角川ゲームスは、本日5月6日、東京・ベルサール秋葉原にて開催された「ジャイアニズムフェス 2012 Spring」において、「ロリポップチェーンソー 全国キャラバン スペシャルステージ in AKIBA」を実施した。
本イベントは、グラスホッパー・マニファクチュアが開発し、角川ゲームスより6月14日に発売予定のPS3/Xbox 360用ソフト「LOLLIPOP CHAINSAW(ロリポップチェーンソー)」について、グラスホッパー・マニファクチュア CEOで、同作のクリエイティブディレクターを務める須田剛一氏らが本作の魅力を紹介した。
本作にもボス役として出演する渡辺明乃さんの司会のもと、まず最初に紹介されたのは、本作のイメージガールを務めることとなった川本まゆさん。
今回が初お披露目となった川本さんは、本作の主人公であるジュリエットのチア衣装に身を包み、チェーンソーを持って登場。川本さんは極真空手の黒帯を持っており、なんと世界大会の優勝経験もあるという。さらに、アメリカの出身ということで、アメリカのハイスクールを舞台とした本作にピッタリの経歴の持ち主だ。
ここで、須田氏を相手に空手の演武を披露することに。そのあまりの迫力に須田氏も腰が引けてしまうほどにカッコよく決まり、会場からは拍手が湧いていた。
続いては、先日公開されたムービーを交えつつ、本作のゲーム内容として、多彩なアクション要素と個性的なキャラクターが織り成すユーモアたっぷりのストーリーを紹介。
川本さんは、ボンボンがチェーンソーに変化したり、バリエーション豊かな攻撃パターンに触れつつ、キラキラしててかわいいと女性でも抵抗なくゲームに入れる点をアピール。また、彼氏のニックについて、首だけになりながら、時には武器としてジュリエットを助ける姿に、須田氏から「川本さんもいつかそんな彼氏を見つけてください」となぜかお父さんのような一言も。
そして、業界初となるD(17歳以上推奨、通常版)とZ(18歳以上のみ対象、PREMIUM EDITION)、2種類のCEROレーティングのバージョンでの発売にも触れ、須田氏は、通常版について、血の描写が苦手な人にとってはプレイしやすい表現になっていると述べていた。
ここからは、試遊会が開催されていたことに合わせ、今回は実機でのデモプレイを披露することに。ここでは、今まであまり紹介されていなかった「Stage 3:オバノン牧場」をプレイ。ニックを操作するリズムアクションゲームなど豊富なギミックや、フライングゾンビといったユニークな敵が登場する様子が楽しめた。
プレイ後は、今後各都市で開催される全国体験キャラバンの情報も紹介。川本さん、須田さんも登場予定ということなので、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
さらに、先日コラボレーションが発表された「これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド」から、プロデューサーを務める角川書店 蜂屋誠一氏と、ハルナの着る魔装少女の衣装に身を包んだ上倉万実さんがサプライズゲストとして登場した。
ここでは、コラボレーションを発表した完成披露パーティーの感想やコラボレーションの経緯などについて語られたが、その中で須田氏は角川グループと角川書店という、角川グループ両者の垣根を超えた奇跡のコラボレーションであると今回の意義を述べていた。
そして、当日配布されていたチラシに、「天地明察」などで知られる作家の冲方丁氏からの推薦コメントが掲載されたことにも言及。過去、「シェンムー」などでシナリオを担当した経験もあり、さらにゾンビ好きでもあるという冲方氏は、ゲームにのめり込んでプレイし、大ボリュームの熱いメッセージを寄せてくれたとのことだ。
PREMIUM EDITIONに日本語のほか、英語音声も収録されることもアピールするなど、最後まで本作の魅力をたっぷりと語り尽くして、本イベントは幕を閉じた。