バンダイナムコゲームスは、6月23日、東京・池袋のヤマダ電機LABI池袋モバイルドリーム館にて、「ドットハック セカイの向こうに+Versus Hybrid Pack」発売前先行体験会&スペシャルトークショーを開催した。

柳川市の協力を得て完成した映画「ドットハック セカイの向こうに」
松山洋氏
松山洋氏

トークショーでは、サイバーコネクトツーの代表取締役社長にして、映画「ドットハック セカイの向こうに」の監督を務めた松山洋氏が、映画とゲームがひとつのパッケージに詰まったハイブリッドディスクとして発売される本商品の内容を紹介した。

2002年6月20日の「.hack//感染拡大 Vol.1」の発売以来、今年で10年を迎えた「.hack」シリーズ。ゲームを中心としたプロジェクトでありつつも、アニメ、コミック、小説、ラジオなど、新しいことに挑戦し続けてきたプロジェクトであると松山氏は語る。

プロジェクトとしては、2002年からの“1stシーズン”、2006年からの“2ndシーズン”、そして2010年から現在までの“3rdシーン”と続けて展開しており、今回の映画「ドットハック セカイの向こうに」ならびにPS3用ゲーム「.hack//Versus」は、4年前から制作してきたものだと述べた。

二塚万佳氏
二塚万佳氏

早速、映画「ドットハック セカイの向こうに」の内容について紹介しようとしたところ、開発を行った東京スタジオのチームリーダーを務める、ディレクターの二塚万佳氏が会場にいるということで、松山氏が社長命令(?)で急遽呼び出して映画について紹介することとなった。

二塚氏は、「.hack// G.U. TRILOGY」から「.hack」関連の映像演出を行なってきており、国内外のスタッフが参加した今回の映画制作の取りまとめを行ったという。今回のように松山氏からのムチャぶりは制作中もあったそうだが、立体視表現の部分が結果的に改善されるなど、的確な意見をもらう場面も多かったことを明かしていた。

また、映画の舞台である福岡県柳川市は脚本の伊藤和典氏とのロケハンで決めたそうだが、主人公「そら」たちが通う中学校のモデルとして実在の中学校を取材させてもらえたり、メインキャラクターへの特別住民票を授与するなど、柳川市側が制作に協力してくれたことも語っていた。

「.hack//Versus」はシンプルな操作で楽しめる対戦アクションゲームに

続いて、PS3用ゲーム「.hack//Versus」に関する話題へ。本作は対戦アクションゲームとして開発されているが、これについて松山氏は、10年分の集大成として歴代の人気キャラクターが一堂に会して遊べるようにするため、RPGで組むよりもキャラクターを表現するためにプレイアブルで遊べるようにすることが一番理にかなっていると発言。

そのため、サイバーコネクトツーが得意としているアクションゲームで、かつなるべくマニアックにならないゲームづくりを心がけてきたのだという。

中舎健永氏
中舎健永氏

ここで、「アイドルマスター」のライブ(同日に横浜アリーナで開催)に参加するためにはるばる東京まで来たという、ディレクターの中舎健永氏も松山氏に呼び出されて登場。実際にプレイをしながら、本作のゲーム内容を紹介した。

ゲームは、ストーリーモードを進めていくと、徐々にほかのキャラクターが使えるようになっていくという。なお、ストーリーモードは普通にプレイしても10時間以上かかるボリュームになっているとのこと。ストーリーは、CC社が開発中の「VERSUS:The World」のモニターにプレイヤーが当選するところから始まる。

本作はワンボタンワンアクションで遊べるゲームになっており、また、そらは戦闘中に成長、司は遠距離から繰り出す強力な呪紋を持っているといった、各キャラクターごとに作品内の設定に合わせた特徴が用意されている。

そして、試合後にはプレイヤーのプレイに合わせ、プログラムで組み込まれた「バルーン」と呼ばれるユーザーコメントが表示される。なお、リプレイ動画も視聴可能となっているが、その際にはリアルタイムにバルーンが表示され、自分のプレイの状況がどのような評価を得ているのかがをチェックできる。

また、本作では未来で流行っている架空のSNSとして「YOMOYAMA RECORDS」が用意されており、この世界の人たちがどのようなコメントを残しているかが確認できる。

そのほか、立体視対応で奥行きが表現されていることや、10種類以上の壁紙が用意されていることなども紹介された。

続いて、通常版と限定版「THE WORLDエディション」の商品内容を紹介。特に「THE WORLDエディション」は、設定資料やイラスト、絵コンテなど盛りだくさんの内容となっていた。

その後、来場者から初心者と上級者、それぞれにオススメのキャラクターを紹介してほしいとの質問が寄せられたが、松山氏は初心者には最初に開発した、標準的なキャラクターである「ハセヲ」、上級者には通常時とAIDA覚醒時のパワーバランスのピーキーさが魅力の「オーヴァン」を、中舎氏は初心者には攻撃のバリエーションが多く判定も強い「カイト」、上級者には遠距離から攻撃を繰り出せ続ければ勝てるという「司」をそれぞれ薦めていた。

最後に、松山氏からファンへのメッセージをもってトークショーは幕を閉じた。

松山氏:今週6月20日でちょうど10周年を迎え、来週、いよいよ「ドットハック セカイの向こうに+Versus Hybrid Pack」が発売されるということで、バンダイナムコゲームスさんがまるで計算していたかのような、すごくいいタイミングでの発売になったと思っています。

10年このようなオリジナルプロジェクトを進められたのも、ファンの方々の支えがあったからこそだと思っています。3rdシーズンはここで一区切りとなりますが、みなさんの応援が続く限り、みなさんに望まれるものを作り上げていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。

トークショー終了後は、早速「.hack//Versus」の試遊をする人が見受けられたほか、店内で予約注文した人を対象に、松山氏ら3人のサイン入りポスターをプレゼントしていた。

(C)2012 .hack Conglomerate
(C)2012 NBGI

※画面は開発中のものです。

この記事のゲーム情報

機種
PS3
プラットフォーム
パッケージ
会社
バンダイナムコゲームスサイバーコネクトツー
シリーズ
.hack
ジャンル
アクション
クリエイター
松山洋
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