スパイクより2012年2月2日発売予定のPS3/Xbox 360「Dragon Age II」。これまで公開されてきた情報の再編集版第2弾は主人公「ホーク」や仲間などを紹介していく。1月19日より配信された体験版のインプレッションもお届け!
配信開始されている無料体験版インプレッション
2012年1月19日より、PlayStation StoreおよびXbox Liveマーケットプレースにて配信される体験版は、ゲームの冒頭部分がプレイ可能となっている。編集部ではさっそくPS3版の体験版をプレイしてみたのでそのインプレッションをお届けしよう。
序盤の緊迫するストーリーを体験
体験版では、性別とクラス(「戦士」「ローグ」「魔道士」)を選択してゲームを始める。ゲームの世界観紹介ムービーが始まり、ドワーフ「ヴァリック」と探究騎士「カサンドラ」の会話シーンが流れる。意味深な会話の内容からは、どうやらヴァリックが知っている情報をカサンドラが聞き出したいと思われる。本作は「カサンドラ」の追及により「ヴァリック」が主人公との冒険を回想し、それを語るかたちで物語が綴られるのだ。
そして、回想のようにオーガを倒すシーンが始まり、簡単なバトルチュートリアルが表示される。その後、カスタマイズ(体験版ではロックされている)から本編がスタートするようだ。
そして、ダークスポーンに襲われたロザリングの村から逃げ出す主人公とその家族が登場。ここでは基本的な行動や戦闘についてのチュートリアルが随時表示されるので初心者でも安心だ。ただ、インベントリは体験版では使うことはできないので武器などは入手できるが装備はできないので注意。製品版を待とう。
そのまま道なりに進んでいくと、テンプル騎士とその妻と出会う。本作では多数のキャラクターとの会話の中に複数の選択肢が存在し、その返答によって関係性も変わっていくのも楽しみの1つだ。直感的に答えても全然OK。
ダークスポーンの襲撃をやり過ごし、襲いかかるオーガを倒すと、紫のドラゴンが突如現れ、敵を簡単に蹴散らしたあと、人間の姿に変身して話しかけてくる。彼女は荒野の魔女「フレメス」。オーガを倒した主人公に何かを感じたのか、首飾りをある人物に届けるかわりにカークウォールへつながる街の港に届けてやると話す。
その後、途中から合流したテンプル騎士にダークスポーンから受けた「穢れ」が全身に回ってしまい、彼を誰かが殺さなくてはならなくなる。ここでも選択肢によって誰が命を絶つのかが決まるのだ。そして冒頭のヴァリックとカサンドラの会話に戻り、荒野の魔女に港まで届けてもらった主人公は、ついにカークウォールへ到着する…。そしてデモムービーが流れ、体験版はここで終了となる。
アクション性の強くなった本作
駆け足でストーリーを中心にインプレッションをお届けしたが、操作感やアクション性はより強くなり、「自分でキャラクターを動かしている」楽しみが増えた印象だ。通常攻撃を連打しているだけでも気持ちいいが、スキルを混ぜたアクションと操作キャラクターを瞬時に交代できるスピード感のある戦闘が魅力となっている。ターゲットを自動で攻撃するオプションも設定できるので、前作のファンも安心かも。また、クラスによっても攻撃のバリエーションはまったく違うので、ぜひすべてのクラスを試してみては?
難民は、やがて英雄へ。
ホーク
CV:浪川大輔、沢城みゆき
フェレルデンのロザリングの村出身。ブライトによって崩壊寸前のフェレルデンから脱出するため、家族と共に自由連邦の街カークウォールを目指す。性別・クラス・容姿はプレイヤーが自由に設定可能な上、会話の選択肢を通じてプレイヤーが主人公の性格を作り上げていくこともできる。大剣を振り回しながら力で強引に物事を解決しようとする戦士となるか、口先で状況を打破しようとするような性格となるかは、プレイヤー次第だ。なお「ホーク」とは姓であり、名前はプレイヤーが自由に入力できる。
主人公と行動を共にする仲間の一部を紹介
カーヴァー
この卑劣な化け物め!
CV:間宮康弘
主人公の弟。オスタガーの戦いではフェレルデン兵として王国軍と共にダークスポーンと戦った。しかし軍の敗退を受け、なんとか家族と合流し、主人公と共にフェレデンから脱出する。カーヴァーは常に自分の一歩先を行く主人公に対し、弟としての嫉妬を隠せない未熟な青年でもある。主人公の影に埋もれた生活に嫌気がさし、やがて自らの道を歩むようになる。
ベサニー
友達を助けようとしたんでしょ?少しも悪いことじゃないわ。
CV:甲斐田裕子
主人公の妹。主人公達の父はサークルを脱した背教者であり、ベサニーは生まれながらにしてその力を受け継いだ。本来魔力を持った子供はサークルに預けられねばならない規則があるが、両親はベサニーをサークルから匿ったため、ベサニーの魔法はすべて父親譲りだ。物静かで繊細な妹だが、魔道士という自らの置かれた立場に常に苦悩する日々を送っている。
アヴェリン
あなたを殺らせはしない。私が倒れない限りね。
CV:岡村明美
オスタガーの戦いでダークスポーンと戦ったフェレルデン王国軍の士官。王国軍が敗れた後、夫と共にホーク一家と合流し、自由連邦を目指すことになる。幼いころから騎士になるよう育てられ、常に戦いのことだけを考えてきた無骨な女性。男性に対してとてもシャイな一面を持っており、それがホークを悩ます場面も。
ヴァリック
これからどんなトラブルに巻き込まれるか…楽しみでならないぜ。
CV:楠見尚己
カークウォールの街の裏事情に詳しいドワーフ。ヴァリックの一族はかつて地底都市オーズマーの貴族だったが、追放され地表ドワーフとなった。物語を語るのが大好きで、ホークの一代記もまた、彼の視点から語られることとなる。愛用のクロスボウをとても大事にしており、ビアンカと名前までつけるほど。
「Dragon Age II」の世界で拮抗する勢力と争いの火種
本作の世界には、争いの火種となりうる社会情勢や種族問題が存在。教会の独裁に対する不満や抑圧された人々による怒りが複雑に絡まり合い、一触即発の状態のなかで、プレイヤーは幾多の選択を通じ、カークウォールの街の運命を決めることになるのだ。
フェレルデン
第五次ブライトによってダークスポーンの攻撃を受けた国家。前作の舞台となった。本作の主人公ホークとその一家は、オスタガーに近いロザリングの村に住んでいた。
自由連邦
フェレルデンの北にある連合国家。カークウォールやスタークヘイブンといった複数の街(都市国家)から成り、カークウォールが本作の主な舞台となる。ブライトがフェレルデンを襲ったため、カークウォールにはフェレルデン人の難民が溢れていた。難民以外にも、カークウォールに問題の火種は尽きなかった。
抗えぬ身分階級と、徹底した種族間の軋轢
人間
セダス大陸中で最も数の多い種族。国家を編成し、人間同士の争いも絶えない。創造主やアンドラステを信奉する教会を信仰している。
エルフ
その昔エルフは自然と調和し、セダスで自由に生きる平和な種族だったが、人間による侵略を受け、現在は人間の奴隷にされてしまった。
クナリ族
北方の島国パー・ヴォレンを本拠地とする種族。人間よりも一回り大きい体つきをしており、独自の宗教キュンを絶対的に信奉している。
ドワーフ
地下に住むドワーフの社会には厳しい身分階級があり、特に地表に住むドワーフは、奴隷以下であると卑下される。ドワーフが地表に住む理由はさまざまで、地下都市から追放されることもあれば富を築くため自らの意志で地表に出る者もいる。
組織に対する人々の不満
教会
創造主と、その花嫁であるアンドラステを信奉するセダス大陸最大の教派。アンドラステ教会、または単に教会と呼ばれる。頂点に教皇がおり、大陸各地に支部が存在する。魔道士の自治組織であるサークル・オブ・メジャイ、そして魔道士を監視するテンプル騎士団は、共に教会によって設立された。
サークル・オブ・メジャイ
教会が設立した魔道士の自治管理組織。単にサークルとも呼ばれる。この世界には、生まれた子供に魔力が宿っていることがわかると、サークルにその子供を預けねばならない規則が存在する。魔道士の力は危険で、時に悪魔を現実世界に呼び込み、人々を傷つけかねないためだと教会は主張。各地にサークル・タワーと呼ばれる塔を建て、そこに魔道士を収容して管理している。なお、カークウォールの場合は処刑塔がその役目を担っている。
テンプル騎士団
サークルによる管理を逃れようとするものを背教者と呼び、禁じられた魔法ブラッドマジックを使って人に害なすものをブラッドメイジと呼ぶが、そういった異端者を取り締まるため、教会が設立した組織がテンプル騎士団だ。テンプル騎士団は異端者に容赦なく対処するが、しばしばその手法の正当性が問われ、サークルとテンプル騎士団との間で争いは絶えない。サークル同様、騎士団は各地に存在し、各地の騎士団長が各々のテンプル騎士団を統括している。
主人公と共に生きる街・カークウォール
主人公はカークウォールの街に住み、やがて街そのものの運命を託されることになる。ここでは広大なカークウォールの街の要所を紹介する。
カークウォール
カークウォールに近付く船の視界に最初に飛び込んでくるのが、この街の名前の由来でもある「壁」、すなわち絶壁の崖である。この切り立った崖には古代神を模した邪悪な守護者の像が多数設置されている。教会は数年に渡って教義に反するこれらの像を撤去しようと努力しているが、それでもすべてを破壊するのは不可能に近い。
ハイタウン
カークウォールの富裕層が好んで住むエリア。ウェイキング海に接する巨大な岸壁の上に、下界を見下ろすようにして豪華な邸宅が立ち並ぶ。主人公の母親は、かつてハイタウンに邸宅を構える貴族の一員だった。
ロウタウン
かつては採石場だったが、今では労働者らが住む地となっている。中でも特に貧しい人々は、崖の側面に洞穴を掘って暮らしている。冬場は冷たい風が数ヶ月にわたって古い坑道内に吹き込むため、とても過酷な生活を強いられる。
ダークタウン
ロウタウンにすら住めない者は、カークウォールの地下に根を張るダークタウンに追いやられる。街のあちこちから、異臭を放つ窒息性のガスが噴出し、それが毒の霧を形成している。
教会
多くの人々が、創造主、そしてその妻アンドラステを信奉している。カークウォールにも教会があり、大司教が主の教えを人々に伝える役目を担っている。ハイタウンの中でもひときわ高さが目立つその建物は、カークウォールの象徴となっている。
子爵の城砦
カークウォールの街を治めるのがデュマー子爵だ。かつての名残を受け、今でもカークウォールの君主には「子爵」という称号が不えられる。その居城である城砦は、教会に勝るとも劣らない、豪華絢爛な建物である。
処刑塔
かつて採石場だったカークウォールの役割はやがて奴隷貿易の拠点へと変わり、その中心にあったのが、奴隷を収容する処刑塔だ。奴隷が解放されて以来、しばらく処刑塔は無人で放置されていたが、近年再びその門が開かれた。
PS3/Xbox360「Dragon Age: Origins」廉価版も発売中
前作の廉価版について、PS3版は「Dragon Age: Origins PlayStation 3 the Best」、Xbox360版は「Dragon Age: Origins プラチナコレクション」として、それぞれ税込価格3990円で2011年12月1日に発売された。
大規模拡張パックの「Dragon Age: Origins - Awakening」に加え、オンライン配信のコンテンツが全てついたお得な完全版だ。前作「Dragon Age: Origins」の主人公が「Dragon Age II」の世界でどのような種族に生まれ、どのようにしてフェレルデンを救ったと語られ世界に影響を与えるかは、前作のゲーム中のキャラクター作成状況や、プレイに応じて多様に変化する。
誰がフェレルデン王国の君主となり、どのようにしてアーチデーモンが倒されたか、前作でプレイヤーが築き上げた世界を引き継ぐことで、「Dragon Age II」に登場するキャラクターやクエストに変化が生じるぞ。この機会に、ぜひ「Dragon Age: Origins」をプレイしておこう!
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※画面は開発中のものです。
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