マイクロソフトが10月13日に発売するリアルレーシングシュミレーター「フォルツァ モータースポーツ4」。前作から2年、さらなる進化を遂げた最新作の魅力をプレイレポートを交えてお届けする。

目次
  1. 「フォルツァ モータースポーツ4」とは
  2. 本作に収録される車種とコースを紹介!
  3. 圧倒的なクオリティで初心者にも楽しめるレースシーン
  4. マニア垂涎!?新登場のオートビスタモード
  5. Xbox 360を代表するレーシングゲームを体験しよう

「フォルツァ モータースポーツ4」とは

マイクロソフトとTurn10スタジオが贈るリアルレーシングシュミレーター。本作ではライティング エンジンを完全一新し、かつて見たことがない驚愕のグラフィックの進化を実現、また、全編 60fpsの滑らかな動作を体験できる。

さらにKinectが実現する先進の体験、Xbox LIVEによる画期的なソーシャル機能に加え、最新のコンテンツや車種、新たなプレイスタイルを豊富に取り揃えている。

シリーズ最大の車種、コース、チャレンジが収録された、全世界待望の新作だ。

本作に収録される車種とコースを紹介!

「フォルツァ モータースポーツ4」には80社を超えるメーカーから、実に500種類に及ぶ車が収録されている。500もの車種となればバリエーションも多彩で、自分のお気に入りの車を探すだけでも充分に楽しめるほどだ。

また、出走できるコースに関しても、シリーズ初収録となった「インフィニオン・レースウェイ」や米国のスポーツカー耐久レースシリーズ「アメリカン・ル・マン」など、充実の内容となっている。

ここでは、リミテッドエディションのパッケージを飾った「2012 BMW M5」をはじめとした車種とコースを、ほんの一部ではあるが紹介しよう。

2012 BMW M5

BMWのM部門が開発したなかでも最もパワフルなスーパー セダン。「BMW M5ファンパック」 に収録され、「フォルツァ モータースポーツ 4」の購入者なら誰でも、Xbox LIVE マーケットプレースからダウンロードすることができる。

BMW 1MCoupe

Nissan フェアレディ Z432

Nissan 370Z

アルファロメオ・ジュリエッタ

フェラーリ エンツォ

モスラー MT900S

Honda CR-Z

McLaren F1

MINIクラブマン

Subaru Impreza Wrx Sti

インフィニオン・レースウェイ

ホッケンハイム

インディアナポリス・モーター・スピードウェイ

アメリカン・ル・マン

圧倒的なクオリティで初心者にも楽しめるレースシーン

ゲームを始めると、まずはチュートリアル感覚で1レースすぐに楽しむことができる。比較的簡単なコースで操作感覚をつかむことができるが、まず驚いたのはそのグラフィックとサウンド。景観や車の内装はもちろん、コースに反射する太陽の光にいたるまで見事に再現されているのだ。

車のエンジン音は迫力があり、さらに臨場感を高めてくれる。「フォルツァ モータースポーツ」シリーズの最大の魅力を、さっそく体感させてくれた。

このレースが終わるといよいよゲームの本編へ突入する。オフラインモードでのメインは「ワールドツアーモード」となる。これは10あるランクを、下から順にクリアしていくモードだ。ワールドツアーではレースごとにそのコースの特徴や歴史などを細かく解説してくれるので、よりレースへの思い入れが強くなるだろう。

ここで注目したのは難易度調整の幅広さだ。すべてのレースでEASY、MEDIUM、HARD、ADVANCED、EXPERTと5種類の難易度を選ぶことができる。

難易度は自由にカスタマイズすることも可能だ。例えば、基本的な難易度をEXPERTにしつつも、推奨ラインだけは表示されるようにする、といったように、プレイヤーに合った設定でゲームを楽しむことができる。

そしてもう一つ、プレイする上での選択肢の一つとして、ドライバーを雇い自動でレースを展開してくれる機能も備わっている。ドライバーを雇うと、賞金の一部を報酬として支払うことになるが、楽にゲームを進行することができる。また、ドライバーの走りを見てコース取りの参考にしたり、あるいは、普段のプレイではなかなかできないレース中の景観を鑑賞するなど、様々な使い方ができるだろう。

さらに、前作にも搭載されたリワインド機能が本作にも搭載されている。これはペナルティなしでレースを巻き戻しできる便利な機能で、クラッシュしたとき、コースから外れてしまったときに即座に巻き戻して、数秒前からやり直すことが可能だ。

すべてにおいて言えることは、初心者から上級者まで、誰もが楽しめる設計になっているということだ。リアルレーシングシュミレーターという初心者には決して簡単ではないジャンルを、丁寧に導いてくれる。一方で、上級者でもワールドツアーモード序盤の、比較的簡単なレースでも難易度を上げて挑むことができるなど、常に緊張感のあるレースが楽しめるだろう。

チューニングも思いのままに

パーツを買い替え、車の性能を上げると聞くと、知識がなければ難しく感じるかもしれない。しかし、「フォルツァ モータースポーツ4」では、プレイヤーが所持する予算から購入可能なアップグレードパーツを自動で検出し付け替えてくれるのだ。これにより、知識がなくとも車をその時のベストの状態に仕上げることができるぞ。

もちろん、プレイヤーごとのベストのパーツを探し出し、オリジナルの車を作り出すことも可能だ。その他、タイヤ空気圧やギア比、あらい面と、サスペンション設定、ブレーキなどをバーを見ながら細かく設定できるため、上級者でも満足のいく車を作り上げることができるだろう。

また、もはやシリーズを代表する機能ともいえるカスタムペイント機能はもちろん本作にも収録されている。世界で一台だけの車を作ることも楽しみの一つとなるだろう。

マニア垂涎!?新登場のオートビスタモード

「フォルツァ モータースポーツ4」ではレースだけに終わらず、もう一つの楽しみ方がある。それが、ガレージの中に置かれた車をじっくりと眺めることができる「オートビスタモード」だ。車の周りを歩きながらその艶や特徴を心行くまで堪能することができるだろう。

外装を見る以外にも、ドアやボンネットを開け各パーツを調べたり、実際に乗車し内装をチェックしたり、さらにはエンジンをかけることが可能になっている。エンジンやタイヤなどのパーツに注目すると、その特徴も細かく解説してくれた。

「Halo 4」とのまさかのコラボレーションも

オートビスタモードにはまだまだ驚きの要素がある。2012年発売予定となっている「Halo 4」とのコラボレーションも実現しているのだ。今回収録されるのは「Halo 4」に登場予定の戦闘車両「ワートホグ」で、実在しない車ではあるが、これも実際に乗ることが可能だ。

ワートホグはオートビスタモード限定の登場だが、実際に乗車し、一足先に「Halo 4」の世界を味わうことができるぞ。

Xbox 360を代表するレーシングゲームを体験しよう

今回は主に一人でプレイ可能なモードを中心に紹介したが、もちろん本作の魅力はこれだけではない。

Xbox Liveに接続しカークラブを作成することによって、ドライバー、チューナー、ペインターといったメンバーでオリジナルのチームを作成することもできる。また、オンラインでの対戦人数は前作の8人から16人に大幅増加し、これまで体験できなかった興奮のレースが楽しめるぞ。

さらに本作は、Kinectにも対応。バーチャルハンドルで直感的なレース体験を味わうことができるのはもちろん、先述のオートビスタモードでは、車に近づいたり、ドアの開閉をしたりと、まさにその場に車があるかのような操作も楽しめる。

今やレーシングゲームを、そしてXbox 360というハードを代表するシリーズに成長した「フォルツァ モータースポーツ」。いよいよ発売される最新作「フォルツァ モータースポーツ4」も、Xbox 360を所持しているならぜひプレイしてもらいたいタイトルだ。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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