オンラインゲーム運営大手のNHN Japanが、コンシューマゲーム参入第1弾としてリリースを予定しているPS Vita用オンラインアクションRPG「ピコットナイト」。本作をいち早く体験する機会を得たので、ゲーム紹介とともにプレイの感想をお伝えしよう。
NHN Japanのコンシューマ向け第1弾はピコッとカワイイ!「ピコットナイト」
7月下旬、NHN Japan本社にて行われた新作タイトル体験会。まずはじめに本作のプロデューサー・薬師寺健治氏より、本作のタイトルが「ピコットナイト」であることや、本作の制作に至った経緯などが発表された。
それによると、本作は同じくオンラインゲーム運営、そして近年はコンシューマタイトルの制作を手がけるガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)からの開発提案を受け、NHN Japanが快諾したのがスタートとのことだ。
続いて、ガンホー側のプロデューサー・土橋将人氏から、本作の開発はガンホーの子会社でもあるゲームアーツが担当し、これによりNHN Japan、ガンホー、そしてゲームアーツの3社共同の新しいプロジェクトであることが語られた。
読者の中には、この関係に違和感を覚える人も少なからずいるのではないだろうか。なぜ、これまでタイトルの開発からパブリッシングまでを行うガンホーが、今回も同様の手段を取らないのか。
その理由は、開発ディレクターの鈴木健氏のゲーム概要説明により明らかにされる。なんと本作は、PS Vita向けのプレイ料金無料(アイテム課金制)ダウンロード専用タイトルだったのだ。つまり、開発をガンホー側が担当し、NHN Japan側ではオンラインゲーム運営のノウハウを生かし、パブリッシュ後のタイトル運営を担当するということだ。
また、鈴木氏からは本作の概要についても説明が行われたので、以下にその内容をまとめよう。
「ピコットナイト」とは……
「ピコットナイト」は、簡単操作で手軽に遊べるオンラインアクションRPG(横スクロールアクション)。プレイヤーの分身となるキャラクター「ココロイド」を操作し、最大4人のパーティーを組んで数々のミッションをクリアしていくことになる。
ミッションの最後には巨大なボスが待ち受けていることもあり、キャラクターを育て、スキルを駆使し、仲間と協力して魔王の軍勢に立ち向かおう!
その他、オンラインの友達と一緒に遊ぶことができるだけではなく自分の「ココロイド」を貸し借りすることで、ログアウト中の友達ともオンライン感覚で遊べるのが特徴だ。
ストーリー
ダウンロードしたゲーム「ピコットナイト」をプレイしたらなぜかフシギな生命体【ココロイド】のくらす世界、【ピコ星】と通信できてしまう。
そこであなたは、ピコ星の見習いナイト【ピコスケ】からピコ星を救うのを助けてほしいと頼まれる。
魔王の軍勢に襲われているピコ星の惨状を目の当たりにしてなんかグッと心にくるものがあったあなたは、ゲームを通じて【ココロイド】に意識を送り込み、チカラを合わせて魔王の軍勢をやっつけることにしたのだ。
「ピコットナイト」概要
タイトル名
ピコットナイト
ジャンル
オンラインアクションRPG
プレイ人数
1~4人
キャッチ
王国騎士団 ピコっと募集中!
プラットフォーム
PS Vita(ダウンロード専用タイトル)
配信日
2012年秋配信予定
運営・開発
NHN Japan 株式会社
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(team Gajet Development Team of GAME ARTS)
ビジネスモデル
基本プレイ料金無料
公式サイト(PC)
「ピコットナイト」をピコっと体験してみよう!
ここからは、実際に開発中の「ピコットナイト」をプレイした感想をお伝えしよう。先にも書いた通り、本作はオンラインアクションRPG。横スクロールのベルトアクションで、次々と出現する敵キャラを倒してミッションのクリアを目指すことになる。
プレイヤーは、はじめにタッチ操作にも対応した使いやすいUIにより、キャラクターをカスタマイズ。ここではキャラクターに使用させる8種類の武器の変更や、ショップでの新たな装備の購入、そしてプレイヤーの分身となるココロイドの変更などが自由に行えるようだ。武器にはブレード、アックス、スピア、ボウガン、クロー、ハンマー、チャクラム、ロッドが登場し、武器によってアクションやリーチが異なるため、多彩なスタイルでのプレイが可能となっているぞ。
ユーザーが選べるココロイドは基本的にはオンラインゲームにおけるアバターのようなもので、性能差はまったくない。どれを選んでも、外見が変更されるだけなので、ココロイドに関しては違い気にせず、趣味全開で選ぼう。ただし、どれも非常に個性的かつ可愛らしいので、どのココロイドを選ぶかだけでも楽しめるのは嬉しいところ。
この他にも、めっちゃキュートなわんこやにゃんこココロイドや、お姫様などのココロイドも登場するので、プレイする際にはぜひ選択してみよう。
こうして出撃準備が完了すると、いよいよミッションに出撃!出撃前にはどのステージに挑戦するかを選び、さらに自分以外の3人の参加者を選択。選択方法にはレベルでのマッチングや完全ランダム、そしてフレンドの招待などがあるが、今回は体験会なので、事前に登録されているフレンドを招待する形で、参加各メディアでのプレイがスタート。
プレイしてみた感想はというと、まず最初に感じるのは爽快感。武器の当たり判定が大きめに設定されているため、一度の攻撃で複数の敵をなぎ倒して進むことができたり、キャラクターの移動がプレイしていてちょうど気持ちいい速さに設定されていたりと、非常にテンポよく進むという印象だ。
また、同じミッションでも装備する武器を変えるだけで状況が一変し、難易度や立ち回り方が変わってくるため、ステージごとに武器を変更するなどの戦略性もあった。
実際のところ、体験プレイは30分程度だったのが、その中でも操作方法はすぐに覚えられたし、プレイするのに特に問題がなかったという辺りは、さすが簡単操作を意識して開発されていると感じられた。
今回プレイした内容は、すべて無料で遊べるゲーム内容に含まれている。ではアイテム課金部分はというと、詳しくはまだ明かされていないが、どうやらより強力な装備の購入やアイテムの強化などの面で必要になってくるようだ。とはいえ序盤は課金ナシでも十分に遊べる内容だったので、まずは正式サービスが開始されたらゲームをダウンロードしてプレイしてみるのがいいだろう。無料でこれだけ遊べれば、個人的には大満足だ。
最後は参加者対抗タイムアタック!!
さて、体験プレイを終えると、NHN Japanさんから特別イベント「メディア対抗タイムアタックを開催します!」との発表が。本作には正式なタイムアタックモードがあるわけではないのだが序盤ステージを使用して行うということだ。
このタイムアタックなのだが……回数を重ねていくと、なんと「ハンマー最強説」が浮上するのだ!ハンマーは攻撃の出は遅いのだが、複数の敵を巻き込んでノックバックさせ、さらに追撃が行えるという代物。これにより、脅威の破壊力を発揮して、その場の参会者の間に「ハンマーやべぇ」という雰囲気が流れ、会場は大盛り上がり。次々に武器をハンマーに代え、高タイムを連発するのだった。
こうしてその場で攻略方法が見つかった参加者は、一気に横並びの戦いになり、結局第8ラウンドまで続けても決着はつかず、一番簡単な1stステージを使用してのVゴール方式に!
もちろん、Gamer編集部もここまでハンマーを使いつつ、中距離攻撃が得意なスピアや隙のないブレードなどを駆使して勝利を目指すが……結果はラストの勝負で最速クリアに数秒足りず、あえなく撃沈。秘密の豪華賞品は、残念ながら手にすることはできなかった。
ただ、武器選び1つでこれだけゲーム性が変わり、その場が盛り上がるゲームだということは、このタイムアタックで証明されたので、課金アイテムを購入するかどうかは別にして、まずは遊んでみても損のないゲームだと感じた。
ゲームに関する詳細は、今後どんどん明らかにされていくので、ぜひ続報に期待してほしい。
Published by NHN Japan Corp.
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※画面は開発中のものです。
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