声優の岩澤俊樹さんによる連載コラム「岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!」。第59回は、2026年5月1日~3日に行われた「EVO Japan 2026 presented by レバテック」を参加者の目線からレポートしていただきました。

皆様こんにちは!岩澤俊樹です! またまたお久しぶりになってしまい申し訳ありません。タイトルにもある通り2026年5月1日〜3日、東京ビッグサイトにて開催された「EVO Japan 2026 presented by レバテック」にて実況解説してきました!


去年に引き続き「GUILTY GEAR -STRIVE-」(以下GGST)に加え、なんと「Granblue Fantasy Versus: Rising」(以下GBVSR)も担当させていただきました!
ありがとうございます!(嬉)(去年の様子はこちらから)
今年は2種目!
事の発端は2025年1月、横浜の「大さん橋ホール」にて開催された「GBVS CygamesCup 2025」。GBVSRとGGSTの大会が同時に行われるビッグイベントでした。
ありがたいことにそこで初めて「GGST」の公式大会で実況を担当させて頂くことに。大きな大会での実況は初めてだったので、緊張感もありましたが無事に終えることが出来て一安心。
そんな中、大会運営やCygamesのスタッフの方にご挨拶させていただく機会がありまして。「GBVSRの実況も今度お願いします」的な事を言っていただき、最初は冗談かと思っていたのですが、どうやら冗談ではなかったようで(笑)。
前作「Granblue Fantasy Versus」はこのコラムでも書かせて頂いたことを切っ掛けにかなりプレイしていたのですが(第26回)、「GBVSR」になってからは全くの未経験。
各キャラの性能や対戦の駆け引きなどを勉強したり実際にプレイしたり、約1年かけて何とか実況出来るまでになりました。頑張った自分。そして2026年1月に行われた「GBVS CygamesCup 2026」を皮切りに、3月には「ARC WORLD TOUR 2025-2026 FINALS」の日本語配信、5月には「EVO Japan 2026 presented by レバテック」と2026年は年始から実況漬けの年に。
そんなことがありつつ、2年連続でEVO Japanに出演させて頂くことになり、しかも今回は2タイトル。実況冥利に尽きるというものです。(ありがたや)
早朝から大会が始まる事もあり、近隣のホテルに前日入りさせていただいたのですが、楽しみ過ぎてかなり早めの到着。そのまま東京ビッグサイト付近のお台場散策を満喫しました(笑)。


Day1「GBVSR」
1日目は「GBVSR」の担当でした。会場は早くも熱気に包まれ、格ゲーマーの血が騒ぎます。


「GBVS」の実況解説といえばこの人。「なかお」さん。

今回もよろしくお願いいたします。自分がカバー仕切れないプレイヤーの知識も豊富でいつも頼りにしております! ご一緒するのは3度目ですが、かなり息があってきていると勝手に思っております(笑)。今後ともよろしくお願いいたします!

そして次の配信枠でご一緒した解説の「ゆうちゃそ」さん。その顔の広さから「GBVSR」コミュニティに欠かせない存在です。お話させていただくことはありましたが、お仕事は初めて。初回とは思えないくらいやりやすく、楽しくやらせていただきました! 時間が過ぎるのがあっという間でしたね!今後ともよろしくお願いいたします!
試合内容はどれもハイレベルで見ごたえのあるものばかりでした。その素晴らしい試合を盛り上げるべくわたくし岩澤、精一杯実況させていただきました。
特に「EVO」は様々な種目が開催されることもあり(今回はなんとメインタイトルだけで12種目)、他作品のプレイヤーやいわゆる「観戦勢」の方が沢山見に来るので、初見の方でもわかりやすい実況を心掛けています。試合内容がよりわかりやすく伝わっていたら幸いですが、こればかりは自分では判断が難しいので見ていた方是非感想をお聞かせください!今後の参考にさせていただきます!
そして大会なので仕方ないことなのですが、予選プールで強豪プレイヤー同士がぶつかり合うこともしばしば。勝ち上がることの難しさを改めて目の当たりにしました。2日目のTOP8はなかおさんとゆうちゃそさんの担当なので自分は観客席で見届けることに。大画面で見られるのも大型大会の良いところですね!
このタイトルの特徴として「環境的に強力なキャラクター」は存在するのですが、「上位に勝ち上がってくるキャラがほぼ被っていない」ということが挙げられます。今大会も例に漏れずベスト8にキャラ被り無し!すごいバランスのゲームだ...!
個人的に注目してたのが「ゼタ」界のトッププレイヤー「翔さん」選手。2月のアップデートで強化され注目度が上がっているキャラクターというのもありますが、TOP8まで勝ち上がってきたのを初めて見たのでどの様な戦いを見せてくれるのか期待していました。順調に勝ち上がるも結果は3位。惜しかったー!!(泣)
カッコいいゼタを見せて頂き感謝です!これからの活躍にも期待しております!そして優勝はなんとEVO Japan連覇を成し遂げた「フェリ」使い「傘兎」選手!多くのプレイヤーが複数キャラクターを使う中ずっとフェリ「1本」で戦ってきた傘兎選手。今ノッている若手「カリオストロ」使いの「Zangief Dream」選手を下し、無敗のまま優勝!凄すぎる!
選手の皆様お疲れ様でした!素晴らしい試合を見せて頂きありがとうございました!そして傘兎選手、EVO Japan連覇おめでとうございます!
Day2「GGST」
2日目は自分はGGST部門の担当。予選の模様をGGSTの実況でお馴染み「水上」さんとお届け(写真撮れなくてすみません...)。この時間は自分は解説として出演。間違った知識を言うわけにはいかないので、実況とはまた違った緊張感がありました。
特に今回は、大会の約3週間前にGGSTは大型アップデートを迎えたばかりということもあり、新要素や変更点がてんこ盛りで頭はパンク寸前。当日までひたすら知識を詰め込みました。(よく頑張った自分)
しかし、始まってしまえば意外とスラスラ喋れてしまう不思議。意外と本番に強い...のかもしれません。
そしていよいよTOP8。「EVO Japanで実況する」という夢は去年叶ったのですが、去年叶わなかったもう一つの夢、「EVO JapanのTOP8を実況する」という夢を今年はなんと叶えることが出来ました!!(拍手喝采)
TOP8は特別大きなメインステージで行われる大会の華。いつかはここで実況したいというのが長年の夢でした。実況は岩澤、解説はもちろん神園さん。

遡ること2016年。ギルティギアの生放送の番組を担当させていただいたことが全ての始まりでした(詳細はコラム第1回を読んでね)。
そこから早10年。ついに「ここ(EVO Japan TOP8)」まで来たよ...!(10年前の自分に言ってる)
「2.0」へアップデートし大きくゲーム性が変わり、まもなく発売から5年が経とうとしている今、改めて注目度が上がっている「GGST」。そんな絶好のタイミングでこの大舞台を任せていただいた感謝の気持ちと、緊張感を感じつついざTOP8、「LET'S ROCK!」。
GBVSR同様、なんとGGSTもTOP8でキャラクター被り無し! しかも大きな大会でなかなか結果を残せなかったユニカ、ベッドマン?、ミリアなどが勝ち上がってきていました。普段見られない組み合わせに大会は大盛り上がり。観客、実況解説のボルテージも上がっていきます。
特に印象深かったのが「ベッドマン?」を使い勝ち上がってきた「眉間番長」選手。試合の合間に選手の表情がモニターに映し出されるのですが、友達の部屋で遊んでいるかのような満面の笑みでプレイされていました。
カメラを向けられ、華やかな照明があてられ、大勢の観客が見守るものすごく緊張感のある大舞台にもかかわらず、楽しんで対戦しているその姿に心打たれた人は多かったでしょう。その姿勢、見習いたいものです!
そしてついに決勝戦。「シン=キスク」と「カイ=キスク」親子を巧みに使い分け、一度も負けることなくウィナーズで勝ち上がった「ちゅらら」選手、対するはイノ界のTOP「Daru」選手。今の「GGST」を象徴する2人と言っても過言ではないお2人。決勝で当たるのは意外にも初めて。しかし皆が観たかった組み合わせでもあります。
会場の盛り上がりも最高潮!あらたな「GUILTY GEAR -STRIVE-」の幕開けに相応しい最高のカード。この最高の舞台を更に盛り上げるべく自分も声を出し切って実況しました。
もうここまでくると知識ではなく「気持ち」で実況するのでこの時の記憶はあまり残っていません(笑)。そして激闘を制し見事優勝を勝ち取ったのは「ちゅらら」選手!おめでとうございます!
この模様はYouTubeにアーカイブが残っているので、是非見てみて下さいね!(https://www.youtube.com/live/GvR4N0sjQRQ?t=3061)
過去最多のメイン種目、エントリー者数、来場者数も過去最多を更新、出展ブースも多数あり大盛況のまま幕を閉じた「EVO Japan 2026 presented by レバテック」。国内最大の格闘ゲームイベントにこのような形で参加することができ、幸せな時間を過ごさせて頂きました。
このコラムを含め、配信など地道に続けてきたことが新たな道を切り開く切っ掛けになったことは自分の中で一つの自信になりました。これからもお声がかかるよう頑張っていきますよ!
今回はサイドイベントでは格闘ゲーム以外のタイトルも扱っていたり、「ベイブレード」の大会があったりと「ゲームの総合イベント」の側面も持ち合わせるようになってきました。
この流れには賛否があるかもしれませんが、個人的には賛成です。格闘ゲームがさらに盛り上がっていくためには、「格ゲーマー」以外の人たちに興味を持ってもらうことが必要不可欠ですからね!
そんな来年はさらに盛り上がること間違いなしの「EVO Japan」、皆様また会場でお目にかかりましょう!
ここで大切なお知らせなのですが2017年から約9年、60回以上にわたりお届けしてまいりました【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】ですが次回が最終回になります。最後まで楽しんでいただけたらと思いますので、是非最後までよろしくお願いいたします!
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