたと思ってもふとしたきっかけで疑心暗鬼になる日々に、主人公たちは徐々に疲弊していく。ついには激しい討論が始まってしまい――。ここから物語は新たな分岐に差し掛かり、“異なる未来”へと向かっていくことになる。

裏切り者を探す最中、仮面の男・ディレクターはこのシチュエーションに最適だという特別なドラマ「人狼サバイバルゲーム」を提案。ポイント付与だけでなく、特定の条件下で勝利すれば、この中に潜む裏切り者に関するヒントも与えるというのだ。キャストにとっては受けない理由がないほど圧倒的に有利な展開を不可解に感じつつも、さまざまな思惑と疑念が交錯する“裏切り者の狼探し”が幕を開ける。
今回のドラマ「人狼サバイバルゲーム」はチーム対抗ということで、「チーム・サン」が明瀬、獲端、主人公、「チーム・ムーン」が陀宰、双巳、射落、「チーム・スター」が萬城、凝部、茅ヶ裂という3チームに分かれ、廃寺は諸事情により観客として参加。ルールとしては、いわゆる人狼ゲームのように「人間」「占い師」「人狼」の役割に分かれて話し合いの後、チームごとに怪しい人物を水鉄砲で撃つサバイバルゲームを行って人狼を排除していく。人間に紛れ、人間を食べ尽くそうとしている人狼を見つけて処断できれば人間サイドが勝利、すべての人間を狩れば人狼サイドが勝利。また、人間が1人も倒されなければ人間サイドの、最後まで生き残れば人狼サイドの「完全勝利」となり、完全勝利した側にのみ裏切り者の情報が与えられることになる。

とはいえ一致団結してヒントを手に入れよう……とはならず、自分だけでも真相にたどり着ければいいと考えている人物もいる。サバイバルゲームのチュートリアルの時点でも、わずかな手掛かりや違和感を見逃さず、密かに探り合いを始めるキャストたち。人間サイドは人狼に見当をつけるべく立ち回り、逆に人狼は厄介な人物を人狼に見せかけて排除しようと狙う。途中の休憩時間ではチーム外の相手と情報を交換したり、周囲には関係を隠しながら協力して物事を運ぼうとしたりするキャストの存在が垣間見える。


複雑な事情や互いの立場のもと、それぞれの目的を果たすために話の流れを誘導したり、はったりをかましたり、気づいた事実をあえて伏せたり……というヒリヒリとした駆け引きに重なる生の朗読は大迫力。会場内や配信を視聴しているオーディエンスのQRコード投票で一部展開が変化するシチュエーションも堪能しながら、昼公演はややコミカルな空気も交えた穏やかな空気で、夜公演はある人物からの思わぬ提案でストーリーが締めくくられる。


アフタートークでは久しぶりにキャラクターを演じられたことや、朗読劇だからこその掛け合いへの喜びなどを口々にコメント。特に「CharadeManiacs」はキャラクター同士の疑いや信頼のやりとりが目まぐるしく展開されるため、声優陣も演じるのが非常に面白かったそうだ。また今回は一部キャストが音声出演となったため、いつか全員参加で生の朗読劇を行いたいという展望も語られる。甘い展開が少なかった点については周囲の圧力を受け、ファンの前に出るイベント参加が初めてという井上さんがフォローする場面もあった。


そして本イベントでは、2018年に発売したPS Vita版からのファンにとっては待望のファンディスク制作決定が発表となった。本始動までは少し時間がかかるそうなので、続報を楽しみに待っていよう。

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