BOOST ONは、本日4月29日、東京・秋葉原UDXシアターにおいて、今後発売する3タイトル「ラブ☆トレ」「TENEBRAE」「この部室は帰宅しない部が占拠しました。 ポータブル」の制作発表会「BOOST ON制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!」を開催した。

目次
  1. ラブ☆トレ
  2. TENEBLAE(テネブライ)
  3. この部室は帰宅しない部が占拠しました。 ポータブル
  4. クイズ大会…に見せかけたじゃんけん大会も!

当日は、「ラブ☆トレ」の各タイトルに出演する声優が登壇し、それぞれの演じたキャラクターについてトークを展開したほか、各タイトルのプロデューサーがゲームの内容とその意気ごみを語った。

ラブ☆トレ

真弓貴氏
真弓貴氏

まずは、「ラブ☆トレ」のプロデューサーを務める真弓貴氏が頭にKinectを装着するという奇抜な格好で登壇し、ゲームの内容を紹介した。

Xbox 360 Kinect専用タイトルとして発売される「ラブ☆トレ」は、“健康×ダンス×萌え”をテーマに、カスカベアキラ氏がデザインした12人の美少女たちとダンストレーニングが楽しめる新しいタイプのダンスゲーム。それぞれに4人ずつヒロインが登場する「~Sweet~」「~Mint~」「~Bitter~」の3パッケージが発売され、異なったゲーム内容でプレイできる。

ここでは、会話パート、トレーニング、ステージモードのゲーム映像が初公開に。この映像では動作に合わせた髪、スカート、胸の揺れは入ってないということだが、ゲームでは実装されるということなので、期待してほしいとのことだ。

また、トレーニングのムービーでは、本作のテーマのひとつである“健康”に合わせて、女の子と一緒にトレーニングをしている模様が紹介された。今回の映像では女の子ひとりだったが、実際にはKinectのカメラを使って、自分の姿を画面上に映し込んで一緒にトレーニングができるという。

そして、女の子の動きに合わせたトレーニングをすれば高得点となり、逆にタイミングがずれたり、ポーズがダメだったりすると得点が下がってしまう。この得点は、女の子の好感度の代わりになっているので、いいエンディングを見たい人は頑張って高得点を狙おう。

さらに、EDクリア後に見れるステージモードでは、女の子それぞれに用意されているキャラクターソングに合わせて踊るといった内容になっており、カメラワークも自由にいじれるとのこと。各キャラクターのステージ衣装も個別に設定可能で、いろいろな服装が用意されているぞ。

加えて、同じパッケージに収録される最大4人でのユニット結成が可能だったり、他のパッケージを持っていれば、そこに登場するキャラクターとの組み合わせも可能となっているなど、かなり幅広いステージ視聴が楽しめる。

ここからは、各パッケージに出演する声優が登場し、自身の演じるキャラクターの特徴やすでに終了したというアフレコについて、それぞれ述べていった。

~Sweet~

榊原ゆいさん演じる伊波茉莉花は、姉御肌で俺様ポジションな3年生で、主人公にダンス部部長を押し付けた張本人だ。ダンスがカリスマ的に上手く、巨乳美人とあって人望は厚い役どころであるという。演じる際は、「元気系だけれど、アダルトなイメージ」でと指摘されたということで、ゲーム内のお姉さんキャラクターという立ち位置で、イメージしているよりもう少し大人な感じに仕上がっていると述べていた。

続いては、後藤沙緒里さん演じる一ノ瀬明日菜について。主人公の幼なじみで懐いており、彼のことを慕ってダンス部に入部したという彼女は、運動音痴でドジっ子な女の子だという。しかし、後藤さん曰く、「褒めてもらいたいがために一途で健気な女の子」ということで、愛らしい印象のあるキャラクターとなっている。

そして、田中理恵さん演じる花京院玉緒は、良家のお嬢様で、小さい頃からお稽古事をしており、日本舞踊が得意な女の子。お嬢様という役どころということで、声を高めに作ってやったという田中さんは、アフレコでは苦労したと語っていた。

さらに、本作のすべてのダンスシーンは、歌手としても活動する榊原さんが振り付けとモーションキャプチャーを担当。楽曲12曲のフルバージョンのモーションキャプチャーを1日で収録するという強行スケジュールに、榊原さんは「地獄でした…」と、大変ながらも乗り切った当日の様子を語っていた。

~Mint~

続いて、2作目となる「~Mint~」からは、小鳥遊乙葉役の原紗友里さんとガブリエル・フォックス役の新谷良子さんが登場した。

原さんは、今回演じた乙葉について、たまに奇妙な歌をうたう天然派の女の子であるということで、演じる際には可愛くなるよう意識して演技に臨んだという。また、キャラクターソングでは、“ふんわり歌う”ということに苦戦したようで、音程が取りづらくて苦労したと収録のエピソードを語った。

新谷さん演じるガブリエルは、普段はチアリーダーの格好をしているものの、実はコスプレしているだけであり、決めゼリフは「しおタン(登場キャラクターのひとり・真壁しお)ハァハァ」という、外国人でありながら、相当に気合の入ったオタク少女。

留学生の役どころのため、収録の時には外国人のようなイントネーションで臨んだそうだが、「ギャグになっちゃうから」とNGが出て、カタカナのところだけはそれっぽく演じたそう。そして、一人称の「ガブリエル」については、真弓氏曰く、イメージを変えたくて、いくつかのパターンを試してみたところ、現在のかたちに落ち着いたそう。

また、キャラクターソングについては、チアっぽい元気な歌になっているそうだが、テンポは早くなく、少しゆったり目なテンポに乗せていくのが難しかったそうだが、楽しい歌だったと語っていた。

~Bitter~

今冬発売予定の「~Bitter~」からは五十嵐瑠香役のMAKOさん、十時ゆずか役の佐藤聡美さん、藤咲佐子役の佐藤利奈さんが登場した。

瑠香は、芸能プロダクションに所属し、モデルとして活躍する女の子。人当たりはよく、学園でもアイドル的な扱いを受けているが、主人公に対してだけは、本質である超高飛車な女王様の姿を見せるという。演じたMAKOさんによると、高飛車な態度とは裏腹にメンタルが弱く、突然落ち込むこともあるといい、演じる際にはそこを表現できればと思いつつ、演じたとのことだ。

佐藤聡美さん演じるゆずかは、メガネっ子で天然でドジっ子というたくさんの属性を持っており、ダンスの才能はあるものの、ドジで失敗する残念な女の子で、思わず守ってあげたくなるという。そして、メガネが大好きという共通点があるということで、こういう縁があってよかったと語り、決めゼリフの「NO 眼鏡、NO LIFE」は日常生活で使いたいと楽しげに語っていた。

佐藤利奈さん演じる佐子は、生徒会長でダンス部の廃部を主張する、唯一敵対関係にある女の子。ゲームのキーパーソンにもなる彼女は、彼女なりの理由があって行動しているそうだ。もちろん、ゲームが進むとダンスもするということなのでどういったエピソードが繰り広げられるかに注目だ。

榊原さんによるライブステージも!

12人それぞれに、楽しいものから懐かしい曲調のものまであるるかん氏が作詞・作曲したキャラクターソングが用意されているということで、出演者を代表して榊原ゆいさんが茉莉花のキャラクターソングをダンスとともに披露してくれた。

スクリーンでは、茉莉花がダンスしており、夢の競演となった。

そして、コーナーの最後では、各出演者より「ラブ☆トレ」を楽しみにしているユーザーへのメッセージが寄せられた。

TENEBLAE(テネブライ)

片山卓哉氏
片山卓哉氏

続いては、「TENEBLAE(テネブライ)」について、プロデューサーの片山卓哉氏が紹介した。

本作は、人口30万人を有する人工島の学園都市“ニューアイランドシティ”を舞台にとある大事件に巻き込まれた人々の物語を多視点から描いたサスペンスホラーアドベンチャー。4巻立ての構成となり、それぞれ異なる登場人物の視点で物語を追いかけていく。各巻は独立しており、パラレルワールドの世界となっている。

ここでは、ゲームの大まかな部分は割愛するとして、片山氏より紹介された2つの特徴的なゲームシステムを紹介しよう。

事象変換システム

時限選択肢のギリギリまで待つと、ゲームの途中で入手できる事象変換機を使用することにより、新たな選択肢が出現することがある。ただし、どんな状況でも上手くいくわけではなく、使いどころを間違えるとそのままバッドエンド(プレイヤーの死)に直結するケースがあるため、判断の難しい要素となっている。

精神ポイントシステム

選択肢によって、画面左にSP(精神ポイント)の上昇・下降が表示される。この数値はプレイヤーが見える設定にはなっておらず、一定以下のポイントになると選択肢が出る場面で選択肢が表示されずバッドエンドになることも。逆に、一定以上の精神ポイントを有していると、ちょっとした恋愛イベントなども発生するということなので、考えながらプレイする必要がある。

この部室は帰宅しない部が占拠しました。 ポータブル

佐藤大介氏
佐藤大介氏

続く「この部室は帰宅しない部が占拠しました。 ポータブル」の紹介では、プロデューサーの佐藤大介氏が当日物販コーナーで販売されていたタペストリーを首にぶら下げて登場した。

ここでは、ゲーム内容ではなく、主に本作のコンセプトについて語られた。その中で佐藤氏が強調したのが、ライトノベル原作をダイレクトにゲーム化した点。原作のイメージを損なわず、さらに作品に対していろいろな動きが起こせることを利点に挙げ、ゲームからムーブメントを引き起こしていきたいという考えのようだ。

さらに、5月30日に発売される「この部室は帰宅しない部が占拠しました。」ドラマCDの情報も紹介。CD2枚、120分の大ボリュームで収録されているということなので、ぜひチェックしておこう。

クイズ大会…に見せかけたじゃんけん大会も!

各タイトルの紹介後には、サイン色紙やサイン入りポスターなどがもらえるクイズ大会も実施されたが、結局ほとんどの人が正解したため、じゃんけんで勝負を決めることに。なお、「この部室は帰宅しない部が占拠しました。 ポータブル」の問題のみ、かなりの難問が出題されたが、ここでも正解者が出て、見事賞品を手に入れていた。

最後は、当日の登壇者が集合し、来場者、そして当日生放送にて視聴していたユーザーにメッセージを送り、2時間に渡った制作発表会は幕を閉じた。

イベント後の物販コーナーでは、すぐさま商品を購入する人も。

ラブ☆トレ~Sweet~

BOOST ON

Xbox360パッケージ

  • 発売日:2012年9月27日
  • 12歳以上対象
ラブ☆トレ~Sweet~

ラブ☆トレ~Mint~

BOOST ON

Xbox360パッケージ

  • 発売日:2012年11月29日
  • 15歳以上対象
ラブ☆トレ~Mint~

ラブ☆トレ~Bitter~

BOOST ON

Xbox360パッケージ

  • 発売日:2013年1月31日
  • 12歳以上対象
ラブ☆トレ~Bitter~

トラウマの輻輳 TENEBRAE II

BOOST ON

PSPパッケージ

  • 発売日:発売中止
  • CERO審査予定

Re:妹へ… TENEBRAE III

BOOST ON

PSPパッケージ

  • 発売日:発売中止
  • CERO審査予定

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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